警鐘を鳴らすコラムを見つけた。
先日の報道によると、イージスアショアの配備で、現地調査もしないで
配備計画を立てるなど、防衛相の問題が出て来ていた。
現場はともかく、防衛官僚たちの怠慢が浮き彫りになっている。
日本の政治家は安全保障を理解していない
上岡 龍次 2019/6/11(火) コラム|政治
■ 外交と配備
韓国海軍艦艇が海上自衛隊哨戒機に対して火器管制レーダー波を照射した。だが日本の政治家は韓国に対して追求しない。 追求よりも沈静化を優先 した。さらに 岩屋防衛大臣は韓国との交流を優先する という。
イージス・アショアの配備でも問題が発覚。 配備する場所の選定で現地調査を行っていない ことが明らかになった。イージス・アショアの配備は国防として必要だが、意味を知らない選定であることを明らかにした。
これでは、現地説明会でも理解など得られるわけもない。
「やり直して、出直せ」しか言えない。
こんなことで、日本の防衛など本当にできるのか?
■安全保障の基本
国家の安全保障を簡単に説明すれば、知らない政治家への知識となる。さらに選挙権を持つ者は政治家を選ぶ基準として使える。
国家の安全保障
1:国家の尊厳と独立が外交によって解決できない時は、軍事力を用いて国家の尊厳と独立を維持する。
2:国際社会に参加して国家の信頼を得ることで安全保障の環境を整備する。
3:軍事力を背景とした外交を目的として実行する。
国家が国民に人権を与えており、国家が消滅すれば国民は無人権になる 。だから国家は国民を無人権にしないために軍隊を用いて戦争する。政治家と軍人で共通しているのは、「 国家が消滅しないために戦う 」こと。
共通目的:国家が消滅しないために戦う。
政治論:全国土を護る。
軍事論:防衛の優先順位を決める(防衛の最優先は重要な軍事基地)。
政治家と軍人は政治論と軍事論で異なる。政治家は国家主権である国土を護るので、全ての国土を護ることを前提とする。軍人は防衛として必要な軍事基地を優先し、国防に適した作戦を行う。
国際社会は集団的自衛権を前提としている。 日本が自衛隊を海外派遣することは、「日本は今の平和を認める」ことを意味します。 今の平和を認めるから各国は軍隊を海外派遣して国際貢献しています。 だから自衛隊を海外派遣することで信頼が得られるのです。
この事に意味を、理解している政治家は、どれだけいるのであろう?
「国が無くなれば、国民の人権もなくなる」
先の大戦での「敗戦」で、痛いほど感じたはずであるが、
もう忘れてしまったのだろうか?
経済的に豊かになることに気を取られ、国防をすっかり
忘れてしまった国は、平和が当たり前、だとでも思っているらしい。
寝ぼけるな! 日本人。
多くの犠牲を払ったから、今の国がある。
私たちが、今日、豊かさを享受できるのも、その犠牲の上に
立っている。
何もしないで「平和」が来たわけではない。
平和を守るために、敵となる国と戦うのである。
今までの日本は、そうやって、戦って存続してきた。
「敗戦」を味わっても、「国体」を守り、必死になって
戦後を生き抜いてきた。
これまでの努力を無駄にしない為にも、この平和を
守らなければならない。
平和憲法があったから、平和だったのではない。
平和の為に、血のにじむような努力をしたから、
現在の平和があるのである。
この平和を守るために、
日本は、あらゆる準備をしておかなければいけない。
安全保障は、その平和の根幹となる「最優先事項」である。
経済的に苦しくなろうとも、まず、国を守ることが先決であり
平和を維持して初めて、経済活動が出来るのである。
現在の北朝鮮を見れば、はっきりしているではないか?
BY いいとこどり
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