サマーゲレンデへ通うになって、雪上より大変なこと。それはエッジの重要性だと思います。
エッジの研ぎ具合が雪上よりはるかに滑走性に影響するし、そのピンピンに研いである状態が長くは
続きません。
そこで、まめにメンテナンス屋さんに頼むか自分でエッジを研磨するしかないのですが、結構な頻度で
行くなら、自分でやれるようにしないとコスパもかなり悪くなってしまいます。
ということで、私は道具を揃えて自分でメンテするようにしました。
では必要な道具と手順を見ていきましょう。
まずメンテナンス台はあったほうが良いでしょう。これは ホットワックス用に以前買ったもの ですが
クランプ付で板を縦に固定できるので優れものです。
板をしっかり固定していても、慣れないとせっかくピンピンに研いだエッジをやすりがずれてガリっと
やってまうことがありました。固定されてなければ更にやらかす可能性があります。
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次にこのボーダーカッターというものです。エッジを鋭角に落とそうとても、板の側面の樹脂部分
(ボーダー)が邪魔になります。エッジを削るファイル(やすり)は金属用なのでこのボーダーを
一緒に削ることはできません。そこで・・・・
このようにして、先にボーダーを削ってしまいます。
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ここでいよいよエッジを削る作業に入ります。
ファイルガイドというものです。削りたい角度のものを選択します。今回は88°のものを用意しました。
サマーゲレンデでは87°や86°というかなり鋭角なエッジ仕上げで滑る方も多いようですが、鋭角になれば
なるほどエッジの持ちは悪いそうです。雪上での滑りに繋げるためにエッジに頼り過ぎないという面でも
88°くらいでいいんじゃないかな?と考えました。
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ファイルと呼ばれるヤスリです。サマーゲレンデ用なら粗目だけでいいようです。
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これらを・・・
このようにくっつけて使います。これで・・・
エッジを削っていきます。エッジにバリがでるくらいピンピンに仕上げましょう。
しっかりソールにファイルガイドを当てた状態をキープしないと変な角度になってしますので要注意です。
作業はグローブをしていないと、研いだエッジで怪我することがあるので、手袋は必ずしたほうが
良いと思います。
一度目標の角度まで削ってしまえば、その後の研磨はさほど時間はかかりませんが、初回は結構大変です。
ブラシの種類、滑り方、本人の技量、コース状況等でエッジの摩耗具合は変わりますが、最低半日滑ったら
一度はこの作業が必要になるのではないでしょうか?
まだまだサマーゲレンデは滑り始めたばかりなので、わからないことだらけですが、いろいろ教えて
くれる方がいて、なんとかここまで来ました。
まだまだノウハウが必要な感じですね・・・雪上と違いかなりマニアックな世界ですが、少しずつ
入り込んでいこうと思います。
エッジの研磨、メンテナンスはショップに任せる方が多いと思います。私もエッジは触れないな・・
と思っていました。なんか失敗しそうだし・・・
サマーゲレンデを滑ろうと思わなければ、ここまで手を出すこともなかったと
思います。必要に駆られてやってしまった結果、そんなに難しい作業じゃないな という印象です。
これなら、雪上のハイシーズン中でもまめにエッジの手入れをしてあげようかなと考えています。
飛び込んでやってみるとたいしたことないので、エッジ研磨、自分でやってみませんか?