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2019年06月28日
2017年07月26日
白峰三山(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)で出逢ったお花たち(2017/7/17〜19)
2017/7/17〜19の北岳、間ノ岳、農鳥岳で出逢ったお花たちです。
固有種も多いエリア。種類も多いです。
今回の山行で初めて出逢ったお花も多数ありました。
夏山と言えば北アルプスがほとんどでしたが、南の方が植生が豊かに感じます。
写真は撮影順にならべました。
↓登山レポートはこちら
南アルプス白峰三山縦走(1日目)広河原〜北岳肩の小屋
南アルプス白峰三山縦走(2日目)北岳肩の小屋〜白峰三山〜大門沢小屋
南アルプス白峰三山縦走(3日目)大門沢小屋〜奈良田
ヤマオダマキ
広河原のインフォメーションセンター横で群生してました♪
ホタルブクロ
シモツケソウ
コアジサイ
オドリコソウ
初めて見ました。
広河原〜二俣の広い範囲で咲いていました。
グンナイフウロ
綺麗に撮れている写真がない・・・
広河原〜二俣〜右俣の広い範囲で咲いていました。
クルマバソウ
ヒロハコンロンソウ
カラマツソウ
こちらもあちこちで咲いています。
モミジカラマツも見た気がするけど写真にはありませんでした。
ニリンソウ?サンリンソウ?
北岳には「サンリンソウ」もあるんですね。違いがわかりません。
必ずしも三輪ではないらしいので。
ただ、サンリンソウは標高の高い所に咲いているようです。
二俣あたりまでに見かけたのが「ニリンソウ」右俣コースの高い所で見かけたのが「サンリンソウ」かな?
ツマトリソウ
ミヤマハナシノブ
北岳と白馬岳にしかないらしい。
初めて見ました。とっても愛らしい。
絶滅危惧種に指定されていますが、二俣周辺ではあちこちで可憐な姿を見せていました。
キバナノコマノツメ
シナノキンバイ
稜線近くでは素晴らしいお花畑を作っていました。
オオヒョウタンボク
右俣コースの途中1か所のみ見かけました。
ハクサンフウロ
上部でパラパラ咲いている程度。
イワカガミ
稜線でも結構咲いていました。
関西では5月の花のイメージでしたが、高い山はやっぱり違いますね。
ショウジョウバカマ
右俣コースの途中にある雪渓の傍で数輪咲いていました。
ココはまだ春ですね。
ミヤマキンポウゲ
夏山を彩る黄色い花の一つ。
キンバイやキンポウゲは似たような所に咲いている似たような花なので、「黄色い花」とまとめて覚えちゃってます。
ハクサンチドリ
稜線も含めていっぱい咲いていました。
好きな花なのでいっぱい見られて嬉しい。
ナナカマド
稜線近くでいっぱい咲いていました。
多分、ウラジロナナカマド。紅葉も楽しみですね。
クロユリ(の蕾)
一輪だけ蕾を発見!
咲いている花は見かけませんでした。
ハクサンイチゲ
稜線に出てからもいっぱいお花畑を作っていました。
二日目、強風にブンブン揺られながら咲いている姿に健気さを感じた・・・
アオノツガザクラ
そこここにコロニーを作っています。
タカネツメクサ
北岳周辺以外、あまり見なかったかも。
二日目は記憶にない・・・
タイツリオウギ
イワオウギかも?稜線に出たところで咲いていました。
イワヒゲ
名前のイメージとは違って小さな愛らしい花。
三山の稜線でも結構見かけました。
イワウメ
イワウメもいっぱい咲いていました。
こんなにいっぱい見たのは初めて。
イワツメグサ
ピンボケです・・・
イワツメグサ、好きな花です。
高山ではよく見かけますが、今回の縦走路ではあまり見かけませんでした。
イワベンケイ
いっぱい咲いていました。と言うか咲き始めと言うか。
ツガザクラ
この写真は肩の小屋へ向かう岩場の登りで。
岩の間に健気に咲いていました。
ミヤマミミナグサ
ミミナグサは今までほとんど見たことがなかった。初めてかも?
イワツメグサよりいっぱい咲いていました。
チシマアマナ
こちらもピンボケ・・・
見かけたのもこの一株のみ。
二日目は強風とガスであまり花を愛でる余裕がなかったから見逃していただけかも。
ミヤマシオガマ
稜線でいっぱい咲いていました。
ヨツバシオガマも見た気がするけど、写真は無かった。
チョウノスケソウ
チョウノスケソウを見たのも初めて。
花はチングルマとよく似ていますね。葉っぱは全然違うけど。
シコタンソウ
シコタンソウを見たのも多分初めて。
花弁の模様がかわいい。
ミドリハクサンイチゲ
北岳から北岳山荘へ向かう道の一角で咲いていました。
一瞬キタダケソウ?と思いましたが、花の形や葉っぱの形はハクサンイチゲ。
調べてみたら「ミドリハクサンイチゲ」と言うそうな。。。
ヤマハハコ
まだまだ咲き始めな感じ。蕾がソコココにありました。
ミヤマオダマキ
同じく北岳山荘へ向かう稜線で。
これより手前に咲いていた方が綺麗だったけど、強風でピントが合わず。
チシマヒョウタンボク
農取小屋のすぐ近くで1か所だけ見かけました。
チングルマ
稜線でポツポツ。チョウノスケソウの方が多かった。
キバナシャクナゲ
稜線で3〜4か所くらい咲いていたかな?
ピンクがかったシャクナゲもあったので多分ハクサンシャクナゲだったと。
写真はありません。
ミネズオウ
ちっちゃな、ちっちゃなお花。
少ないですが、ちょこちょこ咲いていました。
ゴゼンタチバナ
大門沢に入ってから初めてお目見え。
っで、大門沢はゴゼンタチバナばっかり。
ニッコウキスゲ
これもピンボケ・・・
沢の近くに出たあたりの斜面で。
やっとゴゼンタチバナ以外の花。
もう終わり掛けだった。
タカネナデシコ
ニッコウキスゲのすぐ下あたりの一角に。
カワラナデシコより花弁が細かく分かれるようですね。
クルマユリ
お、クルマユリ!と写真を撮ったら・・・
sanaさん「家の近くにいっぱい咲いてる」
そ、そうですか。。。。
里が近くなったということですね。
写真に撮った花だけで、こんなにいっぱいになってしまった。
写真に撮りそびれた花も合わせるとかなりの種類の花が咲いています。
っで、時期的にもう終わってしまった花や、まだ咲いていない花。
高山植物の宝庫と言って間違いないですね。
登山ランキング
固有種も多いエリア。種類も多いです。
今回の山行で初めて出逢ったお花も多数ありました。
夏山と言えば北アルプスがほとんどでしたが、南の方が植生が豊かに感じます。
写真は撮影順にならべました。
↓登山レポートはこちら
南アルプス白峰三山縦走(1日目)広河原〜北岳肩の小屋
南アルプス白峰三山縦走(2日目)北岳肩の小屋〜白峰三山〜大門沢小屋
南アルプス白峰三山縦走(3日目)大門沢小屋〜奈良田
広河原〜二俣
ヤマオダマキ
広河原のインフォメーションセンター横で群生してました♪
ホタルブクロ
シモツケソウ
コアジサイ
オドリコソウ
初めて見ました。
広河原〜二俣の広い範囲で咲いていました。
グンナイフウロ
綺麗に撮れている写真がない・・・
広河原〜二俣〜右俣の広い範囲で咲いていました。
クルマバソウ
ヒロハコンロンソウ
カラマツソウ
こちらもあちこちで咲いています。
モミジカラマツも見た気がするけど写真にはありませんでした。
ニリンソウ?サンリンソウ?
北岳には「サンリンソウ」もあるんですね。違いがわかりません。
必ずしも三輪ではないらしいので。
ただ、サンリンソウは標高の高い所に咲いているようです。
二俣あたりまでに見かけたのが「ニリンソウ」右俣コースの高い所で見かけたのが「サンリンソウ」かな?
ツマトリソウ
ミヤマハナシノブ
北岳と白馬岳にしかないらしい。
初めて見ました。とっても愛らしい。
絶滅危惧種に指定されていますが、二俣周辺ではあちこちで可憐な姿を見せていました。
二俣〜稜線
キバナノコマノツメ
シナノキンバイ
稜線近くでは素晴らしいお花畑を作っていました。
オオヒョウタンボク
右俣コースの途中1か所のみ見かけました。
ハクサンフウロ
上部でパラパラ咲いている程度。
イワカガミ
稜線でも結構咲いていました。
関西では5月の花のイメージでしたが、高い山はやっぱり違いますね。
ショウジョウバカマ
右俣コースの途中にある雪渓の傍で数輪咲いていました。
ココはまだ春ですね。
ミヤマキンポウゲ
夏山を彩る黄色い花の一つ。
キンバイやキンポウゲは似たような所に咲いている似たような花なので、「黄色い花」とまとめて覚えちゃってます。
ハクサンチドリ
稜線も含めていっぱい咲いていました。
好きな花なのでいっぱい見られて嬉しい。
ナナカマド
稜線近くでいっぱい咲いていました。
多分、ウラジロナナカマド。紅葉も楽しみですね。
クロユリ(の蕾)
一輪だけ蕾を発見!
咲いている花は見かけませんでした。
ハクサンイチゲ
稜線に出てからもいっぱいお花畑を作っていました。
二日目、強風にブンブン揺られながら咲いている姿に健気さを感じた・・・
稜線
アオノツガザクラ
そこここにコロニーを作っています。
タカネツメクサ
北岳周辺以外、あまり見なかったかも。
二日目は記憶にない・・・
タイツリオウギ
イワオウギかも?稜線に出たところで咲いていました。
イワヒゲ
名前のイメージとは違って小さな愛らしい花。
三山の稜線でも結構見かけました。
イワウメ
イワウメもいっぱい咲いていました。
こんなにいっぱい見たのは初めて。
イワツメグサ
ピンボケです・・・
イワツメグサ、好きな花です。
高山ではよく見かけますが、今回の縦走路ではあまり見かけませんでした。
イワベンケイ
いっぱい咲いていました。と言うか咲き始めと言うか。
ツガザクラ
この写真は肩の小屋へ向かう岩場の登りで。
岩の間に健気に咲いていました。
ミヤマミミナグサ
ミミナグサは今までほとんど見たことがなかった。初めてかも?
イワツメグサよりいっぱい咲いていました。
チシマアマナ
こちらもピンボケ・・・
見かけたのもこの一株のみ。
二日目は強風とガスであまり花を愛でる余裕がなかったから見逃していただけかも。
ミヤマシオガマ
稜線でいっぱい咲いていました。
ヨツバシオガマも見た気がするけど、写真は無かった。
チョウノスケソウ
チョウノスケソウを見たのも初めて。
花はチングルマとよく似ていますね。葉っぱは全然違うけど。
シコタンソウ
シコタンソウを見たのも多分初めて。
花弁の模様がかわいい。
ミドリハクサンイチゲ
北岳から北岳山荘へ向かう道の一角で咲いていました。
一瞬キタダケソウ?と思いましたが、花の形や葉っぱの形はハクサンイチゲ。
調べてみたら「ミドリハクサンイチゲ」と言うそうな。。。
ヤマハハコ
まだまだ咲き始めな感じ。蕾がソコココにありました。
ミヤマオダマキ
同じく北岳山荘へ向かう稜線で。
これより手前に咲いていた方が綺麗だったけど、強風でピントが合わず。
チシマヒョウタンボク
農取小屋のすぐ近くで1か所だけ見かけました。
チングルマ
稜線でポツポツ。チョウノスケソウの方が多かった。
キバナシャクナゲ
稜線で3〜4か所くらい咲いていたかな?
ピンクがかったシャクナゲもあったので多分ハクサンシャクナゲだったと。
写真はありません。
ミネズオウ
ちっちゃな、ちっちゃなお花。
少ないですが、ちょこちょこ咲いていました。
下降点〜大門沢
ゴゼンタチバナ
大門沢に入ってから初めてお目見え。
っで、大門沢はゴゼンタチバナばっかり。
ニッコウキスゲ
これもピンボケ・・・
沢の近くに出たあたりの斜面で。
やっとゴゼンタチバナ以外の花。
もう終わり掛けだった。
タカネナデシコ
ニッコウキスゲのすぐ下あたりの一角に。
カワラナデシコより花弁が細かく分かれるようですね。
クルマユリ
お、クルマユリ!と写真を撮ったら・・・
sanaさん「家の近くにいっぱい咲いてる」
そ、そうですか。。。。
里が近くなったということですね。
写真に撮った花だけで、こんなにいっぱいになってしまった。
写真に撮りそびれた花も合わせるとかなりの種類の花が咲いています。
っで、時期的にもう終わってしまった花や、まだ咲いていない花。
高山植物の宝庫と言って間違いないですね。
登山ランキング
2017年06月11日
九重で出逢ったお花たち(2017/06/6〜7)
2017/6/6〜7に行った九重で出逢ったお花たちです。
概要は>> こちら
1日目は>> こちら
こちら
登山口から自然歩道の区間でいっぱい咲いていました。
コバノガマズミとかミヤマガマズミとか種類がありますが総じてガマズミとさせていただきます。。。
ガマズミの実も食べられるようですね。
栄養満点でマタギの間では神からの授かりものと大切にされていたようです。
似たような木が多いので、実の時期に判別できるかどうか・・・
こちらも登山口から自然歩道の間でいっぱい咲いていました。
登山口に近い所で一株だけ咲いていました。
ナルコユリ?アマドコロ?ホウチャクソウ?と迷いましたが・・・
普通、花が複数つくのが1つずつなのでアマドコロ可能性が高い?と思いましたが、
花柄につく部分がちょっと細くなっているのでナルコユリで間違いないと思います。
ざっくり違いを言うと・・・
ナルコユリ:茎が1本で、丸くてツルツルしている
アマドコロ:茎が1本で、角ばっている
ホウチャクソウ:茎が枝分かれしている
の様です。
下山中、自然歩道で雨の中、見かけました。
別名ユウレイタケ。
思わず目をひく不思議な植物です。
花が梅、葉がケイランに似ていることから梅?尅吹iバイケイソウ)
葉っぱだけではコバイケイソウと区別がつきませんが、花が咲くとわかりますね。
ギボシとの誤食の多い有毒植物です。
自然歩道で群生しているところがあります。
登りにも群生箇所は見ましたが、花には気づかず・・・
帰りには結構咲いていました。
幻を見ていたんだろうか。
雨ヶ池付近で見かけました。
他でもぽつぽつ。
春に咲く竜胆で春竜胆(ハルリンドウ)
ピントが甘いですが、可憐で可愛らしい。
ニガナは割とどこにでも咲いていますよね。
こちらも変種の多い花。
茎が白汁を有し、苦みが多いから苦菜(ニガナ)
坊がツル付近で咲いていました。
伸びた茎のところどころから根を出して増える様子が地面を縛るようだというのが名の由来だそうです。
ニガナに似てると思ったら別名イワニガナ。
はっきりわかりませんが、ミミナグサの一種だと思います。
坊がツル付近で咲いていました。
この手の花は似たようなのがめちゃくちゃ多い・・・
でもミミナグサ、ハコベ、ツメクサ系の花、好きです♪
大戸越から平治岳の登りで一株だけ発見!
初めて見ました。
萩の花に似ていて、小さいから姫萩(ひめはぎ)
ほんとに小っちゃくて見落とすところでした。
と言うか、いっぱい見落として目に付いたのがこれだけだったのかも・・・
今回の山旅の主役です♪
一番群生していたのは平治岳。
北大船〜大船山の稜線にも回廊が出来ていました。
国土地理院の地形図を見ると大船山に「群落」の記載。
坊がツル賛歌に詠まれているのも大船山。
“ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できる。逆に、火山活動が終息して植物の遷移により森林化が進むと、優占種として生存できなくなる。”とWikipediaにありました。
時間の経過とともに生存範囲が変わっているんでしょうね。
とっても小さな白いスミレ。
あちこちに咲いていましたが、大戸越から北大船にかけての登りで特に大群生していました。
フモトスミレかと思いましたが、葉っぱや茎が全然違いますね。
こちらも北大船、大船の樹林帯の中でいっぱい咲いていました。
6月でこれだけ咲いていると思いませんでした。
姿が小さくて可愛らしい事から稚児百合(チゴユリ)
この花も好きな花です。
大戸越から北大船の登りで咲いていました。
全域で見かけましたが、特に大船山への登りで大群生していました。
舞鶴草(マイヅルソウ)なんて優雅な名前なんでしょうね。
「舞鶴草」の由来は「葉を広げた鶴の羽根に見立てたから」と思っていましたが「葉の模様が家紋の舞鶴紋に似ることから」と言う説もあるようですね。
やっぱり羽を広げた鶴の姿の方がいいなぁ〜
満天星ツツジも好きな花。
大船山で満天星ツツジのトンネルに出会ってテンションが上がりました♪
ベニドウダンは比較的色んなところで咲いています。
チューリップのような花が可愛らしい。
ツクシドウダンは初めて出会いました。
一瞬、サラサ?と思いましたがちょっと違う。
サラサドウダンの亜種で筑紫満天星(ツクシドウダン)
筑紫の名の通り、九州にしかないようです。
ベニドウダンと一緒に大船山でトンネルを作っていました。
登山ランキング
概要は>> こちら
1日目は>> こちら
こちら
ガマズミ
登山口から自然歩道の区間でいっぱい咲いていました。
コバノガマズミとかミヤマガマズミとか種類がありますが総じてガマズミとさせていただきます。。。
ガマズミの実も食べられるようですね。
栄養満点でマタギの間では神からの授かりものと大切にされていたようです。
似たような木が多いので、実の時期に判別できるかどうか・・・
コガクウツギ
こちらも登山口から自然歩道の間でいっぱい咲いていました。
ナルコユリ
登山口に近い所で一株だけ咲いていました。
ナルコユリ?アマドコロ?ホウチャクソウ?と迷いましたが・・・
普通、花が複数つくのが1つずつなのでアマドコロ可能性が高い?と思いましたが、
花柄につく部分がちょっと細くなっているのでナルコユリで間違いないと思います。
ざっくり違いを言うと・・・
ナルコユリ:茎が1本で、丸くてツルツルしている
アマドコロ:茎が1本で、角ばっている
ホウチャクソウ:茎が枝分かれしている
の様です。
ギンリョウソウ
下山中、自然歩道で雨の中、見かけました。
別名ユウレイタケ。
思わず目をひく不思議な植物です。
バイケイソウ
花が梅、葉がケイランに似ていることから梅?尅吹iバイケイソウ)
葉っぱだけではコバイケイソウと区別がつきませんが、花が咲くとわかりますね。
ギボシとの誤食の多い有毒植物です。
自然歩道で群生しているところがあります。
登りにも群生箇所は見ましたが、花には気づかず・・・
帰りには結構咲いていました。
幻を見ていたんだろうか。
ハルリンドウ
雨ヶ池付近で見かけました。
他でもぽつぽつ。
春に咲く竜胆で春竜胆(ハルリンドウ)
ピントが甘いですが、可憐で可愛らしい。
ニガナ
ニガナは割とどこにでも咲いていますよね。
こちらも変種の多い花。
茎が白汁を有し、苦みが多いから苦菜(ニガナ)
ジシバリ
坊がツル付近で咲いていました。
伸びた茎のところどころから根を出して増える様子が地面を縛るようだというのが名の由来だそうです。
ニガナに似てると思ったら別名イワニガナ。
ミミナグサ
はっきりわかりませんが、ミミナグサの一種だと思います。
坊がツル付近で咲いていました。
この手の花は似たようなのがめちゃくちゃ多い・・・
でもミミナグサ、ハコベ、ツメクサ系の花、好きです♪
ヒメハギ
大戸越から平治岳の登りで一株だけ発見!
初めて見ました。
萩の花に似ていて、小さいから姫萩(ひめはぎ)
ほんとに小っちゃくて見落とすところでした。
と言うか、いっぱい見落として目に付いたのがこれだけだったのかも・・・
ミヤマキリシマ
今回の山旅の主役です♪
一番群生していたのは平治岳。
北大船〜大船山の稜線にも回廊が出来ていました。
国土地理院の地形図を見ると大船山に「群落」の記載。
坊がツル賛歌に詠まれているのも大船山。
“ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できる。逆に、火山活動が終息して植物の遷移により森林化が進むと、優占種として生存できなくなる。”とWikipediaにありました。
時間の経過とともに生存範囲が変わっているんでしょうね。
ツボスミレ
とっても小さな白いスミレ。
あちこちに咲いていましたが、大戸越から北大船にかけての登りで特に大群生していました。
フモトスミレかと思いましたが、葉っぱや茎が全然違いますね。
イワカガミ
こちらも北大船、大船の樹林帯の中でいっぱい咲いていました。
6月でこれだけ咲いていると思いませんでした。
チゴユリ
姿が小さくて可愛らしい事から稚児百合(チゴユリ)
この花も好きな花です。
大戸越から北大船の登りで咲いていました。
マイヅルソウ
全域で見かけましたが、特に大船山への登りで大群生していました。
舞鶴草(マイヅルソウ)なんて優雅な名前なんでしょうね。
「舞鶴草」の由来は「葉を広げた鶴の羽根に見立てたから」と思っていましたが「葉の模様が家紋の舞鶴紋に似ることから」と言う説もあるようですね。
やっぱり羽を広げた鶴の姿の方がいいなぁ〜
ベニドウダン
満天星ツツジも好きな花。
大船山で満天星ツツジのトンネルに出会ってテンションが上がりました♪
ベニドウダンは比較的色んなところで咲いています。
チューリップのような花が可愛らしい。
ツクシドウダン
ツクシドウダンは初めて出会いました。
一瞬、サラサ?と思いましたがちょっと違う。
サラサドウダンの亜種で筑紫満天星(ツクシドウダン)
筑紫の名の通り、九州にしかないようです。
ベニドウダンと一緒に大船山でトンネルを作っていました。
登山ランキング
2017年05月26日
剣山で出逢ったお花たち(2017/5/19〜20)
2017/5/19〜20に行った剣山で出逢ったお花たちの紹介です。
概要は>> こちら
1日目は>> こちら
2日目は>> こちら
エンゴサク
ヤマエンゴサクより少し色が淡い感じ。
剣山の花の本に「ヒメエンゴサク」が載っていたのでヒメエンゴサクにしておきましょう(^^;
エンゴサクも色々種類があります。
エンゴサクの仲間
えんごさく(延胡索) 、ケシ科の植物で鎮痛作用がある様子。
中国の漢方「延胡索」を日本読みしたものの様です。
同じケシ科で形の似たものでもキケマンは有毒のようですね。
ぽつぽつでしたが、あちこちで見かけました。
カタバミ
右と左で花弁の形が違いますが・・・
どちらもコミヤマカタバミと(小深山片喰)思われます。
深い山に咲くカタバミで「ミヤマカタバミ」
ミヤマカタバミより小さいので「コミヤマカタバミ」
カタカナで書かれると覚えにくいですが、漢字で意味が分かれば覚えやすいです。
白いものとピンクっぽい物もありますが、タカバミは種類が細かく分かれていないですよね。
っで、どこででも見かけます。
剣山でもあちこちの樹林帯の中で咲いていました。
どこでも見かける花ですが優しい雰囲気で好きな花。
花言葉も「母の優しさ」
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ(猩々袴)は雪解けの後、一番に咲く花のイメージですね。
今回はジロウギュウの登りで咲き残っているものを見かけました。
名前の由来は、紅紫色の花を空想上の生き物ショウジョウ(猩々)の顔に、地面を放射状に這うように広がる葉っぱをそのハカマ(袴)に見立てたという説や、花の色が猩々の赤い髪や緋色の袴の色にいているところから名付けられたなどの諸説があります。
独特の形なので一度見たらその姿はきっと記憶に残ると思います。
シロバナエンレイソウ
エンレイソウ(延齢草)は通常、緑や濃い紫の花が一般的ですが、白い花はまた違った印象になりますね。
見かけたのは一ノ森ヒュッテで2輪と行場で1輪の二か所だけでした。
漢字で書くと「延齢草」長生きできそうな名前です。
中国では古くから薬草とされていましたが、実際には有毒成分を含むので、あまり口にしない方が良さそうです。
スミレ
スミレ。いっぱい咲いていました。
スミレは種類がいっぱいありすぎて分かりません・・・
テンナンショウ
この子も不思議な植物です。
テンナンショウとマムシグサとウラシマソウの違いが今もって理解できていません。
テンナンショウ(天南星)も種類がいっぱいあって覚えられません。
良かったら テンナンショウの仲間 をご覧ください。
写真の子は葉っぱが写っていませんが、ミツバテンナンショウかな?
ニリンソウ
剣神社から登山道に入ってすぐの所に数輪だけ咲いていました。
二輪草、文字通り1本の茎から二輪の花を咲かせます。
まれに1輪や3輪のものもある様子。
1輪で咲いているとイチリンソウと見分けがつかない・・・
二輪草は食用になりますが、一輪草は有毒。
またトリカブトの葉っぱも良く似ているので安易に手を出さない方が無難です。
ネコノメソウ
ネコノメソウも種類がいっぱい。
良かったら ネコノメソウの仲間 をご覧ください。
これを全部覚えられる人ってすごいよなぁ〜
写真右側は「シロバナネコノメソウ」
明らかに他の黄色いネコノメソウとは違うので覚えました!
とっても可愛らしい。
黄色も白もあちこちで咲いていました。
果実が熟した時に、2本の花柱を突っ切るような割れ目を生じて開き、この形が猫の目のようであることから「猫目草」だそうです。
バイカオウレン
二の森周辺、一ノ森から行場の間でいっぱい咲いていました。
ただし、ピークは過ぎておりめしべは実を結んで膨らんでいるものが多数でした。
バイカオウレン(梅花黄連)は字のごとく梅の花に似た黄連です。
ミツバオウレンやセリバオウレンの様に葉の形で分かれるものも。
ハコベ
名前が分かりませんが、ハコベの一種だと思います。
花弁が10枚に見えますが、深く切れ込んで2枚に見える花弁が5枚です。
見落としがあるかもしれませんが、こちらも剣神社から登山道に入ってすぐあたりでしか見かけませんでした。
この時期って白い花が多いですよね。
ワチガイソウ
こちらも見落としがあるかもしれませんが、一ノ森から行場へ向かって行場のすぐ手前あたりでのみ、見かけました。
ワチガイソウの仲間 。
ワチガイソウの名前の由来を調べていたら「むかし、この草の名前が判らないので、その盆栽に名前不明の符号である「輪違い」のしるしをしておいたのが、そのまま名前になった」らしい。
この子の名前は「名前不明」さんなんですね・・・
その他のお花
名前を調べようとしましたが・・・
似たような花がいっぱいで判別できませんでした。
もっと詳しくなりたいなぁ〜
登山ランキング
2017年05月06日
花の山に登ろう(5月 関西)
5月と言えば 「花」と 「新緑」!
一番、山が華やぐ季節ではなでしょうか。
と言うことで、5月にお勧め、 花の山の紹介です。
【見頃】5月下旬〜6月上旬(年や山によって異なる)
山登りを始めてから毎年のように通っているのがマキノです。
お目当てはサラサドウダン。
漢字で書くと。
なんて美しい名前だと思いませんか?
初めての出逢いは山登りを始めた2007年の5月26日。
マキノの自然観察会で、でした。
もう、その時からぞっこんです。
マキノは赤坂山が有名ですが、この時期は黒河越から明王の禿がおすすめ。
明王の禿まで行けば赤坂山はすぐそこですが・・・
林道を歩いていると藤、ヤマボウシ、ホウノキ、タニウツギなど目立つ花がにぎやかに迎えてくれます。
「やま」ボウシ有り 「たに」ウツギ有り・・・
タツナミソウやニシキゴロモ等々、足元に咲く花も見逃せません。
黒河越の登山口にはウスギヨウラクの姿が見られるでしょう。
登山道を進んでいけば、サラサドウダンやベニドウダンが姿を現し、パラダイスへ!
なまず岩を過ぎてしばらく登ると白いサラサに出逢えます。
明王の禿をバックに。
明王の禿はそれまでの花の世界から一変、岩岩した空間。
眼下に琵琶湖を見下ろし、流れる風が汗をさわやかに乾かしてくれます。
運が良ければ水晶が見つかるかも???
今は全然らしいですが、昔はよく採れていたようです。
車2台で来ていれば、1台をマキノ高原にデポして赤坂山からマキノ高原へ下るもよし。
車1台であれば来た道を引き返すか、マキノ高原〜黒河林道を頑張って歩くか。
ルート計画はメンバーと体力に応じて。
一時期、シャクナゲを追い求めて山に登っていた時もありました。
一番印象に残っているのは2010年5月25日の大台ケ原。
ちょうど当たり年で満開のシャクナゲに出逢えました。
大台ケ原と言えば正木峠に・・・
大蛇?ー
岩場に見えるのはアケボノツツジの様子。
シャクナゲの後もアケボノツツジ、シロヤシオと可憐な花たちが咲き競います。
鹿さんにも出会えますよ。
大台、大峰もこの時期は花の多いおすすめエリアになります。
登山ランキング
一番、山が華やぐ季節ではなでしょうか。
と言うことで、5月にお勧め、 花の山の紹介です。
更紗満天星(サラサドウダン)と紅満天星(ベニドウダン)
【見頃】5月下旬〜6月上旬(年や山によって異なる)
山登りを始めてから毎年のように通っているのがマキノです。
お目当てはサラサドウダン。
漢字で書くと。
なんて美しい名前だと思いませんか?
初めての出逢いは山登りを始めた2007年の5月26日。
マキノの自然観察会で、でした。
もう、その時からぞっこんです。
マキノは赤坂山が有名ですが、この時期は黒河越から明王の禿がおすすめ。
明王の禿まで行けば赤坂山はすぐそこですが・・・
林道を歩いていると藤、ヤマボウシ、ホウノキ、タニウツギなど目立つ花がにぎやかに迎えてくれます。
「やま」ボウシ有り 「たに」ウツギ有り・・・
タツナミソウやニシキゴロモ等々、足元に咲く花も見逃せません。
黒河越の登山口にはウスギヨウラクの姿が見られるでしょう。
登山道を進んでいけば、サラサドウダンやベニドウダンが姿を現し、パラダイスへ!
なまず岩を過ぎてしばらく登ると白いサラサに出逢えます。
明王の禿をバックに。
明王の禿はそれまでの花の世界から一変、岩岩した空間。
眼下に琵琶湖を見下ろし、流れる風が汗をさわやかに乾かしてくれます。
運が良ければ水晶が見つかるかも???
今は全然らしいですが、昔はよく採れていたようです。
車2台で来ていれば、1台をマキノ高原にデポして赤坂山からマキノ高原へ下るもよし。
車1台であれば来た道を引き返すか、マキノ高原〜黒河林道を頑張って歩くか。
ルート計画はメンバーと体力に応じて。
シャクナゲ
一時期、シャクナゲを追い求めて山に登っていた時もありました。
一番印象に残っているのは2010年5月25日の大台ケ原。
ちょうど当たり年で満開のシャクナゲに出逢えました。
大台ケ原と言えば正木峠に・・・
大蛇?ー
岩場に見えるのはアケボノツツジの様子。
シャクナゲの後もアケボノツツジ、シロヤシオと可憐な花たちが咲き競います。
鹿さんにも出会えますよ。
大台、大峰もこの時期は花の多いおすすめエリアになります。
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