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2016年05月17日
花の都パリへ!
ミュンヘンにゴールデンウィーク休暇は無いですが、5月5日は、キリスト様が昇天したことを祝う「昇天日」で、祝日。せっかくなので、6日の金曜日に休暇をいただいて、5日〜8日の4日間、パリへ行ってみました。
ちなみに、昇天日は父の日でもあり、母の日は日本と同じ5月の第2日曜日。この情報は、ミュンヘン空港のカフェのウエイターさんが教えてくれました。日本は今日(5日)は子どもの日だよ、と言ったらびっくりして、ドイツではそういう日はないなー、ドイツ人は最近は子ども作らない人が多いしー、とぼやいていました。日本もそうですけどね。
さて、正直言って、フランスにはあまり興味が無かったわたしたち。急に休みがとれて、どこに行こうか、となったときに考えたことは、イタリアとイギリスは行ったし、ヨーロッパで行きたい国はあとはスペイン。でも、スペインはいつかまた、もっと日にちをかけて行きたいね、じゃあ、逆に?改めては絶対に行かないであろう(笑)パリに行っておく?というノリでした。
日本語のガイドブックも用意していなかったので、ミュンヘンの書店で英語のガイドブックを探して持って行きました。あとはネット情報のみ。
今回はLCCではなくルフトハンザで行きましたが、往復二人で5万円少々。飛行時間はたったの1時間半で時差も無いので、国内旅行の気分で行ってきました。
ところで、ミュンヘン空港にはターミナルが2つあるのですが、そのうちのひとつは、ルフトハンザ専用なのです。ルフトハンザ以外のすべての航空会社が使用しているターミナル1に比べて、ルフトハンザ専用のターミナル2は混雑も少なく、高級感をかもしたタイレストランがあったり、あのダルマイヤー( お買物 )のカフェがあったり、リッチ感が漂っています。
これは、チェックインの機械。予約番号を入力すると、搭乗券が印刷されます。
荷物を預けるところ。こっちも無人で、機械の画面に従って荷物を計量器に乗せ、印刷されたタグを自分で荷物に巻きます。
すごーい、かっこいー!機械の使い方がわからない人のために係員が2人ほどいるだけで、基本的に全自動です。
9時半頃ミュンヘンを出発、11時にはシャルルドゴール空港へ。短いフライトの間に、機内では軽食を出してくれましたよ。大阪から福岡へANAで行ったときは、あめ玉しかくれなかったのに(笑)
ヨーロッパ大陸内の移動なので、出国審査も入国審査も無し、パスポートいらずでした。いちおう持って行きましたけどね。ロンドンに行ったときは入国審査があったので、「ミュンヘンに住んでいます」「ミュンヘンで働いてるの?」「はい」「じゃあ、その証明書を出して」「いや、単なる出張で、ドイツのビザがあるわけじゃなくて。。。」と、大変ややこしいことになったのですが、今回は気が抜けるくらい楽チンでした(笑)
ただ残念だったのは、せっかくフランスに行ったのにパスポートにスタンプが無いことかな。
シャルルドゴール空港のエスカレーター。
真ん中が吹き抜けになっていて、チューブの中のエスカレーターが交差するという近未来的なデザイン。
さて、電車でパリ市内のホテルへ向かいます。パリ市内のメトロの路線は1〜14番まで、パリ郊外のRERの路線はA〜Eまで。日本みたいに路線の名前はついていません。ミュンヘンもそうですけどね。市内のUバーンも郊外のSバーンも番号がついているだけです。こっちの方がわかりやすいかもしれませんね。特に外国人には。
空港からパリ市内までの切符。10ユーロでした。この切符で、パリメトロのどの駅で降りてもいいみたいです。パリには日本みたいな改札があって、この切符を通して入ります。ただ、出口には改札はありません。1回使った切符は当然もう使えませんが、駅の外に出るまではちゃんと持っておいた方がいいと思います。たまぁに出口で駅員さんが切符のチェックをするみたいだったので。
これはパリメトロの券売機。スクロールバーがついてるんですよー!わかるまで、ここを一生懸命押してました(笑)
ロンドンみたいな便利なプリペイドカードはなかったのですが、Ticket t+という回数券が便利でした。10枚で14.1ユーロ。パリメトロ、パリ市内のバスとトラム、RERのゾーン1の中であれば、1回1枚で、どこでも行けます。1枚単位でも買えますが、たくさん枚数を買った方が1枚当たりの単価が安くなる料金システムです。
ロンドンの地下鉄と同じような雰囲気。パリもかなり人口密度高いです。
ドアはやっぱり手動なのですが、完全に止まる前にドアを開くことができてしまいます。パリの人はせっかちなのか、誰かがドアを開いたとき、まだ電車が動いていたりしました。危ないので気をつけましょう。
ちなみに、フランス語では出口はSortieです。
パリ郊外の鉄道RERとパリのメトロの利用においては、Visit Paris by Metroというアプリが役に立ちました。
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.ixxi.ratp.tourisme&hl=ja
ドイツ鉄道やミュンヘン鉄道のアプリみたいに、リアルタイムで出発時刻や遅延時間が表示されたり、オンラインチケットが買えるような便利な機能は残念ながら無いのですが、出発駅と到着駅を入力すると、どこの駅で乗り換えたらいいのかがすぐにわかるし、路線図も表示されます。あらかじめデータをダウンロードしておけば、オフラインでの使用も可能。
路線図のPDFデータはここでダウンロードできます↓
http://parisbytrain.com/wp-content/uploads/2014/01/paris-metro-map-2014.pdf
ホテルにチェックインして、さっそく観光に行きましたが、その前にちょっとホテルの話を。
ロンドンのホテルは、イースター休暇中だったせいもあったのか、物価が高いせいか、4泊で10万円ほどかかってしまいました。アクセスが便利な四つ星ホテルではありましたが、それより安いホテルを探すと、ユースホステルしか出てきませんでした。
それに比べて、パリのホテルは安い!割とアクセスの良さそうな三つ星ホテルを選んだのですが、3泊で2万円かかりませんでした(笑)ところが、あれで三つ星はないだろーというレベルでした。
わたしたちは旅行中はあまりホテルでゆっくりするタイプではないので部屋にはこだわらないのですが、ここはちょっとひどかった。。。
清潔度は問題なかったですが、設備的に最低。バスルームはものすごく狭い、バスタブは当然なし、シャワールームは人ひとり立てるくらいの狭さ、シャワーの位置を調節しようとするとノブから出ていたバリで手を切る始末。トイレを流すと水が出っ放し、アメニティは当然なし、ティッシュペーパーさえ無し。エアコンはもちろん無し、冷蔵庫も無い。テレビはついてたけど、途中から動かなくなった。配線が飛び出していて使えないコンセントがあった。隣の部屋の声が丸聞こえ。エレベーターも動かないときがある。。。
これはエレベーターのドア。自分で開けます(笑)ローマで体験済みだったので驚きませんでしたけどね。
ボタンを押して待つのですが、何の表示もないのでエレベーターが今どこにいるのかはわかりません。ドアの細長い窓からじーっとのぞいて、あとは音と雰囲気で(笑)、来たかなーと思ったら自分で開けます。
まぁ、Bookin.comでもあまり評判は高くないホテルだったので、同じ価格なら、やっぱりクチコミが比較的高いホテルを選んだ方がいいのかもしれません。。。
さて、気を取り直して、次回はパリのベタな観光スポットの話です。
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リューデスハイムのつぐみ横丁
さて、いよいよ、リューデスハイムのつぐみ横丁へ向かいます。
今いるのが、ホテルのあるザンクトゴアー。そこから渡し船でザンクトゴアーハウゼンへ向かいます。
渡し船乗場は、KDラインとは別の乗場で、車も乗り入れられる、こんなところ。KDラインの乗場から少し東へ行ったところです。
10分おきに往復しているようで、乗車賃は1.7ユーロ。地元の人たちのライフラインですね。
向かいの岸に渡ってみると、さらにのんびり、少しひなびた温泉地みたいな雰囲気!静か!ちょうど、フェリーから日本人観光客の団体が降りてきましたが、乗場前のレストランへ吸い込まれていきました。
わたしたちは、西の方の駅へ向かいましたが、電車が出るのは1時間おきで、次の電車まで50分くらいありました。
で、駅の真ん前のこじんまりしたホテルに併設のレストランへ。ここも、団体客待ちなのかなぁという感じの、がらんとした店でビールをいただきました。途中で夫がトイレに行ったとき、「お手洗い」って日本語で書いてあった、と笑っていました。
電車に乗って約30分。昨日、電車からフェリーに乗り換えたリューデスハイムへ戻ってきました。
リューデスハイムは、このビール王国ドイツの中で、ワインが有名なところらしいです。電車に乗っている間も、ぶどう畑がたくさん見えました。
これは、ブレムザー城。今はワイン博物館になっています。
川沿いにお土産屋さんが並んでいるところを歩いていくと。。。
この見落としてしまいそうな細い路地に、つぐみ横丁があります。
このぶどうのモチーフが横丁のあちこちで見られました。
ゴールデンウイーク中だったので、日本人観光客の姿も見られました。
人気の観光スポットらしいですが、確かにいい雰囲気。ちょっと日本の飛騨高山あたりを思い出しました(笑)
この町で最古といわれるレストラン、Drosselhofで昼食。
屋根の上に鳥の飾りがありますが、これがつぐみ横丁の名前の由来とか。
料理もおいしかったです。
豚の内臓ソーセージとザワークラウト。
サーモンとコロッケ。
今回の旅、なかなか良い料理に当たっています。
食事の後は、レストランから見えたおじいちゃんのあとを追いかけました(笑)オルゴールをぐるぐる回す、帽子からお花が生えた優しそうなおじいちゃんと写真を撮ってもらいました。おじいちゃん子のわたしはちょっとドキドキ(笑)
その後、リューデスハイムの街をしばし散策しました。こぢんまりした街ですが、日本で言うと小京都、って感じでしたね。
2016年05月16日
ラインフェルス城への行き方
つぐみ横丁の話の前に、フェリー乗り場からラインフェルス城への行き方を詳しくお話します。
帰りは階段じゃなくて、坂道をゆっくり降りることにしました。
階段もおもしろかったのですが、坂道を登った方が楽かもしれません。
フェリーを降りるとすぐにラインフェルス城が見えるので、迷うことはないのですが、お城を見ながらまっすぐ進むと階段の方へ行ってしまうと思うので、階段を使わずに坂道を登るルートをご案内します。
フェリーを降りて右の方へまっすぐ歩いていくと、下の写真の場所に出ます。
ヘーア通りを挟んでホテルが2軒あります。
上の写真の左に広場があるのですが、どうやらここから観光用のトロリーが15分間隔で出ているようです。
ゆっくり(ホテルの人の話では1時間くらい)上がるなら、これを使ってもいいかもしれません。
で、広場を左に見ながら、まっすぐラインフェルス城へ向かって、ホテルの間のヘーア通りに入ります。昨日わたしたちもここを通りましたが、お土産屋さんやカフェが並んで、ちょっとした目抜き通りになっています。
わたしたちはこのヘーア通りを抜けてそのまままっすぐに階段の方へ進んだのですが、目抜き通りが終わる頃によく見ると標識がありました。
フェリー乗り場からはこの写真の奥から来るので、壁に書いてある道案内は振り向かないと見えません(笑)
ここを左に曲がって、シュロスベルク通りに入ります。シュロスは城、ベルクは山っていう意味です。
すると、線路の高架があるので、ここをくぐると。。。
道が二手に別れているところに出ます。右に行くとお城への階段があり、左に行けば、坂道を歩いてお城まで行くことができます。
Fußweg(足の道)が階段のことで、
Burgweg(山の道)が坂道のことのようです。
坂道から見える景色もきれいでしたよ。
2016年05月15日
ラインフェルス城 探検
次の日はちょっとゆっくり目に起きて、ホテルのレストランで朝食。
今日は窓際の席にすわれました。いいお天気です。
向こう岸の猫城も、よく見えます。
ドイツ語で猫のことをKatzeと言いますが、このお城を建てたKatzenelnbogen伯爵の名前から、Katzと呼ばれるようになったそうです。形が猫に似ているからとかではないんですね(笑)
このKatzenelnbogen伯爵が、私たちが泊まったラインフェルス城も建てたそうです。
1245年にこの城を建ててからKatzenelnbogen家は1479年に家系が途絶えるまで、この辺でだいぶブイブイ言わせてたみたいです(笑)その後、他の貴族にこの城は引き継がれましたが、1794年にフランス革命軍に引き渡され、破壊されたそうです。
ライン川沿いにたくさんお城が建っているのを見ると、日本の戦国時代のように、いろんな勢力争いがこのあたりで行われたんだろうなぁと想像できます。
朝食を食べ終わると9時前。チェックアウト前にホテル真ん前のお城見学をしようと行ってみると、9時からオープンとのこと。
少し待って、中へ。入場料は5ユーロです。
ところで、昨日から城壁の中をのぞくと、テントを張っている若者がいて、気になっていました。
受付のおじさんに聞いてみると、年に1回、ボーイスカウトとガールスカウトがここにキャンプしに来るそうな。もっと暖かくなってから来ればいいのに。。。
いや、そこじゃないか。歴史的に貴重な遺跡の中でキャンプできるって、どういうこと?!いやー、こういうところに、この国の余裕を感じるのです。ドイツ人、真面目なだけじゃない、太っ腹!
で、まだ眠そうに顔を洗ったりテントをたたんだりパンをかじったりしている若者たちの間を抜けながら、わたしたちアジア人はパシャパシャと写真を撮りまくったのでした。
受付で、こんなマップをくれました。裏には日本語で、このお城の説明が書いてあります。横の立体模型は、お土産屋さんで買ったものです。なんだか、見てるだけでわくわくします。
フランス革命軍に破壊されとは言っても、遺跡はまだ、迷路のようなその造りを残していて、見応えたっぷり。歴史を感じられました。中でも、城の中にあった坑道は、まさにドラクエのダンジョン!
では、しばらく写真でお城探検をお楽しみください。
これは、反対側の川岸から撮った、お城の全景。
もっとゆっくり冒険したかったのですが、チェックアウトの時間が迫っていたので終わり。
次回は、帰りに立ち寄った、リューデスハイムのつぐみ横丁です。
2016年05月04日
ライン川の古城ホテルに宿泊
フェリー乗り場からすぐ近くに見えている、あのかっこいいお城に泊まりまーす。
が、いったいどうやって行ったらいいのやら。近くに見えるとは言っても、お城はだいぶ山の上の方。。。
ホテルに電話してみると、タクシーで来るか、15分くらい歩いて来るか、観光用のトロリーで1時間かけてゆっくり来るか。。。だそうな。
15分くらいなら、と歩き始めました。山道、というより階段を登って行きます。
途中で散歩中のワンちゃんに追い越されながら頑張って登って行くと。。。
意外に近かったです(笑)
*帰りは階段は使わずに坂道を降りました。そっちの方が楽そうだったので、坂道への行き方を紹介しています。
ラインフェルス城への行き方
上の橋にラインフェルス城って書いてあります。
これがホテルのフロントがある建物。
お部屋は別館の方です。さっきくぐり抜けてきた橋を渡ります。
良いお部屋でしたが、内装は、わりと普通(笑)
でも、景色がきれい。
テラスも付いてました。
ホテルの外で食事をしようとすると、また15分かけて駅の方へ降りて行かないといけませんし、その駅の周囲にもたいしたレストランはなさそうだったので(笑)ホテルのレストランで夕食。チェックイン時に、予約をすすめられました。
さすがの一流ホテルの味。わたしは、ここぞとばかりに普段食べられないお魚ばかり注文しました(笑)
これはマグロじゃなく、牛肉のカルパッチョ。
これは、カモ肉。
レストランからの景色も最高。
ライン川の向こう岸を列車がたまに走っていくと、なんだか、鉄道模型を思い出します。ヨーロッパの景色って、なんだか絵本に描いてあるような風景なんですよねー。
この晩は、この地の歴史に思いをはせながら、眠りにつきました。
明日は、古城探検です。
スーパーに紫色の牛
ライン川の続きがまだなのですが、明日からまた旅行へ出かけるので、しばらくブログ更新できなさそうです。
代わりに、というわけではないですが、ゆるいネタをひとつ。
いつも行くスーパーの地下の一角に、季節商品をディスプレイしているコーナーがあります。
クリスマス前にはクリスマスグッズを、イースターのときには卵型のチョコレートなどをたくさん並べてありました。
この前行ったときには、これ。
紫色の牛!しかも、動いてる!
MILKAという有名なチョコレートメーカーみたいです。紫色がテーマカラーなんだって。
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動画撮ってみましたので、ひまな方はどうぞ(笑)
https://youtu.be/Qtb_OWYrw84
ドイツのスーパーやその他のお店は、日本と違って、音楽がかかったりしていません。とても静かに、落ち着いて買い物ができます。
価格: 1,944円
(2016/5/4 18:06時点)
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2016年05月03日
ライン川 古城めぐり
フェリーが動き始めると、いい感じの距離感でお城が左右に見え始めます。ぜひ、ガイドブックを開いて、あれがこのお城だねーと確認しつつ、写真を撮って楽しむのがおすすめ。
電車からでもお城は見えますが、あっという間に過ぎ去るし、写真を撮りたいのであれば、フェリーのスピード感がちょうど良いです。
マップ下のリューデスハイムから出発すると、すぐに見えるのがネズミ塔。
中州に立てられたこの建物は、船から通行税を徴収する税関だったそうです。ここに幽閉された悪名高き大司教をネズミが食い殺したという伝説があるそうな。
エーレンフェルス城。1211年築城、1689年の戦争で破壊されてしまったそうです。
ラインシュタイン城。900年ごろに完成して税関所として使われたそうです。ここは19世紀に再建されたそうで、お城らしい、かっこいいお城ですね。
ライヒェンシュタイン城。11世紀に建設されたが、盗賊の巣窟となっていた時代もあるそうな。ドラマを感じますねー。ここは、ホテル・博物館としてもオープンしているそうです。
ゾーンエック城。19世紀初頭には王家の狩猟城として使われていたとか。ここはガイドツアーで見学できるそうですが、フェリー乗り場からも電車の駅からもちょっと離れてますね。
歴史を感じるフュルステンベルク城。17世紀にスペイン軍に占領されて破壊されたそうです。
ブルク・シュタールエック城。11世紀ごろに建てられ、1920年代から修復が行われ、現在はユースホステルだそうです。
お手軽に泊まれる古城ホテルですね。
プファルツ城。14世紀ごろ、通行税を徴収する関所として中州に建てられたそうです。今は資料館となっており、カウプ(Kaub)から渡し船で行けるようです。
グーテンフェルス城。1200年ごろに築城され、神聖ローマ皇帝ルートヴィヒ4世が愛した城。
続いて、アウフ・シェーンブルク城。ここも古城ホテルです。
ここは、ローレライ伝説の残る場所だそうですが、Loreleyの看板?があるのみ。「ライン川の中で、一番狭いところにあるため、流れが速く、また、水面下に多くの岩が潜んでいることもあって、かつては航行中の多くの舟が事故を起こした。 この「ローレライ付近は航行の難所である」ことが、「岩山にたたずむ美しい少女が船頭を魅惑し、舟が川の渦の中に飲み込まれてしまう」という伝説に転じ、ローレライ伝説が生まれた。」by Wikipedia
2時間程の旅でしたが、かっこいいお城が次々と現れるので、あっと言う間でした。今夜泊まるお城があるザンクトゴアーで降ります。
お城ホテルの詳細はまた次回。
2016年05月02日
ライン川下り
あ、川下りじゃないけど、ベネチアのゴンドラツアーはロマンティックでした。
さて、今回は、あのライン川を下るクルーズです!フェリーで川沿いの古城を眺めつつ食事をして、古城ホテルに宿泊するプランを立ててみました。
1日目
7:55 ミュンヘン中央駅発
11:04 フランクフルト着
11:53 フランクフルト発
13:04 リューデスハイム着
14:15 ライン川クルーズ
15:55 ザンクトゴアール着
古城ホテル シュロス・ラインフェルスにチェックイン
2日目
お城を見学しつつ、電車でリューデスハイムへ。
つぐみ横丁で昼食
1日目で大事なところは、14:15発のライン川クルーズを逃さないことです。ライン川クルーズの時刻表は http://www.kdrhine.com/rhineschedule.htm で確認できます。マインツとケルンの間を運航しているKDクルーズのHPです。
マインツからケルンへ下っていくフェリーの時刻表を見ると、リューデスハイム(Rüdesheim)発は午後からは14:15発と16:15発しかありません。
今回は城が多く見られるリューデスハイムから、古城ホテルがあるザンクトゴアー(St. Goar)まで乗ることにしました。1日目は移動とライン川クルーズだけで夕方になってしまうので、お城の見学や街の散策は2日目にまわします。
その際に、フェリー乗場や電車の駅と城の位置関係がわかるマップがほしかったのですが、ネットを探してもなかなか見つからなかったので、自分で作りました。このマップ、なかなか使えると思いますよー。
ライン川の右岸と左岸にはそれぞれ電車が走っていますが、右岸と左岸をつなぐ渡し船は、リューデスハイム—ビンゲン(Bingen)間か、ザンクトゴアー—ザンクトゴアーハウゼン(St. Goarhausen)間しか無いようです。
ちなみに、リューデスハイム〜ザンクトゴアーハウゼンまで、右岸の電車で約30分です。そして、この電車も1時間に1本しかありません(笑)このあたりに住んでいる人は不便だろうなぁと思いました。
右岸線(Rechte Rheinstrecke)と左岸線(Linke Rheinstrecke)の路線図と、時刻表をダウンロードできるURLを載せておきます。
これも、日本語の検索ではなかなかみつけられませんでした。
http://www.vrminfo.de/en/timetable/vrm-rail-timetable/
さて、今回の旅は列車の遅れもなく、途中でバスに乗り換えさせられることもなく(笑)( ノイシュバンシュタイン城までの道のり )、無事にリューデスハイムに着きました。
リューデスハイムでフェリーに乗ります。乗場はすぐわかりました。リューデスハイム駅から東に川沿いに歩いていくと見えました。
赤い文字のKDが目印です。
チケット売場でさっそく、チケットを買います。リューデスハイムからザンクトゴアーまで二人で40ユーロ程でした。
フェリーの中はレストランのようにテーブルがずらっと並んでいて、席に着くとウエイトレスさんが順番に注文を取りに来ます。眺めのいい席を取りたい場合は、出発時間の少し前から乗場の前で待っておいた方が良さそうです。
さっそく、ビールとソーセージを注文!リューデスハイムから順に停まる乗場でさらにお客さんが乗り込んで来て混雑するので、会計は早めに済ませておいた方が良さそうです。
さて、ロマンあふれるライン川下り、古城の写真がたくさん出てきますよー、お楽しみに。
2016年05月01日
人が倒れてる?
だいぶ暖かい日が多くなってきたとは言え、まだ寒い日もあるし、雨の日も多いので、たまにピカーンと晴れて気温が上がると、とっても嬉しいのです。
そんな平日のある日、夫がある会合で出かけて昼ごろに事務所に帰る途中のこと。
こんなかっこいい建物があるかと思うと。。。
こんな素敵な公園が急に現れるのがミュンヘン。
この日も天気が良くて暖かかったので、ベンチには日向ぼっこをする人がみっしり。
と、芝生の上に人が倒れてる?まさか、このミュンヘンでテロ?
ズームアップしてみると。。。
夫が帰ってきてこの写真を見せたとき、わたしはしばらく笑いが止まりませんでした。
平日の真昼間に、街中の公園の芝生でこんだけ脱力できるものー?
ミュンヘンは今日も平和でした。
2016年04月27日
ドイツ博物館
うちからトラムで20分ほどのところにドイツ博物館があり、以前から夫の同僚におすすめされていたので、行ってきました。
かなり規模が大きく、1日では見てまわれないので、同僚の人は年間パスを持っているとか!
1回分の入場券は、11ユーロでした。
とりあえず、1階中央の古い帆船を見て、機械コーナーから動力コーナーへ。
エンジンが発明される前は当然、水車とか、人力とか、あるいは牛や馬の力で動力を得て、小麦をひいたりしてたんですねぇ。
次は地下の鉱山コーナーへ。
鉱山の中を模した暗い道が延々と続き。。。
過酷な労働をしていた人たちの姿が。。。
とーっても長い迷路のような展示で、最後の方は自分が鉱山で働いているような気持ちになり、早く出してー!って感じでした(笑)
が、下手なテーマパークよりずっとおもしろかったですよ。おすすめです。
これは機械コーナーにあった展示。夫が説明してくれたのですが、えーと、何だったかなぁ。
えーと、トランス?変電設備?日本だと電柱の上にあるやつ?みたいな。今聞き直したら、「transformer station and cable trench」なんだって(笑)
それにしてもこの形、どこかで見たような。。。
うちの近所にもあるし、街中で見かけられるこれ。ただの広告塔かと思っていましたが、他にも役割があったんですねー。
博物館の中には大きな食堂もあって、ビールも飲めます(笑)学生っぽい若いこのグループや、子連れの家族も来ていました。あれだけ広かったら、1日かけて楽しめそうです。地下から6階まであるのですが、この日のわたしたちがまわれたのは地下と1階だけ(笑)