赤川次郎先生の作品に猛烈にはまっていた小学生時代
ナツノナカノです。
今日は雨の日曜日ですね。
日曜なので本の話をすこし。
児童文学を読みまくっていた私ですが、少しずつ大人向けの推理小説なども読むようになっていきます。
最初のきっかけは赤川次郎先生の「愛情物語」でした。母が姉のために買ってきた本だったのですが、時は角川映画が流行っていた時代。「愛情物語」も映画化され大ヒットしていました。その本の表紙を飾っていたのは映画の主演女優 原田知世さんで、この表紙がとても可愛かったのです。そして本の内容も今まで読んでいた児童文学よりもちょっと大人びたもので、こういうお話もあるのか!と衝撃を受けたんですよ。プロローグ・エピローグという言葉も先生の本で初めて知りました。
愛情物語 赤川次郎ベストセレクション(14) (角川文庫)
そこからはもう図書館で赤川次郎先生の本を片っ端から読みました。
中にはちょっと大人向けの内容の作品もありましたが、毎日図書館に行って一日3冊くらいずつは読んでいました。しかしさすがに3冊続けて推理小説を読んでいると、次の日には犯人とストーリーがかなりごちゃごちゃになっていましたね。「三毛猫ホームズシリーズ」「三姉妹探偵団」「幽霊シリーズ」が大好きでした。
三毛猫ホームズの推理 (角川文庫)
[まとめ買い] 三姉妹探偵団
幽霊列車
特に三毛猫シリーズの 片山刑事!恋してましたねww
友達とも片山刑事か石津刑事か、なんて議論をよくしていたものです。私は断然片山刑事派でした。
ですから、「土曜ワイド劇場」の三毛猫シリーズの配役には納得いかなかったですよ…。なんてったって片山刑事…石立鉄男さんでしたからね。いや、石立鉄男さんが嫌いな訳じゃないですよ。むしろ好きですよ。「おい、チーボー!」なんていまだに言いますよ。おばさんですからww。でも…片山刑事はすらっとした長身なんですよ。女性恐怖症で、まさに草食系男子。
石立さんだとなんかちょっとイメージ違うなぁと今でも思うんですよね。
そしてその当時、図書館にあった赤川次郎先生の本は全て読んでしまい、次に読んだのが辻真先先生の「迷犬ルパン」シリーズでした。これもハマりましたね。先生は脚本家としても沢山の作品を世に出されているのですが、その中に「パタリロ!」もあるんですよ。ツイッターも拝見しております。本当にバイタリティのある方ですよね。とにかくすごい人!
迷犬ルパンと三毛猫ホームズ—迷犬ルパン・スペシャル (光文社文庫)
角川映画の全盛時代でしたから、原作本もよく読みました。「里見八犬伝」は友達が志穂美悦子さんのファンで、その友達に勧められて読んだのですが、なんか映画と違って小説の方はずいぶんエロな感じでちょっとびっくりした覚えがあります。そしてその鎌田敏夫先生の「里見八犬伝」が文庫版で、図書館の中の大人向け図書の文庫の棚にあったことがきっかけで、同じ棚にあった外国推理小説に猛烈にはまっていくことになるのです。
さて、来週は当時はまった外国推理小説のお話をしたいと思います。
エースコックさんのHPにはわかめラーメン誕生の秘密が!
ちなみに、石立鉄男さんには「この薄汚えシンデレラ!」という名言もあります。