1ヶ月前ぐらいのこと。
あるブログで、 「いままで仕事を楽しいと思ったことがない」という記事を読みました。
最初読んだ時。
率直に俺は 「そんなこと有り得るのかなぁ」と思いました。
だってその方のはこれまで読む限りでは、派遣でいくつもの仕事を渡り歩いてきた方。
数多くの仕事をやってきているだけに、中には「楽しい」と思える作業もあったような気がしてならないのです。
実際、俺の場合。
飲食のバイトは、「楽しい」と思いながらやっていました。
作業の1つである「食材を切る」とか。
もちろん、何百人分の食材を切るのは正直大変です。
でも家庭料理ではこれだけの数を切ることが出来ないため、良い練習ともいえます。
またサクッと切るのは快感なのです。
それを繰り返しやっていく中で、指定されたグラムどおりに薄く切れるようになったりするのは面白かったですね。
だからその方が何十年も生きてきて、「いままで仕事を楽しいと思ったことがない」というのは、やはりあり得ないんじゃないかなぁと思ったのですが・・・。
この後。
今のバイトではなく、前職での正社員の仕事が楽しかったかどうか考えました。
すると・・・クソ社長からパワハラ・モラハラを受けたことは別としても(笑、
「ほとんどの仕事が楽しいと思ったことはなかった」
ということを思い出しました。
で、その理由もハッキリしていました。
それは 「ミスが許されない仕事だった」 ということ。
まぁ仕事というのはどの仕事でもミスは許されないものなので、「何言ってんだ」と思う方もいるとは思います。
でも違うのです。
前職の仕事は、 「もう絶対にミスってはいけない」レベルのことが多く、プレッシャーが凄まじかったのです。
そんな仕事で、俺はやらかしてお客様からガチギレされることが数回。
それこそ「ババをちびるほど怒られた」のですよ。
そのため、そんなことがあって以降は毎回とんでもない恐怖が。
何回も確認作業をしても、無事に終わるまではホッと出来ないという・・・。
とにかくミスをしないように気をつけていたので、トラブルなくうまくいったときもありましたが、そういうときはとにかく「ホッ」と安心するだけでした。
「この緊張感がたまらない」とか楽しむ余裕は一切なかったことをよく覚えています。
というわけで、仕事の楽しさの有無について分かったのは・・・。
要は「自分の能力でやれる」かどうかなんだと思いました。
今のバイトも社員から指示されたことを守る必要は必要はありますが、どの指示も気をつけていれば俺でも守れるもの。
その上、作業全般も簡単で、周りに気を配る必要の無い1人勤務。
俺にとっての最大の敵である「プレッシャー」がなかったから、飲食のバイトが「楽しい」と思っていたことに気付きました。
だから次に働くときも、このことを忘れずにいようと思います。
自分の身の丈に合わない仕事を選ぶと、それが苦痛になってそれが辞める原因になりますから。
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