さて、やっとの思いで、フュッセン駅にたどり着き、そこからバスで、ホーエンシュヴァンガウまで約5分。
バスを降りると、山の上にノイシュバンシュタイン城の姿が。
ここは、村全体がテーマパークみたいになってました。お城まで登る前に、チケットを購入します。お城に登る方法も、バス、馬車、徒歩と選べます。
フュッセン駅からのバスは、マップの下の方のP1辺りに着きます。そこから、まずはマップ真ん中あたりのチケットセンターへ。チケットはインターネットでも予約できるみたいですが、この日のわたしたちみたいに到着時間が読めないと、間に合わない恐れも。
チケットセンターには行列ができていましたが、割とスムーズに進んで、すぐにチケットを買えました。
実は、このホーエンシュヴァンガウにはお城が二つあります。ノイシュバンシュタイン城だけ見ることもできますが、お城二つセットのチケットも売っていて、せっかくなので両方見ることにしました。
どちらも、ドイツ語か英語のツアーガイドと、その他の言語(日本語含む)のオーディオガイドから選択できます。チケットセンターにある画面に次のガイドツアー開始時間が表示されているので、そこから時間を選択します。
ホーエンシュヴァンガウ城はあまり人気がないみたいで(笑)15:15のツアーが買えましたが、ノイシュバンシュタイン城は一番早くて17:15開始でした。チケット代は、ひとり23ユーロ。ノイシュバンシュタイン城だけだと、12ユーロだったと思います。
まだ時間があったので、ホテルミュラーでランチにしました。窓からお城が見えます。
サーモンのバルサミコ酢サラダと、
魚の丸揚げ(笑)とゆでじゃがいも。素朴な味でした。
タイミングが合わず結局乗りませんでしたが、馬車はホテルミュラーの前から出ているようでした。
さて、マップにはホーエンシュヴァンガウ城まで徒歩20分と書いてあるので、早めに登ることにしました。階段や坂道がけっこう急でしたが、20分かからずに着いたと思います。上にトイレや売店もありました。ドイツの公衆トイレは、わたしが今まで見たところは、どこもきれいでした。掃除する人が常駐しているところもあります。
お城の前に入口があり、ツアー番号が表示されています。自分たちの番になったら、チケットを読み込ませて、入るシステムです。
時間まで、お城の周囲をうろうろしました。
ドラクエに出てくるお城みたいですね。
残念ながら、中は撮影禁止。割とこじんまりしたお城でした。内部の装飾も、そんなに派手なものではなかったです。王様の部屋に隠し扉があって、それが下の王妃の部屋に通じている、というところがおもしろかったです。
さて、いよいよ、ノイシュバンシュタイン城へ。こちらはけっこう上の方まで登らないといけない感じだったので、ホテルミュラーを少し登ったところにあるバス停からバスに乗りました。中国人の団体が並んでいて、次のバスには乗れないかなーという感じだったのですが、なぜだかその団体がぞろぞろとどこかに行ってしまったので、次のバスにぎゅう詰めにされて、お城へ。約5分くらいで着きました。
ここにも、ちゃんと売店とトイレがありました。入口のシステムもさっきと同じです。
見る角度によって、まったく違う様子を見せるお城です。
こちらも内部は撮影禁止でしたが、お城の窓から見える外の景色が本当に美しかったです。
内部の装飾も、先ほどのお城とはまったく違っていて、豪華でした。このお城を建てたルートヴィヒ二世は「狂王」と呼ばれ、最後には王位を追われて謎の死をとげたそうですが、その王様のおかげで、観光客が世界中から押し寄せ、このお城や、周辺のお土産屋さんやホテルで働く人たちやバスの運転手さんたちの雇用が生まれているわけですね。
この写真は、こちらのサイトから拝借しました。
古城物語
ノイシュバンシュタイン城で検索するときれいな他にも写真がたくさん出てきますので、そちらでお楽しみください(笑)
というのも、わたしたちが行ったときには、城の全景が見られるというマリエン橋が工事中で、城の全体像を見ることはできなかったのです。。。
これは、お土産屋さんで買った立体模型。いろんな想像のふくらむ、ロマンチックなお城でした。
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