ロード − キャンピングカーは北へ −
山口 理 / 作
文研出版 日本図書館協会選定図書
本日はちょっとご紹介したい書籍として、こちらを取り上げさせていただきました。
これは一昨年、息子が夏休みの読書感想文で題材に選んだ本なんです。
「まぁ、うちの父ちゃんもキャンピングカー乗っているしー」なんて、軽いノリで選んだのだと思います。
「どれどれ、どんな内容なんだろ?」と読み出した途端・・・ハマリました(^_^;)
表紙の裏にはこんな記述が・・・以下引用させて頂きます。
たよりないことこの上ない、うちの父ちゃん。
ある日、ついに大事件が起こる。
父ちゃんが会社をクビになったんだ。
でも、次に起こったのはもっと大事件だった。
なんと父ちゃん、家族にだまってキャンピングカーを買ってきた。
まだ再就職先も決まってないのに・・・・・。
どうするんだよ、父ちゃん!
どうなるんだよ、うちの家族は!!
・・・てな具合で、始まりは何とも大変な事態だったんですが・・・
やがてキャンピングカーを何とか使えるようになり・・・
小学生の息子と反抗期な中学生の長女を連れて、北海道へ向けてキャンピングカーで旅に出ます。
道中では色々なトラブルもあり、ハラハラさせられますが・・・やがてバラバラになりかけていた家族は・・・・・・
ついつい息子以上に熱心に読みふけってしまいました(笑)
何だか不器用なお父さんが・・・自分に重なってしまう場面もありましたねー。
ちょっとホロりとさせられたりもして、読み終えた後は爽快な気分にさせて貰えました。
あとがきには、こんな記述も!
【あなたにとって一番大切なものは何ですか】との問いに「家族」と回答した人の割合が・・・
昭和33年には約一割だったのが、2003年には約五割にもなっているそうです。
著者の山口さんもオートキャンパーだそうで、道理で細かいところまで描写できていると思いました。
まだご覧になっていらっしゃらない方にオススメしたい書籍です。
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2017年02月02日
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