今年後半に発表予定のカリナンはロールス・ロイスらしい超高級車でありながらオフロードでの性能も持ち合わせています。カリナンには新しいサスペンションシステムや、新しい4輪駆動システム、そして新型ファントムと同じ新しいアルミニウム構造のアーキテクチャー・オブ・ラグジュアリープラットフォームが採用されていて、エンジンもファントムと同じ6.75リッターのV12エンジンが搭載されています。そして、ロールス・ロイス シリーズ伝統のコーチドアがカリナンにも採用される事が決まっています。
このカリナンの名前は1905年に南アフリカで発見された史上最大のダイヤモンド原石で、3106カラットのカリナン・ダイヤモンドから来ており、ダイヤは9つに切り分けられましたが、そのうちの大きな2つが英国の帝冠と王笏に使われています。ロールス・ロイスのボスであるトルステン・ミュラー・エトヴェシュ氏によれば、カリナンの名はありふれた風景の名前に潜むこの新型車にぴったりだと話しています。
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