中国経済に新たな打撃、7月の輸出は14%減
過去成長し続け、今や世界第2位の経済力の中国ですが、暫くは投資先としては様子を見た方が良いと以前の記事でも触れてきました。
・中国経済
・最近の中国ニュース
中国政府の景気刺激策が発表され、市場的には一時的にリスクが後退したようなとらえ方をしていましたが、やはり再燃したようです。
記事を簡単にまとめると。
・7月の貿易統計(ドル建て)によると輸出は前年比14.5%減少。
(昨年は新型コロナの第一波が貿易と生産に打撃を与えていた)
・中国の輸出減少は3か月連続
・製品の需要は緩和、金融の引き締めは消費を圧迫。
結果向こう数か月で一段と輸出が落ち込む可能背がある。
別の記事ですが
米国輸入、メキシコ首位 23年上期に中国が15年ぶり陥落
・米国のモノの輸入に占める割合で2023年1〜6月にメキシコが中国を抜き、首位に立った。
・米6月の貿易統計1〜6月のメキシコからの輸入額は過去最高の約2360億ドル(約34兆円)で前年同期比で5%超増えた。
2割以上減った中国(2030億ドル)を抜いた。カナダも2106億ドルで中国を上回った。
どちらの記事も中国の輸出が減っている事を示しています。
●やはり、暫くは中国への投資は様子を見て、高成長を求めるならインドや、ベトナム、インドネシアあたりを検討して見る方が良いでしょう。
●また、中国経済の不透明感が世界経済にも影響を及ぼす可能性も視野に入れポートフォリオの調整が必要でしょう。
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