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佐賀県鳥栖市に拠点をおく「短歌文学会」を紹介するブログです。短歌の楽しさ・魅力をみなさんと共有できたらと思っています♪管理者は、3代目主宰者の娘であり、文学会会員のaquaです。
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posted by fanblog

2014年12月24日

シクラメン・豚の饅頭、かがりび花    

シクラメン
今回は、冬、特に年末年始・お正月の室内をお飾るお花として人気のシクラメンです。

この花は、地中海沿岸を中心とするヨーロッパ、アフリカ、小アジア(一説にはシリア)を原産地とする、サクラソウ科、シクラメン属の多年生草本です。花言葉は、 「清純、思慮深い、内気、はにかみ」 とされています。
シクラメン

シクラメンの日本への渡来は明治になってからで、 ブタノマンジュウ の名が明治17年にあたえられています。イギリスでの俗名サウ・ブレッドをブタノパンでは当時の日本では馴染めないと思われたのでしょう。パンをマンジュウに置き換えたようですね。

ブタノマンジュウと命名したのは東大の大久保三?カ助教授であったと中村浩博士が『植物名の由来』で明らかにしています。また同書によると、もう一つの別名カガリビバナについては、新宿御苑を訪れていた九条武子夫人がシクラメンを見て 「かがり火のようね」 と話されているのを牧野富太郎博士が聞いて、名付けられたと記されているそうです。(この項、湯浅浩史『花の履歴書』参考)

植物の名前にも由来、経緯があって興味をそそられますね。(参考:『花の履歴書』『季節の花300』『植物語源辞典』)
シクラメン

では、短歌を二首あげておきます。

香取 秀真(『天之真榊』)
命長き鉢のシクラメンしぼめれば根には早くもつぼみ出で居り

土岐 善麿(『初夏作品』)
いちはやき友が見舞ひのシクラメンの一鉢もちて病院に入る


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いつも応援ありがとうございます。
この記事へのコメント
川岡末好さま

管理人aquaです。
コメントをいただきありがとうございました。

よろしければ、一度、短歌文学会事務局メールアドレスへ
ご連絡先(メールアドレス)をお送りいただけますでしょうか?
ikari@smile.ocn.ne.jp

お質問に関しましてご連絡させていただきます。
よろしくお願いいたします。
Posted by aqua at 2015年01月06日 22:39
伊東光男さんのことを知りたいのですが、何か方法を教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。
Posted by 川岡末好 at 2015年01月03日 13:29
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