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2020年03月28日
県境三国峠を越えて、中古キャンピングカー新潟へ
2020年3月21日(土)の事です。
前週末に続き、1泊2日の車中泊で出掛けて来ました。
行先は従弟の住む新潟市。
この春に長男が大学へ進学することを年賀状で知り、直接お祝いを渡したいとの思いからでした。
しかし以前から計画していた事とは言え、今日に至っては3連休明けの感染状況を知るたびに、何とも悔やまれぬ気持になってしまいます。
「コロナ慣れ」とは良く言ったものですが、週末の外出自粛報道を見るにつけ、気の引き締まる思いがします。
3連休は風の強く吹き荒れる20日(金)に下準備をしていたのもあり、いつもの自分より少し早めに自宅を出発する事ができました。
エンジン回転数が安定するまで僅かに暖気運転をするのですが、出発前のワクワクした期待感が増していく、この瞬間が何とも好きです。
高速道路を使えば無理なく日帰りも可能な距離ですけど、急ぐ予定もないし小遣いも少ない
毎度の三国峠越えとなります。
ちょっと眺めの良さそうな場所にJB‐470を停めては写真撮影。
赤沢スキー場の上級者コースが見えましたが、例年に比べやはり降雪が少なかった事を実感しました。
道の駅や大掛かりな休憩所ではなくても、水道やトイレを装備している事で、道路脇の小さなパーキングでも気持ちにゆとりのある休憩が取れます。
ふと休憩したくなった時、ちょっとした目に留まる景色に出会った時など・・・・。
幼い頃から何度となく通過している三国トンネル。
関越自動車道の関越トンネルに比べたら、すれ違いに恐怖を感じるほど狭く照明も暗いトンネルです。
でもこのトンネルを通過して、新潟県に入る際いつも思い出すのは、まだ幼い自分に向け言った母の言葉。
「三国トンネルを抜けると、いよいよ新潟県よ」
もう40数年も前に聞いた言葉が記憶の奥底から必ず蘇って来ます。
私の母は新潟県下越地方の出身で、その言葉のどこかに生まれ故郷に帰ってきた母の喜びを、幼心に感じ取っていたのかも知れません。
トンネルを抜けて無事に新潟県へ。
久しぶりに見る苗場山と一緒にJB-470を写真に納めます。
例年に比べたら人出も少ないんでしょうけど、やはり3連休で苗場やかぐらスキー場はそこそこのスキー客で賑わっていた様子です。
南魚沼市まで来て、道の駅南魚沼に寄ってみました。
天気予報では下越地方はこの日下り坂の予報でしたが、まだここは青空も見えて気持ち良い春先の陽気の中、隣接する憩い広場の遊具で遊ぶ子供たちの姿がありました。
一斉休校などあった中で、元気に遊ぶ子供たちの姿には、どことなく新型肺炎騒動がこのまま収まってくれるなんて淡い期待をしてしまいます。
駐車場の片隅にJB-470を停め、売店などを短時間で見て回り、小休止がてら敷地内を散歩しました。
雪の残る八海山。
冬から春にかけて季節が変わる瞬間は、何とも好きな景色のひとつです。
昨年GWに寄った魚野川を眺められる場所へ寄ってみたところ、工事車両が入っており進入禁止になってました。
仕方なく通り過ぎた時に偶然見つけた小さな神社。
十二神社とありました。
折角だから参拝させて貰うことに。
本殿には雪囲いなんでしょうか。
私は今まであまり目にしたことがなく、珍しく感じてしまいました。
願うのは家族の事と、やはり今となっては新型コロナウィルス騒動が一刻も早く収まる事。
境内の敷地に小さな遊具が設置されており、小学生の兄弟がお母さんと共に遊びにやって来ました。
得体の知れないキャンピングカー乗りの中年オヤジはそそくさと、遊びの邪魔にならぬよう、次なる目的地へと向かったのでした。
本日もご覧頂き有難うございます
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