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2019年02月09日
必見!なんちゃって赤ワインの基礎知識
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こんにちは、ジャックです。
前回よせばいいのに、幼稚園児よりも乏しい知識で赤ワインの銘柄についていくつかお勧めしました。
やはり幾人かの方々から、「お前のブログなど読んでいるやつらはみんなシロウトなんだから、当たり前にシャトーとかって使ってんじゃねえ」などと、お叱りを受けてしまいました。
そこで順序は逆になってしまいますが、赤ワインの基礎知識として、「この言葉はこういう意味です」的なことを記載してみたいと思います( ´∀` )。
本当に詳しい人から見たら苦笑ものの内容ですが、厚顔無恥の姿勢で書かせていただきます。
■ 「シャトーって何?」:ワインの生産者について
■ 「ボルドーって何?」:ワインの生産地について
■ 「カヴェルネソーヴィニオンって何?」:赤ワインに使われる葡萄の品種について
■ 「フルボディって何?」:ボディについて
■ 「デキャンタって何?」:ワインを美味しくする方法について
■ 「マリアージュって何?」:赤ワインを美味しくいただく料理について
■ 「ワインを美味しく飲む温度は何度?」:最適温度について
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■ 「シャトーって何?」:ワインの生産者について
「シャトー」とは葡萄畑を所有して栽培から瓶詰めまで行う、ボルドー地方の生産者の事です。
もう一つ同じ様な名称に、「ドメーヌ」が有ります。
ドメーヌはブルゴーニュ地方のワイン生産者の事で、基本的に「シャトー」と「ドメーヌ」は同じ意味だと考えて良いと思います。
ボルドーとブルゴーニュによって呼び名が変わるわけですね。
ただ厳密に言うと、ボルドーでは1つの葡萄畑を1つのシャトーが所有しています。
これに対しブルゴーニュでは1つの葡萄畑を複数のドメーヌが所有するのが一般的です。
ボルドーの様な所有形態を、ブルゴーニュでは「モノポール」と言っています。
また同じ様な呼び名に「ネゴシアン」が有ります。これは自社で葡萄畑を持たずに生産する、比較的大規模な生産者の事ですね。
「シャトー」「ドメーヌ」「ネゴシアン」、どれもワインの蔵元(ワイナリー)の呼び名と覚えておいて良いと思います。
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■ 「ボルドーって何?」:ワインの生産地について
赤ワインの話を読むと、ものすごくよく出てくる言葉ですよね。
「ボルドー」とは、フランスのワイン生産地の名前です。
「ボルドー」と「ブルゴーニュ」。この2つはフランスワインを語る上では外せない2大生産地の名称で、ボトルの形状ひとつ取っても肩の張ったボルドー、なで肩のブルゴーニュと特徴があります。
それぞれ、その他の特徴を挙げてみましょう。
まず、ボルドー。
ボルドーはほとんどが赤ワインと言っても良いくらい赤ワインが有名です。
葡萄の品種もメルロー、カベルネソーヴィニオン、カベルネブランなど数種類をブレンドした作り方が一般的。
タンニンが強めで、濃厚な味わいが特徴です。
次にブルゴーニュ。
こちらは赤ワインも白ワインも生産されますが、基本的に単一種の葡萄で作られます。
赤ワインはピノ・ノワール、白ワインはシャルドネが主に使われています。
赤ワインの色も明るめで、タンニンが少なく酸味が強いのが特徴です。
フランスワインの産地は他に、ロワール、コート・デュ・ローヌ、シャンパーニュなどがあります。
もちろんフランス以外の国でもワインは数多くつくられています。
皆さんもご存じだと思いますが、イタリア、スペイン、チリ、カリフォルニア、オーストラリア…。
それぞれの特徴を持ち、ワインは世界中でつくられているわけですね。
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■ 「カヴェルネソーヴィニオンって何?」:赤ワインに使われる葡萄の品種について
赤ワインの生産に使われる葡萄の品種の一つですね。
せっかくですから、葡萄の品種にどの様な物があるか挙げてみましょう。
カベルネソーヴィニオン:
赤ワインになる品種の代表格。タンニンがしっかり含まれており、カシスやブルーベリーの様な香りがしっかりと感じられる重厚な味わいが特徴です。
メルロー:
タンニンや酸味が穏やかで比較的穏やかな味わいが感じられる品種です。世界的にも広く生産されています。ボルドーワインはいくつかの品種をブレンドして作られますが、メルロー7割、カベルネソーヴィニオン2割などという、メルロー多めなブレンドが多い様ですね。
カベルネフラン:
明るめの色調で、程よくしなやかな渋みと酸味が程よく感じられ、力強い品種とブレンドさせると芳香が引き立つ品種です。一般的にカベルネと言うと、ソーヴィニオンとフラン両方を指し、ソーヴィニオンの強さとブレンドする事で数々の微妙な味わいを醸し出す、まさに兄弟分的品種です。
ピノ・ノワール:
ブルゴーニュ地方で栽培されている品種です。イチゴやチェリーの様な香りが特徴的。チリなど、その他の国でも広く栽培され、各地方によって味わいが変わります。
テンプラニーリョ:
スペインの品種です。スペインと言ったらテンプラニーリョと言うくらいの代表的な品種。フルーティな味わいと繊細で華やかな香りが特徴です。スペインワインのコクのある味わいはテンプラニーリョのなせる技ですね。
サンジョベーゼ:
同様にイタリアワインに使われる代表的な品種です。しっかりしたコクを作り出し、イタリア料理とマリアージュするとまた格別!
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■ 「フルボディって何?」:ボディについて
赤ワインはその重厚さを
・ライトボディ
・ミディアムボディ
・フルボディ
と区別し、分類しているのです。
言葉のイメージで分かると思いますが、フルボディの方が重めっていうことですね。
フルボディ:
渋みが強く、味も香りも濃厚。色も赤味が濃い。アルコール度数もやや高め。
ライトボディ:
渋みが少なく、味も香りもサラッとしている。色も明るく薄め。アルコール度数もやや低め、
ミディアムボディ:
フルボディとライトボディの中間。程よいバランスという感じ。
ワイン記事などではフルボディの物が多く取り上げられていますが、ライトボディの物でも美味しい物は沢山あります!
日本酒でも甘口・辛口などがありますが、赤ワインでは独特の「ボディ」と言う区分けで表しているのです。
ボディは、アルコール度数やタンニンの量などを基準に区分されているとの事。
タンニンは葡萄の皮に含まれているので、渋みと味の妙味のおおもとなのです。
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■ 「デキャンタって何?」:ワインを美味しくする方法について
ああ、赤ワインの入れ物ですねー。
ほとんどのお店でこれを使うことを勧めてくれたりしますが、何のための物でしょう?
お店の人に聞いてみると、「空気に触れさせてまろやかな味にする為」だと教えてくれました。
でもちょっと待って!
昨日のお店では同じような入れ物を出してくれたけど、カラフェって呼んでたよ。
デキャンタとカラフェの違いって何なの?
うん、この疑問ありがちですねー。
実はこの2つはフランス人でも混同して使っているほど、似通っています。
それはそうです。カラフェはフランス語で「水差し」、デキャンタは英語で「水差し」の意味なんですから。
ものすごく乱暴に言います。
カラフェは赤ワインを空気に触れさせて、開かせる(味をまろやかにしてくれる)ための物。
デキャンタは赤ワインの澱(沈殿物)を取り除いたのちに、ゆっくり空気に触れさせるための物です。
その行為自体は正確には、カラファージュ、デカンタージュと言います。
カラファージュは若いワインに対して行われることが多く、結構派手に空気に触れさせます。
デカンタージュは澱を分離させる事が第1の目的なので、古いワインに対し行われる事が多く、ゆっくり注がられた後に時間をかけて空気に馴染ませる様に行われている様です。
ですが、結構本格的なお店でもデキャンタは空気を触れさせるための物、と言っていたりするのでその辺り曖昧に捉えていても良いのかもしれません。
カラフェもデキャンタも、赤ワインを美味しくするためのものである事に変わりはありませんから。
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■ 「マリアージュって何?」:赤ワインを美味しくいただく料理について
赤ワインにぴったりな料理を組み合わせて、味わいを楽しむ事です。ちなみにマリアージュとは、結婚と言う意味です。
ワインに限らず、何かと何かを組み合わせて楽しむ行為全般に「マリアージュ」と言う言葉は使われます。
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■ 「ワインを美味しく飲む温度は何度?」:最適温度について
「赤ワインは常温で、白ワインは冷やして」などとよく言われていますが、特に赤ワインの場合は、銘柄やボディによって最適温度は違ってきます。大体ボディ別に言うと、
フルボディの最適温度:
16度〜18度くらい。少し高めの温度で飲むとタンニンの渋みが柔らかになり、まろやかさが増します。
ミディアムボディの最適温度:
13度〜16度くらい。飲む10分前くらいに冷蔵庫から出して下さいね。冷やしすぎると、渋みが強くなってしまいます。
ライトボディの最適温度:
10度〜12度くらい。元々渋みが少ないので、冷蔵庫で1時間ほど冷やすと、新鮮な味わいが引き立ちますよ!
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いかがでしょうか?
まだまだ書き足りないことはたくさんありますが、いずれまた違う機会に書きますね。
皆さんも赤ワインなどを飲んで、楽しい休日を過ごしてくださいね。
あ、雪降ってきた。
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この記事へのコメント
素敵な解説ありがとうーー。良くわかりました笑。
Posted by ジャンツル
at 2019年02月09日 21:04
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