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2017年09月27日
科学忍者隊ガッチャマンII 第16話感想 「空白のジョー」
初回放映:1979年1月14日
フジテレビ系
(ストーリー:ネタバレ)
ギャラクターの基地。ギャラクターの戦闘員が々戦闘員に追われている。その手には小さな装
置が握られていた。傷を負いながらも、男は戦闘機を奪って逃亡した。
裏切者を逃がしたことに怒る総裁Xに、平身低頭で謝るギャラクター首領のゲルサドラ。しか
し、裏切者が持ち去った装置には発信機が付けられているので、すぐに場所を見つけられると言
い訳するが、総裁Xはその電波は現在、科学技術庁から発進されており、既に敵の手に渡ってい
るとまた怒る。しかし、装置に収められているマイクロファイルは、簡単には解読できないため、
オングレー研究所に運ばれることを予想した総裁Xは、その輸送途中を襲撃しファイルを取り返
すようにゲルサドラに命令した。
フィルムを運ぶ任に就いたのは、科学忍者隊G2号のコンドルのジョーだった。変身せずに普
通の車に乗っての隠密行動だったが、ギャラクターに察知され襲撃を受けた。サポートの為、付
近に待機していた他の4名の科学忍者隊それぞれの愛機に乗ってジョーの援護に現れた。先を急
ぐジョーの目が急にかすみ頭痛も襲ってきた。以前の古傷の再発かと思ったジョーだったが、す
ぐにそんなことはありえないと否定する。しかし、頭痛と目のかすみは酷くなるばかりだった。
ジョーの異変に築いたG3号白鳥のジュンが車に乗り移る。ジュンの声を聞いて気を取り直した
ジョーは、ブレーキを踏んで車を泊めようとするが、間に合わず、車はガードレールを突き破っ
て落下してしまった。車から放り出されたジョーは意識が薄れる中、自分の過去を夢みていた。
子供時代、両親がギャラクターの裏切者と知り、目の前で二人ともギャラクターの女戦闘員に
射殺されてしまったこと。南部博士に拾われて科学忍者隊の一員として活動を始めたこと。古傷
で脳に残った弾が影響してめまいと頭痛が起こり始めたこと。偶然医師の話を聞いてしまい自分
があと三日から十日の命だと知ってしまったこと。
ギャラクターとの最終決戦で、ジョーは、南部博士が止めるのも聞かず、先に出動して行った
仲間たちを追って行った。ギャラクターの本部に到着するもジョーは、仲間達と合流する前にギ
ャラクターに変身用兼通信用のブレスレットを破壊され、捕らえられてしまった。本部内で首領
ベルクカッツエの前に引き出されたとき、隙を見てジョーは羽手裏剣を投げる。しかし手裏剣は
カッツエを外れ地球消滅爆弾の制御装置の隙間に飲み込まれていった。ジョーはマシンガンの餌
食となった。
しかしまだ息絶えていなかったジョーは、ゴッドフェニックスの急襲に気をそらしたギャラクタ
ー達の目を盗んで、基地の外まで這いずっていった。仲間たちと合流したジョーは基地の入口の
場所を伝えた。G1号大鷲の健は自分のバードブーメランをジョーに託すと他の三人を率いて基
地内に突入して行った。
後1発の地球消滅爆弾がマントル内に達すると地球の崩壊が始まる。武器も尽き果てた科学忍者
隊。健は自分が発射装置の中に入り自分の身で発射管へのミサイルの移動を止めようとする。し
かし、偶然にも装置の中に先ほど巻き込まれて行ったジョーの羽手裏剣がミサイル移動用の歯車
を壊し、ミサイルは基地内で爆発した。
意識が薄れる中、ジョーは目の前に男が立っているのを見た。男はジョーを連れ去って行った。
その男にジョーはサイボーグ手術を受けたのだった。
夢から覚めると、目の前にはジュンがいた。ジュンは足を負傷しながらもジョーを近くにあった
洞窟の中まで運んでくれていたのだ。マイクロファイルも無事だった。しかしまたも頭痛とめま
いがジョーを襲った。その時ジョーはマイクロファイルを収めた装置に発信機が取り付けられて
いるのを発見する。そして、発信機が出している電波がサイボーグのジョーの身体に影響してい
たのだと気づき、発信機を壊した。
しかし、電波をたどって既にギャラクターは洞窟の入り口に大挙して押し寄せてきていた。ジュ
ンは肩に銃弾を受け失神してしまった。怒ったジョーはバードスタイルに変身し、正常に戻った
体でギャラクターを倒し、巨大戦車も素手で破壊してしまう目覚めたジュンはその姿を混濁した
意識の中で見ていたので、本当のことだったのか信じられないでいた。
他の3人とも合流し、無事に届けられたマイクロファイルであったが、オングレー研究所では
それを解読することができなかった。
前作最終回で殉職したと思われていたコンドルのジョーが本作では復活しましたが、これまで、
サイボーグになったらしいという描写はありましたが、仲間にはその事実を隠して目の前では超
人的な力を魅せることはありませんでした。短い描写でしたが、今回は、ジョーがどうして助か
ってサイボーグになったのかが語られました。ジョーを運びサイボーグ手術をした男はだれなの
か、なぜそのようなことをしたのか、今後さらに謎が解き明かされていくのでしょう。
ジョーの夢では、前作の映像がふんだんに使われていて、前作の方が作画力が本作とくらべ段
違いに良いことを再確認してしまいました。前作のスタッフも参加していましたが、スケジュー
ル不足やアニメーター不足でこの作品は前作に比べると絵的には残念な作品となったようです。
この話のほかに前作の映像を使った総集編的な作品は、未見ですが、第9話「滅亡のベルクカッ
ツエ」があるそうです。
2017年の秋アニメで、ガッチャマン、キャシャーン、ポリマー、テッカマンのタツノコプ
ロのヒーロー四人が集結する「インフィニティフォース」が放送開始の予定ですが、どんな話に
なるのか期待と怖さが半分ずつです。
インフィニティ フォース公式サイト
フジテレビ系
(ストーリー:ネタバレ)
ギャラクターの基地。ギャラクターの戦闘員が々戦闘員に追われている。その手には小さな装
置が握られていた。傷を負いながらも、男は戦闘機を奪って逃亡した。
裏切者を逃がしたことに怒る総裁Xに、平身低頭で謝るギャラクター首領のゲルサドラ。しか
し、裏切者が持ち去った装置には発信機が付けられているので、すぐに場所を見つけられると言
い訳するが、総裁Xはその電波は現在、科学技術庁から発進されており、既に敵の手に渡ってい
るとまた怒る。しかし、装置に収められているマイクロファイルは、簡単には解読できないため、
オングレー研究所に運ばれることを予想した総裁Xは、その輸送途中を襲撃しファイルを取り返
すようにゲルサドラに命令した。
フィルムを運ぶ任に就いたのは、科学忍者隊G2号のコンドルのジョーだった。変身せずに普
通の車に乗っての隠密行動だったが、ギャラクターに察知され襲撃を受けた。サポートの為、付
近に待機していた他の4名の科学忍者隊それぞれの愛機に乗ってジョーの援護に現れた。先を急
ぐジョーの目が急にかすみ頭痛も襲ってきた。以前の古傷の再発かと思ったジョーだったが、す
ぐにそんなことはありえないと否定する。しかし、頭痛と目のかすみは酷くなるばかりだった。
ジョーの異変に築いたG3号白鳥のジュンが車に乗り移る。ジュンの声を聞いて気を取り直した
ジョーは、ブレーキを踏んで車を泊めようとするが、間に合わず、車はガードレールを突き破っ
て落下してしまった。車から放り出されたジョーは意識が薄れる中、自分の過去を夢みていた。
子供時代、両親がギャラクターの裏切者と知り、目の前で二人ともギャラクターの女戦闘員に
射殺されてしまったこと。南部博士に拾われて科学忍者隊の一員として活動を始めたこと。古傷
で脳に残った弾が影響してめまいと頭痛が起こり始めたこと。偶然医師の話を聞いてしまい自分
があと三日から十日の命だと知ってしまったこと。
ギャラクターとの最終決戦で、ジョーは、南部博士が止めるのも聞かず、先に出動して行った
仲間たちを追って行った。ギャラクターの本部に到着するもジョーは、仲間達と合流する前にギ
ャラクターに変身用兼通信用のブレスレットを破壊され、捕らえられてしまった。本部内で首領
ベルクカッツエの前に引き出されたとき、隙を見てジョーは羽手裏剣を投げる。しかし手裏剣は
カッツエを外れ地球消滅爆弾の制御装置の隙間に飲み込まれていった。ジョーはマシンガンの餌
食となった。
しかしまだ息絶えていなかったジョーは、ゴッドフェニックスの急襲に気をそらしたギャラクタ
ー達の目を盗んで、基地の外まで這いずっていった。仲間たちと合流したジョーは基地の入口の
場所を伝えた。G1号大鷲の健は自分のバードブーメランをジョーに託すと他の三人を率いて基
地内に突入して行った。
後1発の地球消滅爆弾がマントル内に達すると地球の崩壊が始まる。武器も尽き果てた科学忍者
隊。健は自分が発射装置の中に入り自分の身で発射管へのミサイルの移動を止めようとする。し
かし、偶然にも装置の中に先ほど巻き込まれて行ったジョーの羽手裏剣がミサイル移動用の歯車
を壊し、ミサイルは基地内で爆発した。
意識が薄れる中、ジョーは目の前に男が立っているのを見た。男はジョーを連れ去って行った。
その男にジョーはサイボーグ手術を受けたのだった。
夢から覚めると、目の前にはジュンがいた。ジュンは足を負傷しながらもジョーを近くにあった
洞窟の中まで運んでくれていたのだ。マイクロファイルも無事だった。しかしまたも頭痛とめま
いがジョーを襲った。その時ジョーはマイクロファイルを収めた装置に発信機が取り付けられて
いるのを発見する。そして、発信機が出している電波がサイボーグのジョーの身体に影響してい
たのだと気づき、発信機を壊した。
しかし、電波をたどって既にギャラクターは洞窟の入り口に大挙して押し寄せてきていた。ジュ
ンは肩に銃弾を受け失神してしまった。怒ったジョーはバードスタイルに変身し、正常に戻った
体でギャラクターを倒し、巨大戦車も素手で破壊してしまう目覚めたジュンはその姿を混濁した
意識の中で見ていたので、本当のことだったのか信じられないでいた。
他の3人とも合流し、無事に届けられたマイクロファイルであったが、オングレー研究所では
それを解読することができなかった。
前作最終回で殉職したと思われていたコンドルのジョーが本作では復活しましたが、これまで、
サイボーグになったらしいという描写はありましたが、仲間にはその事実を隠して目の前では超
人的な力を魅せることはありませんでした。短い描写でしたが、今回は、ジョーがどうして助か
ってサイボーグになったのかが語られました。ジョーを運びサイボーグ手術をした男はだれなの
か、なぜそのようなことをしたのか、今後さらに謎が解き明かされていくのでしょう。
ジョーの夢では、前作の映像がふんだんに使われていて、前作の方が作画力が本作とくらべ段
違いに良いことを再確認してしまいました。前作のスタッフも参加していましたが、スケジュー
ル不足やアニメーター不足でこの作品は前作に比べると絵的には残念な作品となったようです。
この話のほかに前作の映像を使った総集編的な作品は、未見ですが、第9話「滅亡のベルクカッ
ツエ」があるそうです。
2017年の秋アニメで、ガッチャマン、キャシャーン、ポリマー、テッカマンのタツノコプ
ロのヒーロー四人が集結する「インフィニティフォース」が放送開始の予定ですが、どんな話に
なるのか期待と怖さが半分ずつです。
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2017年05月12日
科学忍者隊ガッチャマンII 第15話感想 「純情のG5号」
初回放映:1979年1月7日
フジテレビ系
科学忍者隊ガッチャマン三部作の第二作。前作で死んだと思われていたG2号コンドルのジョ
ーの復活が話題となった。
(ストーリー:ネタバレ)
ある夜、飛行していた謎のメカが墜落し爆発した。その振動をキャッチした科学忍者隊は直ちに
調査に向かった。
G5号みみずくの竜は廃墟となった村で男たちに追われている娘を助けた。男たちは、かつて村
を焼いてやるとうそぶいていたこの娘、ユカが村をこんなにしたのだと言う。娘は両親が亡くな
ってからは村人達に育てらてたのに素行不良で村人から嫌われていた。
こんなかわいい娘がそんなことをするはずがないと鼻の下を伸ばす竜。ユカはその場を立ち去っ
て行った。
墜落したメカはクルージングミサイル1号機という秘密兵器でありギャラクターのものであった。
首領ゲルサドラは総裁Xに、墜落事故を見た村人は全員捕虜にした。残骸の回収も行っている。
2号機は絶対に成功させると報告していた。
ユカを追っていた男たちは、漁に出かけていたため難を逃れることが出来た村人だった。村の損
壊具合から、ガッチャマン達は残った村人達に、ユカが村を焼いた犯人ではないことを告げる。
その様子を見ていたユカはG1号大鷲の健に興味を示す。
夜、話があると健をひとり海岸に呼び出したユカは健にキスを迫るが健は怒って立ち去ってしまう。
ふてくされるユカに竜は健をかばうが、ユカは自分をみんなが邪魔者扱いしていると村人たちを悪
しざまに言う。竜はこの村が自分の故郷に似ていることから、ユカの思いは誤解で、でっかい海を
相手にしている人達に悪い人はいないと熱弁する。
それを聞いたユカはそれなら崖から落とした真珠を拾ってきてくれと竜に嘘をつく。竜はそれを快
諾し海に飛び込んだ。驚くユカ。真珠を探して泳ぐ竜はクルージングミサイル1号の残骸を発見し
た。残骸の中からある部品を回収して崖に戻ってきた竜は、真珠は見つからなかったので代わりに
と大きな真珠をつけた真珠貝をユカにプレゼントする。ユカは竜のやさしさにうたれ、昨日飛行機
のようなものが墜落したのを見たと告白する。竜は村人はそれを見た為に災難にあったと推理した。
科学忍者隊は竜が回収した部品を解析した。その結果、目的地までの飛行チャートを持ち、無人で
複雑なルートを低空飛行出来るクルージングミサイルであることがわかった。ミサイルの標的と思
われる付近の拠点は宇宙天文台があった。
その頃、ギャラクターはで天文台の攻撃準備に入った。ゲルサドラは総裁Xがなぜこの天文台を恐
れ攻撃するのか理解できなかったが、命令どおりクルージングミサイル2号を発射した。
ソナーで海底からの発射を感知した科学忍者隊は、急ぎ天文台に向かう。海上へ出て飛行形態とな
ったクルージングミサイルを補足した忍者隊。ミサイルは民家がある地域の上空を低空飛行してい
るため撃ち落とすことができない。健とジョーはプログラム変更により進路を変えるべくミサイル
に乗り移ろうとするが、ジョーは乗り込みに失敗してミサイルから落ちてしまった。無事地上に着
地したジョーは健に成功を託す。
乗り込みに成功した健は、あと少しのところで、倒れた機械の下敷きになり動けなくなってしまっ
た。ゴッドフェニックスの操縦をパイロットマシンのパイマーに任せ、健の救出のため竜はミサイ
ルに乗り移った。天文台まであと1Kmのところでコースの変更に成功した健は竜に助けられ、ミ
サイルから脱出した。
プログラム修正されたクルージングミサイルはギャラクターの移動基地まで戻り命中。基地は四散
した。捕らわれていた村人は戻り、ユカはひねくれるのをやめてまっすぐ生きると竜に伝えた。
G5号のミミズクの竜は前作ではゴッドフェニックスの留守番が多かったのですが、本作ではパイ
マーというアシスタントロボットに操縦を託すことが出来るようになったため、専用機ホーンドタ
ンクで行動できるようになりました。
ユカと海岸に呼び出された健をこっそりと覗いているジュンと竜。キスしようとする二人に驚き
ますが、この後は竜とユカのシーンになり、健とジュンについては何も描かれていません。そち
らのシーンも描いて欲しかったです。
G4号つばくろの甚平を演じた塩谷翼は変声期を迎え、声変わりしています。もうトリトンの面影
はないですね。後に伝説巨神イデオンの主役ユウキ・コスモの声を演じます。
ガッチャマンIIではおもちゃのようなデザインのニューゴッドフェニックスが苦手でした。隠密行
動をする忍者が乗るメカにふさわしくないと思ったからです。当時のアニメ専門誌アニメージュ
にデザインが載った時の衝撃を覚えています。
フジテレビ系
科学忍者隊ガッチャマン三部作の第二作。前作で死んだと思われていたG2号コンドルのジョ
ーの復活が話題となった。
(ストーリー:ネタバレ)
ある夜、飛行していた謎のメカが墜落し爆発した。その振動をキャッチした科学忍者隊は直ちに
調査に向かった。
G5号みみずくの竜は廃墟となった村で男たちに追われている娘を助けた。男たちは、かつて村
を焼いてやるとうそぶいていたこの娘、ユカが村をこんなにしたのだと言う。娘は両親が亡くな
ってからは村人達に育てらてたのに素行不良で村人から嫌われていた。
こんなかわいい娘がそんなことをするはずがないと鼻の下を伸ばす竜。ユカはその場を立ち去っ
て行った。
墜落したメカはクルージングミサイル1号機という秘密兵器でありギャラクターのものであった。
首領ゲルサドラは総裁Xに、墜落事故を見た村人は全員捕虜にした。残骸の回収も行っている。
2号機は絶対に成功させると報告していた。
ユカを追っていた男たちは、漁に出かけていたため難を逃れることが出来た村人だった。村の損
壊具合から、ガッチャマン達は残った村人達に、ユカが村を焼いた犯人ではないことを告げる。
その様子を見ていたユカはG1号大鷲の健に興味を示す。
夜、話があると健をひとり海岸に呼び出したユカは健にキスを迫るが健は怒って立ち去ってしまう。
ふてくされるユカに竜は健をかばうが、ユカは自分をみんなが邪魔者扱いしていると村人たちを悪
しざまに言う。竜はこの村が自分の故郷に似ていることから、ユカの思いは誤解で、でっかい海を
相手にしている人達に悪い人はいないと熱弁する。
それを聞いたユカはそれなら崖から落とした真珠を拾ってきてくれと竜に嘘をつく。竜はそれを快
諾し海に飛び込んだ。驚くユカ。真珠を探して泳ぐ竜はクルージングミサイル1号の残骸を発見し
た。残骸の中からある部品を回収して崖に戻ってきた竜は、真珠は見つからなかったので代わりに
と大きな真珠をつけた真珠貝をユカにプレゼントする。ユカは竜のやさしさにうたれ、昨日飛行機
のようなものが墜落したのを見たと告白する。竜は村人はそれを見た為に災難にあったと推理した。
科学忍者隊は竜が回収した部品を解析した。その結果、目的地までの飛行チャートを持ち、無人で
複雑なルートを低空飛行出来るクルージングミサイルであることがわかった。ミサイルの標的と思
われる付近の拠点は宇宙天文台があった。
その頃、ギャラクターはで天文台の攻撃準備に入った。ゲルサドラは総裁Xがなぜこの天文台を恐
れ攻撃するのか理解できなかったが、命令どおりクルージングミサイル2号を発射した。
ソナーで海底からの発射を感知した科学忍者隊は、急ぎ天文台に向かう。海上へ出て飛行形態とな
ったクルージングミサイルを補足した忍者隊。ミサイルは民家がある地域の上空を低空飛行してい
るため撃ち落とすことができない。健とジョーはプログラム変更により進路を変えるべくミサイル
に乗り移ろうとするが、ジョーは乗り込みに失敗してミサイルから落ちてしまった。無事地上に着
地したジョーは健に成功を託す。
乗り込みに成功した健は、あと少しのところで、倒れた機械の下敷きになり動けなくなってしまっ
た。ゴッドフェニックスの操縦をパイロットマシンのパイマーに任せ、健の救出のため竜はミサイ
ルに乗り移った。天文台まであと1Kmのところでコースの変更に成功した健は竜に助けられ、ミ
サイルから脱出した。
プログラム修正されたクルージングミサイルはギャラクターの移動基地まで戻り命中。基地は四散
した。捕らわれていた村人は戻り、ユカはひねくれるのをやめてまっすぐ生きると竜に伝えた。
G5号のミミズクの竜は前作ではゴッドフェニックスの留守番が多かったのですが、本作ではパイ
マーというアシスタントロボットに操縦を託すことが出来るようになったため、専用機ホーンドタ
ンクで行動できるようになりました。
ユカと海岸に呼び出された健をこっそりと覗いているジュンと竜。キスしようとする二人に驚き
ますが、この後は竜とユカのシーンになり、健とジュンについては何も描かれていません。そち
らのシーンも描いて欲しかったです。
G4号つばくろの甚平を演じた塩谷翼は変声期を迎え、声変わりしています。もうトリトンの面影
はないですね。後に伝説巨神イデオンの主役ユウキ・コスモの声を演じます。
ガッチャマンIIではおもちゃのようなデザインのニューゴッドフェニックスが苦手でした。隠密行
動をする忍者が乗るメカにふさわしくないと思ったからです。当時のアニメ専門誌アニメージュ
にデザインが載った時の衝撃を覚えています。