その優れた分析力には、冠したものだが、こと「日本」については
全くこの人はわかっていないことに、気が付いた。
「財政赤字」を信じているのである。
ある意味、当たっているのだが、それを再建不可能のごとく
考えているところが、不思議であった。
こと「経済」に関しては、素人であった。
ゼロから分かる「日本の格差社会」その元凶と絶望的な「未来予想図」
抜け出せない袋小路に陥っている
佐藤 優
平成史を総括
行動する政治学者の山口二郎氏と金融実務に通暁したエコノミストの水野和夫氏による『資本主義と民主主義の終焉』は、平成史を総括する優れた対談本だ。
山口氏は、田中角栄元首相の系統の自民党経世会が20世紀型の利益誘導政治のひな形を作っていたことについてこう説明する。
〈二〇世紀型利益誘導政治は、経世会の政治家ががんばって、大蔵省や建設省(現・国土交通省)や農林水産省の官僚を動かし、地元にカネを引っ張ってきては、道路や橋などの公共工事を行なうというものです。
現在の「財政状況」を全く理解していない。
財務官僚をはじめ、官僚たちは「自分の生末」しか頭にはない。
国がどうなるか? なんてことは、どうでもいいのである。
自分たちの「天下り先」を作るために、国の財政を「食い物」に
していることは、いろんなDETAからバレている。
国民が汗水たらして「納税」している「税金」を、自分たちの立場を
守るためにしか使っていないのだ。
在日に対する各種補助金、生活保護費、ODA、教育費の削減、科研費の
無駄使い、少数派への過剰な支援、などなど・・・。
韓国・中国だけが問題なのではなく、一番大きな問題は「国内」に
あることを、日本人は気が付かなければならない。
このままでは、日本は、彼らに食いつぶされてしまうのだ。
BY いいとこどり
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