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    2017年07月18日

    保育園へ相談に行きました

    ちょっと記事にするまでに日にちが空いてしまいましたが、先日、長男が通っている保育園に次男のことを相談しに行きました。

    元々、長男の保育園の行事には次男もできるだけ参加させるようにしていたので、保育園の先生方も次男が気管切開していることはだいたいご存知です。
    でも、いざ入園・・・となると、それだけでは済みません。
    通常の障害児の加配のように、単に保育士を増やすだけでは対応が難しいだろうし、そもそも園の方針として医療的ケア児を受け入れの可否はどうなっているのかも分からないですものね。

    そこで、今回は、「入園を希望している旨の意思表明」と、「次男の現状を知ってもらう」ということを主な目的として、園長先生に時間を作っていただきました。

    自分たちの覚書として、念のため、
    ・入園を希望する理由
    ・現在の次男の状態
    ・入園した場合の次男の通園生活
    ・確認しておきたいこと
    などを、まとめた文章も持参しました。

    また、当日は、私一人だと言葉足らずな点があるかもしれないので、主人と一緒に保育園を訪れました。

    園長先生との相談の内容です。

    私たちが最初に伝えたのは、「なぜ、この保育園に入りたいか」ということ。
    理由はたくさんありますが、次男の成長を促すうえで、同世代のお友達との集団生活は欠かせないと考えていることを中心にお話ししました。

    園長先生としては、受け入れたい気持ちはあるけれど、保育士の人員不足が深刻で、通常の保育のための来年度の人員がどうなるかも不透明であるとのこと。

    それって、受け入れは無理ってこと…?
    と、思いかけましたが、ここであきらめては話は終わってしまいます。
    現在通っている療育センターの通園が、来年度はおそらく難しいこと、
    かかりつけの小児科医も、発達の度合いから見て療育センターより保育園の方が適していると判断していること、
    それから、現在の次男の医療的ケアの度合いをお話ししました。

    園長先生と色々やりとりしているうち、やはり看護師の配置が可能かどうかが一番の鍵となることは間違いないようです。

    実は、私たちが訪問する前に、園長先生は市の方へあらかじめ電話で確認してくださっていたみたいです。
    「気管切開をされているお子さんが入園を希望されているんですけど」と。
    すると、市の職員の方は、
    「看護師がいなくても、お母さんが頻繁に保育園に行って吸引できるなら、通園自体ができないわけではない」と言われたそうです。

    なので、市としてもまるっきり入園NGという訳ではないみたい。

    そんな話をしていると、保育園の事務室に1人のお母さんが入ってこられました。
    あいさつをされてすぐに出て行かれたのですが、園長先生の話によると、そのお母さんのお子さんはとある難病をお持ちとのこと。
    医療機関ではない「保育園」という場所で、預かるということに不安もあったようですが、それでも、保育園側としてはお母さんの強い要望を受けて、受け入れることにしたんだそうです。

    そういった経緯もあるので、できれば次男のことも受け入れられるように、前向きに検討したいというお言葉を園長先生からいただけました!

    よかった!

    一歩、大きな前進です。

    ただ、保育園の入所に関することは、区や市の子育て支援課が決定するので、次は役所関係に相談に行くことになります。

    私たちの住んでいる市でも、医療的ケアが必要な子に対して支援を拡大していく方針のようなので、保育園入所への道がつくといいなぁと思っています。
    もし、次男が医療的ケア児のモデルケースになることができれば...、他にもたくさんいる医療的ケア児の進路選択に少し幅を持たせることができるかもしれません。






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