2012年02月28日
【投資】相場における期待値
期待値とは、ある取引を何回も繰り返したとき、その取引にかかった費用に対して返却される(と期待される)金額(割合)の平均値のことです。ギャンブルで言うと、掛け金に対して戻ってくる見込みの金額(割合)となります。まずは、相場における期待値の計算式を見てください。
期待値(PF)=(勝率×平均利益)÷(負率×平均損失)
相場においては、この期待値をよくPF(プロフィットファクター)と呼びます。
式を見ると、勝率と負率にそれぞれ平均利益と平均損失がかけ算されています。簡単には、PFは勝ち金額合計÷負け金額合計のことです。
取引について期待値を計算した場合、期待値が1を下回る結果となれば、今のまま取引を続けるとどんどん資産が減少していくことになります。
投資の世界においては、期待値は勝率と全く異なることに注意しましょう。
例えば、勝率9割、平均利益1,000円、負率1割、平均損失10,000円の取引のPFを計算してみると、
PF=(0.9×1,000)÷(0.1×10,000)=0.9
となり、勝率9割でも将来的には資産が減少していく結果となります。
よく損小利大(損失は小さく利益は大きく)と言われますが、勝率だけではなく、勝率と平均利益、負率と平均損失のバランスが重要になります。
期待値(PF)=(勝率×平均利益)÷(負率×平均損失)
相場においては、この期待値をよくPF(プロフィットファクター)と呼びます。
式を見ると、勝率と負率にそれぞれ平均利益と平均損失がかけ算されています。簡単には、PFは勝ち金額合計÷負け金額合計のことです。
取引について期待値を計算した場合、期待値が1を下回る結果となれば、今のまま取引を続けるとどんどん資産が減少していくことになります。
投資の世界においては、期待値は勝率と全く異なることに注意しましょう。
例えば、勝率9割、平均利益1,000円、負率1割、平均損失10,000円の取引のPFを計算してみると、
PF=(0.9×1,000)÷(0.1×10,000)=0.9
となり、勝率9割でも将来的には資産が減少していく結果となります。
よく損小利大(損失は小さく利益は大きく)と言われますが、勝率だけではなく、勝率と平均利益、負率と平均損失のバランスが重要になります。