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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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2020年04月20日

2016年 8月 2


 この年の旧盆は 
 息子たちそれぞれの日程で帰省予定とのことで

 その日を待ち焦がれながら
 暑い暑い毎日を どうにかやり過ごしていた



 母の術後の経過は順調だったので
 仕事のシフトは変えずに勤務できていた


 それでも 
 日帰りを含め 実家と行ったり来たりは少々きつかったが



 盆の入り13日に 長男と次男一家が
 そろって実家方面に来てくれることに
 3ヶ月の乳児を連れての帰省はそれでなくとも大変なのに

 新幹線沿線ではないので 在来線特急で時間もかかり
 ほんと 申し訳ないくらい


 幼い頃から おばあちゃんが大好きだった次男は
 とにかく顔を見たいから 気にしないで、と



 当日 夫の運転で 私と娘も実家へ!


 まずは 父をピックアップして
 帰省した息子たちを出迎え 皆で食事会を!

 認知症がある父も 赤ちゃんを抱くと
 久しぶりの穏やかな笑顔を見せてくれた

 嫁子ちゃんも その笑顔を見て喜んでくれているし

 息子たちと娘が 皆そろって来てくれているので
 私から父への親孝行感 半端なく(笑)

 楽しい楽しい 昼食会だった
 とにかく 赤ちゃんの力は偉大だ!!!



 病院の面会時間に合わせて 市立病院へ

 母は リハビリをプログラム通りにこなしてはいたが
 そこここの痛みが なかなか取れずにいた


 面会は エレベーターホールの一角にあるコーナーで

 病室から車椅子で出てくる母を見て
 父が少し動揺していた

 自分の中では 
 もう元気になった母しか想像していなかったのだろう


 けれど ひ孫の顔を見た母は それはもう大喜び!!!
 その喜びようを見た父がまた大喜び、と笑顔の連鎖


 短い時間ではあったが 本当に穏やかで楽しい時間だった


 その日はそれから 私たち一家はまっすぐ自宅へ

 文字通り「運転手」の夫は 蚊帳の外で
 車内では皆で 賑やかに楽しく過ごして行った


 自宅は それはもう綺麗に掃除してある

 猫飼いで 初孫の赤ちゃんを迎えるし
 私が 実家の往復でクタクタなのを見て

 " 夫が " 夏休みをとって掃除しておいてくれた


 女性関係以外は 
 本当にマメに動いてくれる夫なので助かる

 あ 外の女性にはマメだった(爆)

 もちろん掃除の事も 彼女には猛アピールしていた

 夏休みをとったせいで会えないとか
 二人揃って お花畑である事には変わらず

 お互い 自宅での出来事を逐一報告しあっている


 そんな気持ちの悪い人たちは放っておいて
 みんなで楽しもうよ!と 子供達がラインしてくれた


 では 楽しい夏休みにしましょうか!!!







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