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腸にも感情があり喜怒哀楽があるのです

腸にも感情があり喜怒哀楽があるのです。

西野流呼吸法で有名な西野皓三師によれば「気」を出すには腸管が大切だそうす。決断したり決心する時「腹で決める」とか「断腸の思いで」と表現しますよね。これは皆「腹=腸」に関係しているそうなのです。
このように、腸は単に消化、吸収・排泄の働きをするだけではなく、人間の脳で複雑に考える以前の「生きるための情動」を産む発信源でもあるそうです。
腸の起こる「情動」とは、言いかえれば「根源的感情」とも言えるそうです。生命あるものは全てこの生きるため本能的情動が備わっていますよね。
どんな生物でもその最大のテーマは「如何に生き延びるか」ですよね。環境に適応し危険を避けて、自分の命を少しでも生き延ばそうと努めるのは、原生動物であるアメーバであれ、高等動物の人間であれ同様で、我々現代人も、自らの命を守るため、快・不快の原生感覚、喜怒哀楽の「情動」を大事に活用して、与えられた環境のなかで最善を尽くして行動すと思います。
今、多くの日本人は腸が病んでいると言われています。特に大腸癌は現代日本の食生活の欧米化に伴い、その罹患率が以前の和食中心だった頃より高くなっていることは周知の通りです。食べ物から来る腸内環境汚染は単に人の病気の原因を作るだけではなく、「活き活きとした人生」がおくれない、精神的問題まで引き起こしていますので、如何に腸の健康が大切なのかがわかります。
つまり、腸内環境をいつも良好に整え免疫力を高めることこそが、特に癌を筆頭に
その他の病気の発症(罹患)リスクを低く抑えることができる最善の道だと思います。


(注)上記文章の記述内容につきましては、以下の各出典元内容を参考にさせて戴きました。

「参考文献」
腸は語る 弘文堂 新谷弘実著
腸は考える 岩波新書 藤田恒夫著
老化は腸でと止められる 青春出版 光岡知足著
腸内クリーニングの驚異 祥伝社 光岡知足著


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