とうとう 「指しゃぶり」を卒業した。
結局、末っ子は 約1年がかりだった。
第1子に比べると、少し早い卒業なのに、
長い長い 「指しゃぶり」 期だったように感じるのは、
取り組んだ期間が長かったからだろう。
この子供のことで、「指しゃぶり」の考え方や弊害等について
いろいろ調べることになってしまった。
一応、手軽に参考になるサイトは、ここ。
日本小児歯科学会「指しゃぶりについての考え方」 (小児科と小児歯科の保健検討委員会 平成18年1月13日)
小児科、小児歯科、臨床心理士では、
着眼点も異なるため、考え方は同じではない。
しかし、噛み合わせ(咬合)や構音に及ぼす影響を見ると、
「やめどき」を逃してはいけないと 強く感じる。
そうでなくても、問題を抱えているのだから。
なぜか末っ子には、 「なめると苦いマニキュア」 は、効かなかったが、
他の方法で、やめさせることを試みた。
cf. 「指しゃぶり」、卒業してもらいます。
cf. 自閉症児「指しゃぶり」卒業企画の展開。
最終的に、「指しゃぶり」卒業の決定打となったのは、
なんと、絵本 「ゆびたこ」 であった。
発語も認知も遅かったため、やや意外な結末だ。
なお、この絵本 「ゆびたこ」 は、言葉が関西弁のため、
やさしく標準語に直したテキストを貼り付けて、絵本をカラーコピーし、
繰り返し 読み聞かせをした。
まさに 「読書百遍意おのずから通ず」である。
絵を見ながら、テキストを言えるようになった頃には、
「指しゃぶり」を怖がるようになっていた。
もっとも、就寝中に、子供の親指に「タコ」の絵を描いておくという
小細工も仕掛けたりもしていたが。
・・・手間がかかる子供ですね、ほんと。
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