いま関西に発信しています。
発信業務で話していると、日本それぞれ地方によって人々の気質が違うと感じます。
まず北海道人は人が好いです。北海道を訪れる人は「温かい」と評してくれるようですが、それもあるでしょう。でも、実際は人が好いのです。
歴史が創り上げたのだと思います。
歴史が浅いので土地に対して先祖代々からの由縁が薄い。
さまざまな地方から集まった人々が織りなす人間関係だから、友好的である。
獲得業務で発信していると、地域の特徴を感じます。
人の好い北海道に対して、厳しいのは京都。
日本の古都であるプライドと、金銭感覚について、しわいと思います。
四国もそうかな?
なぜか四国に発信することがほとんどありません。
四国の百貨店、“いよてつ高島屋”で発信したことがあります。
全国に商圏を持つクライアントで発信していても、なぜか四国の顧客がいません。
鎖国ではないでしょう。でもなぜか四国だけ、圏外という気がします。沖縄もそうかな?
話は折れますが昔、“東京ラブストーリー”ってドラマがありました。
主役、“織田裕二”くんが演じる“長尾完治”、彼は四国、伊予、松山方面の出身。
最終回では“長尾完治”の故郷に逃避した“鈴木保奈美”さん演じる“赤名リカ”が電車に乗ります。
それこそ“いよてつ”です。
ドラマから20年以上を経て私は“いよてつ”を知りました。
話は戻り、本題の関西人気質。
2019/03/31「 ちょっとな〜... 」で関西人に対して感じたことを書いています。
発信業務ではその場で獲得が決まっても、手続きは後になることがあります。
そんなとき、手続きを後日の電話にすることを約束します。
何月何日、何時にまた電話しますと。
ところが約束通り電話をしても出てくれない。
これは関西だけです。私が6年経験した発信業務でも関西だけ。
独断かと思いますが、関西人は約束を守らない。
もちろん、皆すべてそうではありませんが。
でも反面、“すいません”と言います。
日本全国、電話をしてきた経験上、
「すいません。」
というのはそう、ないことだと思います。
ちょっと飛躍しますが、人はたぶん大人になるにつれ、自分のことは悪くないと思うようになります。
D・カーネギー著、「人を動かす」の中でかつてアメリカのギャング、アル・カポネでさえ、自分は悪人だと思っていなかった。自分は慈善家だと大真面目で考えていたというのです。
確かに、こっちが勝手に電話を架けて、勧めて、お客様に悪いところはありません。
しかし関西の人は違います。
例えば発信で電話を架けて、お客様が忙しく、電話での応対をできなかったとします。
そんなときでも、関西の人は「すいません。」といって終話します。
こちらの勧めを断るときもそうです。
こっちも「忙しいところ、すいませんでした。」
そういうと、なんか“和”が生まれます。
情が厚いのかも知れません。
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