“小池1強”が鮮明。
一方、
豊洲市場(江東区)移転問題や
2020年東京五輪・パラリンピック準備など課題が多い
副知事の外部登用や「都民」の国政進出も取り沙汰される中、
キャッチフレーズの「東京大改革」の具現化をめざす2年目となる。
■党との距離感は…
「やりがいのある365日でした」
6から55に議席を伸ばした
「都民」幹部には
「都政を車の両輪として進めるよう私どもも努力していく」
都民・公明党などの知事与党は計79議席を獲得し、
対立する自民党は第3会派に転落。
「自民が『都民』を追い込む手が見当たらない」
と議会関係者が指摘するなど、
この日の面談は議会での盤石ぶりを裏付けた。
一方、
7月の都議選前に就任した党代表を選挙後に退任。
党の意思決定過程に関わらないことも明言した。
しかし、
代表を知事特別秘書の野田数氏に交代し、
党公約もほぼ小池氏の施策と重なるため、
自民を中心に
「知事のイエスマンに行政のチェックはできない」
との声が上がる。
都議会、党との距離次第では今後、
二元代表制に対する小池氏の姿勢が改めて問われることも想定される。
また、
小池氏と近しい若狭勝衆院議員らが新たな政治グループ結集を模索。
事実上「都民」の国政進出になると目され、小池氏の関わりの有無も注目される。
■両立案で混乱
小池氏が打ち出した豊洲移転・築地市場(中央区)再開発の基本方針は不確定要素が多い。
小池氏は市場機能を豊洲に移転、
築地跡地は五輪の輸送基地とし、
五輪後は
「食のテーマパーク」
として再開発する方針だ。
とはいえ築地再開発の全容は不明で、
小池氏が
「築地に戻ることを希望する業者を支援する」
と述べたため混乱。
移転賛成・反対派双方の反発をどう治めるのか。
豊洲市場の観光拠点
「千客万来施設」
の事業者も築地再開発で採算が取れない可能性があるとし、
撤退を検討する。
両立案の作り込みは大きな課題だ。
■輸送が最大の問題
会場見直しなど
「五輪とカネ」
の問題にメスを入れてきた小池氏。
大会期間中の輸送は「五輪最大の懸案」(都幹部)とされる。
都は輸送計画策定を進めるが、
築地跡地に整備予定の環状2号線は計画変更のため、
輸送能力の低下は必至といえる。
このため、
IT活用で自宅で仕事をする
「テレワーク」
や時間差通勤を促す「時差ビズ」の定着で首都の混雑緩和を目指すが、
効果は不透明のままだ。
対照的に今秋以降には副知事の外部登用も視野に入れているとみられ、
足場固めは一気に加速していきそうだ。
小池さん
一言で言うと
まだ何もやっていない。
何かやってから評価するのがよくて
まだ評価はしないけど
見守ろう
ということ。
希望は与えた
その希望って
そんなに人を動かすものかって
疑問があったけど
先日の都議会選挙で
引退したと言いながら
後継候補の隣に張り付いて
選挙応援していた
かつての「ドン」
を見ると
小池さんの希望が受けたのは
それまでの自民党の都議会が
あまりにも希望がなかった
ということかと思った。
若いお姉さんの隣にドンがいたら
誰も世代交代が起こるとは思はないし
それ以上に
その感覚がわからない
都議会自民党の雰囲気は
かなりやばい。
でも
小池さんが
具体的な実績をあげられなかった時も
かなりやばい。
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