先週、朝一海でサーフィンからの月山!疲れました(笑)
月山はもう大斜面コースもクローズになり、姥ヶ岳上部のTバーだけ滑れます。
そこに行きつくまで雪渓をハイクアップしなければならないのですが、こんなものを入手しました。
グリベルのG10 ワイド、いわゆるアイゼン、クランポンです。まさか自分がこんな仰々しいものを
買うことになるとは(笑)
この季節の残雪、雪渓は結構固く、ブーツだけで登攀すると結構な確率で足が滑ります。
滑落までいかなくても、足がずりっとなると非常に疲れます。
そこでアイゼンを使用すると、そんな心配もなく疲労度もなくTバーまでたどり着けると思い
思い切って購入しました。本当は軽アイゼンと言われる4本爪や6本爪のものでいいかと思ったのですが
そもそもスノーボードブーツに装着できるアイゼンってなかなかないんですね。
そりゃ普通の登山靴で言ったら外側は30cm以上のサイズになるから当然でしょうが。
ネットで調べたり、石井スポーツで聞いたらこのグリベルのG10ワイドが間違いないということで
勢いで購入。
爪がいかつい・・・大袈裟な感じがします。
ブーツに装着。もはや登山家(笑) 自分はいったいどこに向かっているんだろうと不安になります・・
さっそく月山でTバーまでハイクしましょう。
途中までは雪も解けて木道とガレ場ですが
ここからは雪渓をハイクアップです。
早速ブーツに装着します。紐でつけるのですが簡単です。いざっ!
爪が氷にも突き刺さります。すごいグリップ力!滑る気配は全くなし!
快適過ぎます!!こんなにすごいのかアイゼンは!
雪渓を登攀するということが、楽しく感じます(笑)
Tバー乗り場まで体力の消耗もなく、快適にたどり着けました。
Tバー営業終了後・・・
アイゼン歩行が快適過ぎて、姥ヶ岳を少しハイクで登り雪渓を滑っておりてきました。
誰もいない広大な雪渓・・・なんともいえない気分でなんとなくバックカントリーにはまる
人達の気持ちがわかる気がしますね。
グリベルにはこのG10ワイドより軽いアルミ製の刃のエアーテックライト ワイド・ニュークラシック 12本爪アイゼンもあるのですが、若干のガレ場を超えたり、木道を横断したりと雪上以外での刃の摩耗を
考えると、この鉄製の刃のG10のほうがいい気がします。
また、G10ワイドの刃は鋭くなく、若干丸み帯びてるのもポイントで、神経質に摩耗を考えなくていいのも
利点なのではないでしょうか。
見た目は大袈裟でちょっとアレですが、春〜夏の残雪の雪渓でスノーボードをするにはぴったりのアイゼンだと思います!!
価格: 18,360円
(2018/7/2 09:37時点)
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