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2017年04月29日
自閉症児全員が「指しゃぶり」を卒業する。
今年の4月を前にして、我が家の自閉症児全員が、
とうとう 「指しゃぶり」を卒業した。
結局、末っ子は 約1年がかりだった。
第1子に比べると、少し早い卒業なのに、
長い長い 「指しゃぶり」 期だったように感じるのは、
取り組んだ期間が長かったからだろう。
この子供のことで、「指しゃぶり」の考え方や弊害等について
いろいろ調べることになってしまった。
一応、手軽に参考になるサイトは、ここ。
日本小児歯科学会「指しゃぶりについての考え方」 (小児科と小児歯科の保健検討委員会 平成18年1月13日)
小児科、小児歯科、臨床心理士では、
着眼点も異なるため、考え方は同じではない。
しかし、噛み合わせ(咬合)や構音に及ぼす影響を見ると、
「やめどき」を逃してはいけないと 強く感じる。
そうでなくても、問題を抱えているのだから。
なぜか末っ子には、 「なめると苦いマニキュア」 は、効かなかったが、
他の方法で、やめさせることを試みた。
cf. 「指しゃぶり」、卒業してもらいます。
cf. 自閉症児「指しゃぶり」卒業企画の展開。
最終的に、「指しゃぶり」卒業の決定打となったのは、
なんと、絵本 「ゆびたこ」 であった。
発語も認知も遅かったため、やや意外な結末だ。
なお、この絵本 「ゆびたこ」 は、言葉が関西弁のため、
やさしく標準語に直したテキストを貼り付けて、絵本をカラーコピーし、
繰り返し 読み聞かせをした。
まさに 「読書百遍意おのずから通ず」である。
絵を見ながら、テキストを言えるようになった頃には、
「指しゃぶり」を怖がるようになっていた。
もっとも、就寝中に、子供の親指に「タコ」の絵を描いておくという
小細工も仕掛けたりもしていたが。
・・・手間がかかる子供ですね、ほんと。
とうとう 「指しゃぶり」を卒業した。
結局、末っ子は 約1年がかりだった。
第1子に比べると、少し早い卒業なのに、
長い長い 「指しゃぶり」 期だったように感じるのは、
取り組んだ期間が長かったからだろう。
この子供のことで、「指しゃぶり」の考え方や弊害等について
いろいろ調べることになってしまった。
一応、手軽に参考になるサイトは、ここ。
日本小児歯科学会「指しゃぶりについての考え方」 (小児科と小児歯科の保健検討委員会 平成18年1月13日)
小児科、小児歯科、臨床心理士では、
着眼点も異なるため、考え方は同じではない。
しかし、噛み合わせ(咬合)や構音に及ぼす影響を見ると、
「やめどき」を逃してはいけないと 強く感じる。
そうでなくても、問題を抱えているのだから。
なぜか末っ子には、 「なめると苦いマニキュア」 は、効かなかったが、
他の方法で、やめさせることを試みた。
cf. 「指しゃぶり」、卒業してもらいます。
cf. 自閉症児「指しゃぶり」卒業企画の展開。
最終的に、「指しゃぶり」卒業の決定打となったのは、
なんと、絵本 「ゆびたこ」 であった。
発語も認知も遅かったため、やや意外な結末だ。
なお、この絵本 「ゆびたこ」 は、言葉が関西弁のため、
やさしく標準語に直したテキストを貼り付けて、絵本をカラーコピーし、
繰り返し 読み聞かせをした。
まさに 「読書百遍意おのずから通ず」である。
絵を見ながら、テキストを言えるようになった頃には、
「指しゃぶり」を怖がるようになっていた。
もっとも、就寝中に、子供の親指に「タコ」の絵を描いておくという
小細工も仕掛けたりもしていたが。
・・・手間がかかる子供ですね、ほんと。
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2017年01月29日
自閉症児の保育園生活
我が家の自閉症児の一人が、
なんとか保育園に入園できた。
過去に門前払いされた経験があるため、
戦略は練りに練った。
保育園生活では、いろいろと守るべきことがある。
登園時には挨拶し、靴箱に靴と靴下を入れる。
朝の会では、決められたイスに着席する。
この時、大声を出したり 立ち歩いて 皆の邪魔をしない。
昼食は、皆と一緒に「いただきます」をするまで 待つ。
人の食べ物に 手を出さない。
出されたものは、残さず食べる。
「ごちそうさま」まで 離席しないで 待つ。
他のお友達と手をつなぎ 並んで公園などに お散歩に行く。
公園では、皆と同じところで 遊ぶ。
遊具などの使用は、順番を守る。
室内遊びでは、物を 踏まない、投げない、壊さない。
人を 押さない 引っ張らない 手を強く握りすぎない。 等々
書き出してみると、結構ある。
そして、ハードルは それなりに高い。
さて、これらにつき どの程度できるかというと
現在の状況は、 7〜8割ほど守れる程度で
意外なことに、 集団生活にも そこそこ馴染んでいる様子だ。
この子供の場合、園生活がスムーズに送れたポイントは
「 歌 」 だった。
何しろ、入園前に、ありとあらゆる歌を 教え込んでおいたのだ。
様々な場面で、待てなくなったり、何か問題を起こしそうな時は
保育園の先生に 「歌」を歌ってもらう ことを お願いしておいた。
これは、昼食時に配膳を座って待つ時や
皆で手をつなぎ 並んで お散歩に行くとき等に
功を奏しているらしい。
大きなトラブルなく、 現在まで過ごせているのは
本人の歌好きと
何よりも 保育士の先生方の配慮のおかげだろう。
因みに 加配はない。
しばらくは、お昼ご飯まで参加し 帰宅させる予定だが、
春までに、午後も 参加できるようにしたい。
なお、午後は 自由遊びと おやつと 帰りの会だ。
この子供に引き続き、下の子供達の入園させたいため、
なんとか 実績を作っていきたいところである。
・・・ 試練は続くよ、どこまでも。
なんとか保育園に入園できた。
過去に門前払いされた経験があるため、
戦略は練りに練った。
保育園生活では、いろいろと守るべきことがある。
登園時には挨拶し、靴箱に靴と靴下を入れる。
朝の会では、決められたイスに着席する。
この時、大声を出したり 立ち歩いて 皆の邪魔をしない。
昼食は、皆と一緒に「いただきます」をするまで 待つ。
人の食べ物に 手を出さない。
出されたものは、残さず食べる。
「ごちそうさま」まで 離席しないで 待つ。
他のお友達と手をつなぎ 並んで公園などに お散歩に行く。
公園では、皆と同じところで 遊ぶ。
遊具などの使用は、順番を守る。
室内遊びでは、物を 踏まない、投げない、壊さない。
人を 押さない 引っ張らない 手を強く握りすぎない。 等々
書き出してみると、結構ある。
そして、ハードルは それなりに高い。
さて、これらにつき どの程度できるかというと
現在の状況は、 7〜8割ほど守れる程度で
意外なことに、 集団生活にも そこそこ馴染んでいる様子だ。
この子供の場合、園生活がスムーズに送れたポイントは
「 歌 」 だった。
何しろ、入園前に、ありとあらゆる歌を 教え込んでおいたのだ。
様々な場面で、待てなくなったり、何か問題を起こしそうな時は
保育園の先生に 「歌」を歌ってもらう ことを お願いしておいた。
これは、昼食時に配膳を座って待つ時や
皆で手をつなぎ 並んで お散歩に行くとき等に
功を奏しているらしい。
大きなトラブルなく、 現在まで過ごせているのは
本人の歌好きと
何よりも 保育士の先生方の配慮のおかげだろう。
因みに 加配はない。
しばらくは、お昼ご飯まで参加し 帰宅させる予定だが、
春までに、午後も 参加できるようにしたい。
なお、午後は 自由遊びと おやつと 帰りの会だ。
この子供に引き続き、下の子供達の入園させたいため、
なんとか 実績を作っていきたいところである。
・・・ 試練は続くよ、どこまでも。
2017年01月12日
保育園に入園した自閉症の我が子
実に久しぶりの投稿である。
あっという間の 半年。
いろいろあった。 ほぼ、全力疾走に近い。
やりすぎないようにしなければ。先は長い。
昨年の12月から
我が家の自閉症児達の 第一子が
ようやく 保育園に入園した。
もちろん、無認可だ。
しかし、無認可にも関わらず、
保育園入園は 大学入試以上に 困難を極めた。
原因は 我が子らの「自閉症」 だ。
そこで、保育園に関し 研究を重ねた。
給与・待遇・勤務条件 など
保育士の先生にとって どんなことが大変か
「障害がある」と言って、門前払いされないには
いつ 誰に どう言えばよいのか
どんなふうに 接触し 告白すべきなのか
どのような条件で お願いすればよいのか
保育園の数は限られている。
戦略なく ぶち当たり、
可能性を潰すのは 愚かだ。
答えは
自分の子供の状態をみつめつつ
相手を よく知り
自分で探るよりない。
本は読みあさった。 一部のみ 以下に記す。
まるごとわかる保育園
世にもフシギな保育園—働くママの敵か?味方か? (知恵の森文庫)
「便利な」保育園が奪う本当はもっと大切なもの
ルポ保育崩壊
事故と事件が多発する ブラック保育園のリアル
「運も 実力のうち」
・・・なかなか、キツイ言葉である。
あっという間の 半年。
いろいろあった。 ほぼ、全力疾走に近い。
やりすぎないようにしなければ。先は長い。
昨年の12月から
我が家の自閉症児達の 第一子が
ようやく 保育園に入園した。
もちろん、無認可だ。
しかし、無認可にも関わらず、
保育園入園は 大学入試以上に 困難を極めた。
原因は 我が子らの「自閉症」 だ。
そこで、保育園に関し 研究を重ねた。
給与・待遇・勤務条件 など
保育士の先生にとって どんなことが大変か
「障害がある」と言って、門前払いされないには
いつ 誰に どう言えばよいのか
どんなふうに 接触し 告白すべきなのか
どのような条件で お願いすればよいのか
保育園の数は限られている。
戦略なく ぶち当たり、
可能性を潰すのは 愚かだ。
答えは
自分の子供の状態をみつめつつ
相手を よく知り
自分で探るよりない。
本は読みあさった。 一部のみ 以下に記す。
まるごとわかる保育園
世にもフシギな保育園—働くママの敵か?味方か? (知恵の森文庫)
「便利な」保育園が奪う本当はもっと大切なもの
ルポ保育崩壊
事故と事件が多発する ブラック保育園のリアル
「運も 実力のうち」
・・・なかなか、キツイ言葉である。