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2022年12月14日

カルダノ(ADA)アルゴリズム型ステーブルコインDjedにコミュニティが楽観的な理由。TerraUSD(UST)とは両極にある!!



2022年12月12日付の記事

タイトル:カルダノのステーブルコインDjedに対し、暗号コミュニティが肯定的な理由

●今後登場するDjedステーブルコインプロジェクトとTerraUSDの間には多くの根本的な違いがある
●調査によれば、ユーザーの4分の3(76.5%)がEmurgoの中央集権型ステーブルコインUSDAよりもDjedを支持したいようだ


最近、間もなくカルダノ上でアルゴリズム型ステーブルコインをローンチするとのニュースが上がり、Terraネットワークで管理された破滅的なドルペッグ通貨$USTを思い起こす懐疑論者も出てきた。

しかし、簡単に比較すればわかることだが、また、カルダノコミュニティ自体も認めているように、今回のステーブルコイン、DjedとTerraUSDには多くの根本的な違いがある。コインテレグラフによる12600人以上のユーザーを対象とする投票では、「カルダノのアルゴリズム型ステーブルコインを使ってみたいか」との質問に58.6%が「はい」と答えている。

別の投票では、Djedの公式の発行元であるブロックチェーンベース決済プラットフォーム、COTIのメンバーが運営していることから、確証バイアスがかかっていると思われるが、ユーザーの4分の3以上(76.5%)が、Emurgoの中央集権型ステーブルコイン、USDAよりもDjedを支持することがわかっている。


そもそも、DjedとUSTは両極にある。

今年初め、LUNAとUSTの大暴落があったことから、アルゴリズム型ステーブルコインに対し、警戒するのは当然の成り行きである。この暴落は市場全体に影響を及ぼし、推定3000億ドルの損失を出し、韓国の創業者、Do Kwon氏は身を隠すことを余儀なくされた。しかし、アルゴリズム型ステーブルコインだからといって、一つ残らず同じではないこともはっきりとさせなければならない。

保有者が1USTを1ドル分のLUNAとスワップできるという意味で、姉妹トークンLUNAと致命的な共生関係にあったUSTとは異なり、Djedはコインのバーンと生成をブロックすることによって、あのようなデススパイラルを防ぐことができる。

USTは、当然のことながら、担保不足になる可能性があり、実際にそうなってしまった。このステーブルコインはあくまでも、投資家がLUNAに置く信頼に比例して安全であったというだけで、その資産の評判はUSTの健全性に依存していたのだ。USTへの需要が落ち込むと、両通貨の価値は転がり落ちる石のごとく下落し、投資家を出口へと追いやってしまった。

カルダノの新しいアルゴリズム型ステーブルコインは、1年以上前から開発されているが、前提がまったく異なっている。ひとつには、(DAIと同じく)完全に裏付けされ、最大8倍という大幅な準備金比率で過剰担保されていることだ。実際、Djedのシステムを維持するためにプログラミングされたスマートコントラクトには、1米ドル相当の裏付け資産として流通する全ステーブルコインを買い戻し、ドルペッグを維持するのに十分な準備金があり、残金も十分にある。

さらに、LUNAとUSTには不安定な循環依存性があったが、Djedは、固有のユーティリティを備えた独立した資産(すなわちADA)が相当量準備され、これに支えられている。カルダノブロックチェーンのネイティブトークンは、スマートコントラクトを実行する開発者、ステークプール・オペレーター、暗号通貨投資家などに使用され、時価総額でもトップ10に入る老舗暗号通貨である(本稿執筆時点では9位)。

Terraの場合、USTペグを守るために、ネットワークが停止され、BTCの埋蔵量を手動で管理するという、いちかばちかの措置がとられた。このような思い切った措置により、8万BTCもの埋蔵量がわずか313BTCに減少し、溢れそうだったビットコインの浴槽の栓が抜かれたのである。一方、Djedは完全にアルゴリズム型で自律的に運営されるものであり、中央集権的な委員会による決定には依存していない。

DjedとUSTのもう一つの大きな違いは、それぞれの収益モデルである。Djedの場合、保有者は通貨発行益から収益を得るため、アンカーのようなプロジェクトを奨励するインセンティブが働き、人為的にステーブルコインを流通させずに将来の利回りを約束するものになっている。一方、Djedのリザーブコイン、Shenの保有者は、ミントとバーンの手数料によって稼げるため、ステーブルコインの流通を促進するというインセンティブがあり、コントラクトを通じて頻繁にバーンやミントが行われるようになっている。

おそらく、このような基本的な相違点が、Djedに賛辞を送った数千人もの投票回答者の楽観的見方を育んだのだろう。このステーブルコインは、オンチェーンでのリザーブ証明、過剰担保、自律性を兼ね備えており、最近の監査やVasilハードフォークとの互換性は言うまでもなく、来月のローンチに向けて良い兆しを見せている。

もちろん、Djedがその価値を証明する最善の方法は、実際に運用することである。COTIとカルダノの有力者らは、この成功によって、Luna以降のクリプトによるアルゴリズム型ステーブルコインへの信頼が再び確立されることを望んでいる。

【引用元】
Why the Crypto Community is Positive About Cardano’s Djed Stablecoin

【免責事項】
・投資は自己責任でお願いします。
・本動画の内容については正当性を保証するものではありません。
・本YouTubeチャンネル、記事を利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。
・内容によっては期限が限られているため、ご自身で問題ないことを確認してください。
・最終的な決定は、ご自身の判断でお願いします。

以上をご了承の上でご利用ください。

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