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2017年08月21日

バージニア衝突後のオバマのツイートがいいね史上最高記録更新。一方トランプは

ギズモード より 

バージニア衝突後のオバマのツイートがいいね史上最高記録更新。一方トランプは…

いいね400万回突破。 全米が悲しみに暮れる中、 オバマ前大統領のこのツイートが一条の光を照らしています。 バージニア大に松明を掲げて ネオナチ、KKK、オルタナ右翼の白人至上主義者が金曜夜集結し、 それを阻もうとする学生や市民と シャーロッツ市街で土曜対立した件では、 ネオナチの車が抗議の市民に突っ込んで 弁護士助手の女性(32)が死亡、 35人が重軽傷を負い、 警備に向かった州兵ヘリが墜落し 警官2人が死亡する惨事となりました。 「ネオナチの車が突っ込んだ」 とニュースが流れたとき、 加害者の高校時代の歴史の先生は 真っ先に「あの子だ」と 思ったのだといいます。 ジェイムズ・フィールド容疑者(20)は 頭のいい子ではあったのですが、 ナチスに心酔する論文を書いてきたので 一度注意したことがあったらしく、 「正しい道を示す機会がありながら、 導いてやれなかった」 とテレビで話していました。 同容疑者は生まれる前に、 酔っ払い運転の車に轢かれて父親を亡くしており、 父方の祖父母も拳銃で無理心中を図って 他界している薄幸な家系です。 軍でも精神的に不安定なため すぐ除隊させられていました。 車いすの母親は 最初マスコミに事件のことを聞いても、 「政治信条のことはよくわからないけど、 あの子は白人至上主義ではないわ、 黒人の友だちもいるし… 今日はトランプの集会に行ってるんでしょ?」 という、 まったくのみこめていない反応でした。 同容疑者は11歳のとき母親にナイフを突きつけて 一度補導されてもいます。 もともと不安定なところに、 あの集会は危険すぎますよね…。 今回の対立の白人至上主義者に 密着したVice取材班の映像(以下)を見ると、 これはアカンというのがよくわかります。 白人至上主義者のバンに飛び乗っての総力密着で、 ヘイトという魔物の 息づかいまでが伝わってきますよ…。 この信じられないような光景に みんな暗澹たる思いに沈む中、 オバマ前大統領は ネルソン・マンデラの自伝 『自由への長い道』 から次の一節を引用し、 こう連続ツイートしました。 人は生まれつき肌の色、 生まれ、 宗教で人を嫌うのではない… 憎しみは教わるもの。 憎しみを学べる人には、 愛を教えることもできる… なぜなら愛は、 その逆の気持ちより、 人の心に自然に湧くものだから。 ──ネルソン・マンデラいろんな肌の色の子が 窓で肩を寄せ合っている写真も添えられていて、 なんだか癒されます。 このツイートは 土曜午後5時の投稿からわずか5時間で いいね数の歴代最高記録を更新し、 今もものすごい勢いで拡散中です。 一方その頃、 ドナルド・トランプ現大統領は 何をしていたのかといいますと、 電車トランプ号が CNN記者に突っ込む画像をRTし、 削除していたことが後でわかりました (訂正: 配信されたのは3日後で、 ハックされたとホワイトハウスは説明しています)。 MSNBCのKyle Griffinプロデューサーが公開した、 削除前のスクショが拡散中です。
正しくて安全なことは 一番大切なことなのだが いつもそればっかりでは 飽きる。 飽きるというと聞こえが悪いが そこまでの成り立ちやプロセスを 考えずに 先人が築いた正しくて安全なことを ただ当たり前に享受するようになるのも 良いことではない。 その意味では オバマやヒラリーに「飽きて」 または ただオバマやヒラリーの正しさを 当たり前に享受することを 一旦止めてみて 違う価値観を一時的に 経験して見るのも 多様な発展にの上では 創造的なことだ。 その意味で トランプはアメリカ社会にとって 効果的な スパイスにだったのだと思う。 つまり トランプの考えの中身に価値があるのではなくて トランプの考えが今までと違うことに価値があった。 だから、トランプに投票した人でさえ トランプが実際に政治的な行動や決定をすると 批判するし反対するし不支持に回る。 それを正確に理解できずに 公約を素直に実行しようとする トランプは不幸だ。 公約は実行できてもできなくても 批判され罵倒される。 支持率が30パーセント代に低迷してると言われるが そういう選ばれたプロセスを考えると むしろ30パーセント代がデフォルトだと思える。 それより高くとも低くとも 本当の意味での安定を失う。 オバマは 人を癒せる人物だ。 ある種の人を感動させる 慈しみの情があって それが質の良い落ち着きを作る。 その落ち着きは 「人としてあるべき態度」を 筋道をおって示すことができる。 しかしその 「人としてあるべき態度」は 衣食足りた文化的な生活をする人間が より良い生き方をするためのものだ ということの認識はあまりにも貧弱だ。 世界には 少ない取り分をギリギリのところで分け合ったり 奪いあったりすることを続けざるを得ない人々がいる。 彼らにとっては オバマ的な 「人としてあるべき態度」は ほとんど価値を持たない。 力で奪い合わないと生きて行けない人々は 力で秩序を保たなくてはいけないのは 考えれば当たり前の話だ。 アメリカの大統領は 好むと好まざるとに関わらず また 明確に意識するしないに関わらず 力で秩序を守ってきた。 結果的にその権限を持っていた。 そう考えると 人としてのオバマは 優れた人物であるが 大統領には 不向きな人物だとも言える。 状況の読み込みさえ正確にできれば トランプの方がうまく立ち回れるし うまく状況をコントロールすることもできる。 トランプは賢く立ち回って欲しい。


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