5月5日(土)
嬬恋村で車中泊した時折り強風が吹く早朝は、少し冷気を感じてFFヒーターを着けました。
手早く?朝食を済ませ、早速本日の温泉へ向かいます。
吾妻温泉巡りと決めた今日の一番めの湯。
最初に伺う温泉は、もう20年も前ですが、渓流釣りを趣味としていた頃に、この吾妻水系の支流に通っていた時期がありました。
その際、国道144号を走ってはいつも目にした「半出来温泉」と言う看板。
「いつか行ってみようか・・・」と思いつつ、やっと今年のゴールデンウィークに実現に漕ぎ着けた次第です
嬬恋村方面から草津に向って走り、右手に看板が見えて来ます。
国道144号、長野街道沿いの駐車場にJB-470を停めました。
日帰り入浴が始まる前だったので空いていましたが、キャブコンのような車高のある車は、松の木の枝にご注意を。
国道から敷地内に入った駐車場もありました。
看板を廻り込むと登喜和荘の建物が見えました。
半出来温泉の看板。
この看板を目にしてから、入湯する迄に随分と歳月を費やしました・・・・・。
名前の由来も面白く、また別の解釈がある事も知りました。
まだまだ温泉初心者、単なる温泉好きなだけの私
坂を下りて玄関を開け「ごめんください」とひと言。
入って左奥にご主人が居て、日帰り入浴をお願いしました。
大人400円を支払い、ご主人より男湯への行き方を説明頂きました。
向おうとした私に「90分迄です」と補足説明が。
「90分、はい」と復唱した私ですが、この後実際に入湯してみてその言葉の意味を理解した次第です。
こちらは源泉一軒宿で、私がキャンピングカーで良く訪れる日帰り温泉施設とは全く趣向が違います。
建物や脱衣場、コンクリート床の内湯洗い場など、子供の頃から成人する前の記憶が蘇ってくるような感覚です。
丁度、宿泊者の3名さんとご一緒させて貰いました。
内湯は大人4名ほどがゆったり入れる広さかと。
お湯は長めに入っていられる温度、木の浴槽の感触が何とも心地良かったです。
窓の外には、ツツジが鮮やかに咲いていて、庭園には噂に聞く露天風呂と、そこまでの全裸で歩く開放的な木道がありました。
左手には田植えを前にした田んぼ、正面には吾妻川の流れと右手に吊橋。
対岸には紫色の藤の花も。
手造りと聞いている露天風呂に入れば、内湯で温まった身体には少し低く感じる温度。
それでも今日の陽気では、身体に馴染めばまた違った心地良さです。
宿泊の方が先に出て、しばらく貸切り状態で源泉が注がれる方の浴槽に身体を沈めてみました。
ひとりが入るのに程よい大きさの浴槽と、隣に比べほんの少しだけ温かめです。
ふと空を見上げると、何ともこの状況が嬉しく思えて自然に笑ってしまいました。
吾妻川のせせらぎ、ウグイスの鳴き声、花の周囲を蝶が舞っている様子。
今日最初の幸せを実感したと言うとちょっと大袈裟でしょうか。
つい長湯してしまいそうになりながら、この露天風呂は混浴でもあり、程々の時間で切り上げて再び内湯へ。
長湯に向いているため、90分制限の意味が良くわかりました。
私が唯一撮影した館内の写真。
写真を撮るよりも、壁面の写真や有名人のサイン、また宴会場や食堂の雰囲気やらを見るのに時間を使うことにしたんです。
時間はまだ9時を少し廻ったところ。
少し周囲を歩き、5月の風が湯上りに気持ち良かったです
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posted by fanblog
2018年05月06日
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