お金が必要になる場合はいろいろなケースがありますが、生活費として消費者金融から借りている人の割合は、非常に高いです。生活費と言っても様々ですが、今まで働いていた会社を退職して無職になってしまった人や、会社が倒産して失業してしまった人などは、次の勤務先が決まるまでに収入がありませんので、リアルに生活費としてお金を借りたいと思うでしょう。

もし雇用保険に入っている会社ならば失業保険が出ますが、自己都合で退職した場合は、支給されるまでにある程度の日数が必要になってきますし、小さい会社であれば雇用保険に入ってないところもあります。

そんな時に思い浮かぶのは消費者金融などのカードローンなのですが、無職の状態で消費者金融から借りることができるのか？誰もが疑問に思う事です。

今回は無職（失業中やニートの状態）で消費者金融カードローンから借りられるのかについて書いていきます。

無職では100％消費者金融から借りれないのか？

結論から先に言うと、収入が無い無職の場合、消費者金融からお金を借りることはできません。

なぜなら、消費者金融は貸金業者なので、貸金業法という法律を遵守していますが、貸金業法の中に総量規制があり、貸金業者は資金需要者の年収の3分の1までしか貸付ができないからです。

なので、年収300万円の人ならば100万円までしか借りられません。無職の人は年収が0円なので、1円も借りることができないのです。

では収入がある無職の人は借りられるのか？になりますが、例えば年金収入がある無職の人ならば、年間年金収入の3分の1までは借りることができます。要するに、収入証明書を出せる人ならば、借りられる可能性があるのです。

専業主婦で無職の人でも借りられないの？

配偶者は収入があるが、本人自身に収入が無い専業主婦はどうなのか？配偶者に収入があっても、本人の収入が無ければ消費者金融では借りることができません。

しかし、銀行カードローンであれば、貸金業法が適用されないため、専業主婦でも借りられる銀行があります。

具体的にどこの銀行カードローンなら専業主婦で借りられるのか？今銀行は2017年にあった過剰貸付問題によって、簡単に借りられるイメージを持つ広告訴求を行っておりません。

以前までは収入証明書不要や、専業主婦でも借りられるという広告文で宣伝していましたが、今はそれらは禁止となっています。

融資を禁止している訳ではないので、配偶者に収入がある無職の人は、銀行カードローンに直接確認することをおすすめします。特に地方銀行カードローンの場合、専業主婦への貸付を積極的にしている銀行はまだあります。

住んでいる市や区にある地方銀行カードローンは穴場的におすすめと言えます。

失業保険の収入がある無職の人はどうなのか？

収入があれば絶対に借りられるわけでもありません。例えば、失業中で失業保険を貰ってる人は収入が一応ありますが、その状態で消費者金融へ申込しても100％断られます。

消費者金融はあくまで安定収入がある人を申込条件にしています。失業保険は一時的な収入で、安定収入ではありませんので、借りることはできません。

仮に500万円の資産（預金）を持っている人だったとしても、収入が無い無職の人は総量規制によって、借りることはできないのです。それほど、無職は消費者金融カードローンから借りるハードルが高くなっています。というか、無職は借りられないというのが結論です。