小林氏はロンドン生まれ。1956年慶大経卒、米ペンシルベニア大院修了。
富士写真フイルム(現・富士フイルムホールディングス)に入社、63年富士ゼロックスに移りました。
取締役販売部長や副社長を経て、78年に44歳の若さで社長に就任し、92年まで14年務めました。
国内外の人脈が広く、欧米の事情に通じた国際派経営者として知られています。
社長時代には、分散型オフィスの展開やボランティア休暇の導入といった欧米型の経営手法を相次いで取り入れました。
財界活動では99年4月、同友会代表幹事に就任し、2期4年を務めました。
外資系企業としては初の経済団体のトップで、行き過ぎた市場主義に警鐘を鳴らし続けていました。
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