当ブログ運営者の居酒屋八角こと店主の八角です。
本日は、1000円札でおなじみの野口英世博士で有名な黄熱病の予防接種についてのお話です。
外航船社に就職した息子が海技大学校や日本海洋科学で行われた新人航海士研修を終えました。
あとは、会社からの、乗船命令を待つだけとなりました。
じつは、アフリカや中南米にも寄港の機会がある航海士は、黄熱病の予防接種を受けなければならないそうで息子も先月無事に黄熱病の予防接種を済ませてきました。
私も息子が外航船舶の会社に就職するまでは、黄熱病の予防接種のことなど全く知識がありませんでした。
インフルエンザ予防接種などと同様にどこの病院でも受けられるものだと思っておりました。
しかし、黄熱病の予防接種の場合、東京や大阪、名古屋、福岡などの全国でも限られた都市、しかも検疫所やごく一部の指定医療機関でしか受けることができませんでした。
しかも関東圏の検疫所などを除き地方では、週1,2しか実施されておらず(黄熱病予防接種)予約を取るのに少し手間取りました。
上記画像は、黄熱病予防接種の証明書、別名(イエローカード)です。
接種後10日経過後から生涯有効ですがこのイエローカードの再発行は、10年間しかされないので大切に保管しないといけません。
もし、このカードをなくすと、もう一度黄熱病予防接種を受けなければ入国(寄港)できない国もあるそうです。
息子の場合、電話予約を入れた時点で1か月先まで埋まっており、平成30年の12月に福岡検疫所での予防接種に空きがありかろうじてそこで黄熱病予防接種を受けることができました。
聞くところによると今まで日本で認可されていた黄熱病予防接種が不足しているらしく、「スタマリル」を使った「研究」に参加するという名目で黄熱病予防接種をすませました。
ちなみにこのスタマリルは、ヨーロッパや韓国では、広く一般的に黄熱病の予防接種として普及しているそうです。
とにもかくにも黄熱病の予防接種も終わり、あとは、会社からの乗船命令を待つだけとなりました。
余談ですが、
息子の商船高専の友人たちで外航船社に就職した仲間たちも1月から徐々に乗船し、世界の海に漕ぎ出しているようです。
あるものは、オランダまで飛行機で移動し、外地乗船、ドイツから乗船するものなど正にワールドワイドです。
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