タイトル： カルダノウォレットがイーサリアムスマートコントラクトとのシームレスな統合を目指す
Tomiwabold Olajideさん
「この機能があれば、開発者はどのカルダノウォレットからでもSolidityスマートコントラクトを直接呼び出すことができるようになります。」
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MilkomedaのCTO兼共同創業者であるSebastien Guillemot氏は、ブロックチェーンの相互運用性プロトコルに搭載される新機能となるラップされたスマートコントラクトを発表した。
Guillemot氏はTwitterで「ラップされたスマートコントラクト機能が近日公開されます。
FlintWalletなど、どのカルダノウォレットからでもSolidityスマートコントラクトを直接呼び出すことができます。」と書いている。
Sebastien Guillemot@SebastienGllmt 氏のツイート
「ラップされたスマートコントラクト機能が近日公開されます！
FlintWalletなど、どのカルダノウォレットからでもSolidityスマートコントラクトを直接呼び出すことができます。
Milkomeda_comによって搭載されます。
2023年2月16日」
この機能によって、開発者はイーサリアムブロックチェーン上でスマートコントラクトを開発するための主要なプログラミング言語であるSolidityをFlint Walletなどの任意のカルダノウォレットから直接呼び出すことができるようになるという。
あるユーザーから、ラップされたSolidityコントラクトによってウォレットドレイン攻撃は可能かと尋ねられ、Milkomedaの共同創業者はこう答えている。
「その質問の意味では、お手持ちのカルダノの資金が危険にさらされることはありません。SolidityのコントラクトがEVM側でどうなっているかを把握するのはご自身の責任ですが。Flintに関しては、UIを改善して、EVM側のトランザクションがどうなっているかをできるだけ明確にするよう努めます。」
カルダノEVMのサイドチェーン、C1が新たなアップデートを実施
Milkomedaは、今後数週間はエキサイティングなことになると言っている。開発者やパートナー向けに、C1「Devnet」がカルダノの署名検証をサポートするフルノードの新バージョンによってアップデートされたことが発表されている。
さらに、「ラップされた」スマートコントラクト機能については、Milkomeda C1上のdAppsがカルダノのウォレットとすぐに連携できるようになると説明している。
ブリッジやMetamaskのようなEVMウォレットに関する知識はユーザー側には不要だ。ラップされたスマートコントラクトとカルダノとの関係は、iOSやAndroidのCordobaやIonicとの関係のようなものであるという。
Milkomeda財団は昨年3月に、イーサリアムのdAppsをカルダノエコシステムに展開できるEVMサイドチェーン「Milkomeda C1」を発表している。
（記事は以上です。）
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