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何を隠そう…それ私です（笑）本当によく話かけられます。
短大生時代、JRに乗って家へと帰る時に学科が違うけれど顔見知りで話すようになった女の子達と私を含め4人で話していた時の事。「レタスってサラダ以外で何に使ってる？少しだけ残したら冷蔵庫に入れててもすぐ悪くなっちゃうよね」と私が言うと、当時18歳とか19歳の私から見て40代くらいの女性が「いきなり話に入ってごめんね。レタスは炒めても良いけどスープに入れるのも良いよ」と話しかけられたのを今でも覚えています。その時からレタスは玉子スープとかにも入れるようになりました。教えて下さった方の顔は当然覚えていませんが、頂いた知識は大切に覚えています。
最近ではホームセンターでワンコのおやつを選んでいる時です。小柄なお爺ちゃんがキャットフードを選んでいました。そして私を見て急に「あんたんとこは犬ね。うちんとこは猫」と話しかけられました（笑）少しだけ会話をしましたが気分が凄くなごみました。
20代の頃は以前にも書かせて頂いたチェルシーという事故に遭って骨が折れたワンコを病院へ連れて行き保護し育てました。そのワンコの散歩をしていた時です。小学生の男の子に話しかけられました。「その子お姉ちゃんの犬？」と。そうだと言うと「可愛いね」と言ってくれました。「ありがとう」と伝えると男の子は続けます。「今日僕んちの夕ご飯ね、天ぷら」と言うので「美味しそうだね、じゃあもう帰らないと」と言えば「うち食べに来る？」と（笑）
またの機会にと笑って答えました。雑種ですが私自身はチェルシーをとても可愛い子だと思っていたので「可愛いね」と言われて嬉しかったです。
そんな見知らぬ人から長年話しかけられる事を母にはいつも話していました。そしてある時母と一緒に買い物へ行った時の事。冷凍の牡蠣を一緒に見ながら購入しようとすると、50代くらいの女性から話しかけられました。「冷凍牡蠣を買いたいけどどんな風に料理してますか？」と。私は「蒸してネギとかカイワレ大根と一緒にポン酢で食べたりするのが一番簡単ですよ、レンジでチンする容器で作るんですがお酒をかけてチンするだけです」と話しました。勿論、甘辛くお醤油で炊いたりカキフライも牡蠣チヂミも美味しいしお鍋でも良い事も話しました。お礼を言ってくれてその方も牡蠣を購入されました。母は私から「知らない人に良く話しかけられる」と聞き続けていても目の前で見てやっと「本当なんだ」と理解してくれました（笑）まぁ、母はずっと笑っていましたが。
母曰く「あんたが話しかけ易いし、無視せず答えてくれるって分かるんじゃない？」と言うのですが、いくら私が話しかけ易そうでも知らない人なのだから逆に話しかけてくれる人に対して「勇気があるなぁ」と思ってしまいます。私だったらなかなか見知らぬ人に話しかけられません（笑）
そう言えば小学６年生の頃に帰る為にバスに乗っていて2人席に座っていたのですが、違うクラスの子に「ここ開いてるからどうぞ」と声をかけた事がありました。人見知りでしたが顔は知っている女の子だったし立ってるのも疲れるだろうからとなけなしの勇気を出して声をかけた事があります。その子は「有難う」と言って横に座ってくれました。そして「バスの中で見ていて、いつも話しかけたかったんだよ」と言われました。思えばその時から私は人に話しかけられやすいタイプだったのかもしれません。
旅行の時もそうです。韓国へ行った時にも駅で声をかけられましたしアメリカでも道を聞かれたり。いや、道を聞くのに他にも周りにいるじゃないと。私でなくても〜と韓国語が分からないので焦りましたが、なぜに私に話しかけてくるのかは不思議ですが話しかけやすいタイプなのは万国共通のようです（笑）
考えれば年齢は関係なく若い頃から今になっても話しかけられていますが、それも面白いなと思うのです。私は自分から話しかけるタイプではないので、こんな経験も本当に楽しくて面白いなと。見知らぬ誰かで、もう会っても分からない方。2度と会う事もない方。だけど確かにその方達と言葉を交わせているんです。それって不思議で楽しい事なんだと改めて思ったりします。
人は沢山いても、言葉を交わす事ってなかなかありません。だから貴重な経験をさせて貰っている気がします。兄に以前この話をした時、兄は私にこう言いました。「お前がアホっぽい顔してるから可哀想で話しかけてくれてるんじゃないか？（笑）」と。「おうよ！」と返事したものの…う〜ん、そうなのかな？（遠い目）いや、違う。違うと言って欲しいのですがその方達に会えませんので真相は分からず終いになりそうです。
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