バイクの存在は、見回りをしてくれている町内会の人にバレているのだが、他人の迷惑などお構いなしに、バイクを置いて行く。
警察もバイクの存在には気づいていると思うのだが、他にも路駐している車があるため、取り締まりをしない。
「何とかならない?」と頼まれたのが、あの人。
あの人が関わるとなると、路駐を放置していた人達はピリ付く。
路駐をしている人だけを追い込めば良いように思うのだが、そうしないのが、あの人のスゴイところ。
今から数十年前のことだが、某峠では、週末になると走り屋が集まった。
走り屋が集まると、騒音で眠れない、と警察に苦情が入るのだが、警察が見回りに来ると、走り屋は逃げてしまうイタチごっこ状態が何ヶ月も続いた。
走り屋が暴走族なら、警察は強く出られるのだが、当時の走り屋の多くは大学生。
強く出られない警察に代わって、現れたのが、あの人。
あの人を乗せた乗用車が、峠をチンタラ走っていたら、走り屋の集団が、あの人を乗せた車を煽った。
人里から離れた峠で、あの人を乗せた車が道の真ん中で停まったたため、走り屋の集団は追い越せず渋滞。
暫くすると、渋滞ができた走り屋の集団の最後尾に、イカツイ車が停まった。
この状態になると、勘の良い走り屋の中には逃げ出す者もいたのだが、車で挟まれているため、多くの走り屋は身動きができない。
その状態の時に、乗用車から出て来たのは、全身に絵が描かれたイカツイ人達。
このイカツイ人達を主導していたのが、あの人。
このことは、あっという間に広がり、峠は静けさを取り戻した。
もし、維摩池で釣りが制限されるようになると、あの人は、やはり凄えなとなる。
勘違いをしてはいけないのは、主導したあの人は、ヤクザではない。
ピラミッドで例えれば、ヤクザの上にいる人。
とは言っても、反社のような不良ではなく、法律などのルールはきっちり守る人。
法治国家において最強なのは、法律を守る人、ではなく、法律を作る側の人間。
法律なんてものは、先に権力を持った人が作ったため、中にはオカシナ法律もあるのだが、「悪法も法は法」、従わなくてはならない、とするのが、あの人の考え。
法律が武器だから、路駐などの違法行為を見逃している人達は、トコトン追い込まれる。
路駐をしている若者は地元の人ではなさそうだから、あの人のことは知らないのかもしれないが、好きな釣りが制限されてから、後悔をしても遅い。
さあ、どうなるでしょう?
あの人は、昔からザコは相手にしないから、路駐をしているザコがあの人から直接言われることは無いと思うのだが、大変なのは路駐などの迷惑行為を改善させない役場の人達。
役場の人達、頑張って、陰ながら応援してます。
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