UMLによるモデリング方法の備忘録
plantUMLのインストールから使い方までの備忘録
始めに
システム構築を行う際に、UML(モデリング手法)を利用することで、効率的に検討/設計を行うことができる。
今回は、plantUMLの使い方を記載する。
インストール
plantUMLを利用できるソフトはいくつかあるが、今回は無償で利用できるvisual studio codeの利用を念頭に置く。
今回は、windowsで説明するが、以下の 3つをインストールする。
【インストールする必要があるソフトウェア(windows)】
1). Visual Studio Code
2). Java
3). Graphviz
【インストール後にやるべきこと】
1). Visual Studio Code を立ち上げ、「拡張機能」で「PlantUML」をインストール
2). 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」→「システムの詳細設定」→「環境設定」の「環境変数」を開く
2-1). 「ユーザーの環境変数」に新規で「変数:JAVA_HOME、値:C:\ProgramFile (x86)\Java\jdkx.x.x_xxx」を追加
2-2). 「ユーザーの環境変数」に新規で「変数:GRAPHVIZ_DOT、値:C:\ProgramFile (x86)\Graphvixx.xx\bin\dot.exe」を追加
2-3). 「システム環境変数」の変数:Pathに「値:C:\Program File (x86)\Common Files\Oracle\Java\javapath」の追記
以上でplantUMLを利用できる環境は整う。
plantUMLの使い方
plantUML用の拡張子は、.puとなる。
試しに、test.puなど適当なファイルを作成して、VScodeで開く。
ここに、以下のように記載する。
@startuml test squence
A -> B
@enduml
VScodeで編集している.puファイルで「Alt + D」を押すと、新しいタブが開かれて、plantUMLが画像形式で表示されるようになっているはずである。
うまくいかない場合は、表示されたエラーを確認してほしい。(環境変数などの設定がおかしい場合が多いと思う)
また、plantUMLの出力を.pngなどの形式でも保存することができる。「Ctrl + Shift + P」を押すと出力形式を選択することができると思う。
そこで、「PlantUML:ファイル内のダイアグラムのエクスポート」を選択し、出力する拡張子を選択すれば、.puファイルの階層に新たにファイルが作成され、その中にエクスポートしたファイルが存在することだろう。
最後に、UMLの使い方などは、このような本を読んでいただくと理解しやすいと思う。
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