日本人のたばこ依存、遺伝と相関 理研が解析
2019/3/26 10:04
理化学研究所の鎌谷洋一郎チームリーダーらは、日本人約16万人の遺伝情報を解析し、たばこへの依存のしやすさと本人の遺伝的な特徴に相関があることを明らかにした。 欧米の先行研究で報告されていない、日本人特有の遺伝的な特徴が分かった 。依存のしやすさに合わせて禁煙の方法を変えれば、より効果的な禁煙治療が可能になる。
依存のしやすさに合わせて禁煙の方法を変えれば、より効果的な禁煙治療が可能 になる
人のゲノム(全遺伝情報)の配列はほとんど共通しているが、一人ひとりわずかに違いがある。鎌谷チームリーダーらは、こうした 個人ごとの配列の違いと、喫煙の有無や1日あたりの喫煙本数の多さといった喫煙習慣がどう関連しているかを解析した。
すると、 たばこをよく吸う人に共通してみられる配列の違いがゲノム全体で9カ所みつかった 。特に関連性が高かったのは、肝臓で働くニコチン分解酵素など遺伝子のそばにある配列だった。 こうした配列の特徴を持つ人は、もともとたばこを吸うと依存しやすい体質 だとみられる。
解析には、東京大学医科学研究所などが日本人の遺伝情報を集めたプロジェクト「バイオバンク・ジャパン」のデータを利用した。 見つかった配列の特徴のうち7カ所は、これまで欧米の研究では報告されていない日本人特有の特徴だった。
日本人でたばこに依存しやすい体質の人を見つけやすくなれば、個人の体質に合わせた効率的な禁煙治療を国内で実現できるようになる。
平成20年の禁煙外来(保険適応)受診率は198,760/26,000,000×100= 0.764(%)
したがって、禁煙外来が喫煙率低下に貢献していない原因は、 喫煙者の受診率の低さが原因 であると考えられます。
さもありなん。
私なんかは、40年以上タバコを吸っていますが、
嗜好品と言う考えなので、禁煙する気がありません。
従って、受診する気も全くない。
こういう人、多いんじゃあないでしょうか?
ガンや脳卒中の危険が高いのは、DATAが示していますので
それを否定する気は全くありません。
覚悟を持って、喫煙している。ということです。
その為に、家族に余計な苦労を掛けてしまうでしょが
あらかじめ、了解させています。
渋々なんでしょうが・・・。
子供には、それなりの用意はしてありますので、
生活に困ることはないだろうと思っています。
どんな原因であろうと、ここまで生きてきたので
もう死んでもいいのです。
どうせ、いつかは死ぬんですから・・・。
悔いのない人生ではありますので・・・。
ただ、禁煙したいのにできない人には、この研究は
一つの光にはなるでしょう。
是非受診をお勧めします。
BY いいとこどり
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