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ジェイソン吼える vol.11

今や第一線のアクションスターのジェイソンさん吼えてますね。

ジェイソンさん

スタローンさんシュワさんらの花盛り80年代にはアクションスター
って結構いたような気がします。今はピンとくる人が少ないような。

その理由は多分今回のジェイソンさんの発言につながると思いますが、
撮影のテクノロジーの劇的飛躍に関わることでしょう。

要はCG技術がスンゴーくなったってコト。役者さんはムキムキになって
爆弾をかいくぐり走る必要も、ワイヤーで空高く吊られる必要も全然
なくなったってコトですよね。

ジェイソンさんの愚痴はトム・クルーズさんや御大ジャッキー・チェン
も同じく思ってるものですね。

では絵的にはどうかというと実際肉体を危険な状況にさらしたからといって
派手になるかというと、そうでもなかったりするのが困ったところ。
メイキングでしかスゴさを知り得ないコトも多々あります。

そんなのは映画好きでなければ関係ない事かもしれません。子供はただ
派手であれば満足って場合も多い。

が、しかし大人はちゃんと彼ら肉体派の魂の叫びを聞いてあげようじゃない
ですか。昔はジャッキーさんの映画もワンパターンで「もうイイや」って
思ってた時期もありますが、最近は眼を細めながらリスペクトしまくりで
観れるようになりました。

肉体の躍動感とCG技術が両方必要不可欠でうまく消化されている作品が理想
なんですが、なかなかコレだっ!てのも思いうかばないですね。

知り合いの映画雑誌記者の友人がいて、知らない映画なんてないんじゃないの?
ってくらいの彼に質問した事があります。

「どんな映画が好きなの?」

彼いわく

「役者が一生懸命走ってる映画」

だって。




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