http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130527-00000000-natiogeog-sctch
EV市場の救世主? テスラが好調
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 5月27日(月)13時0分配信
アメリカ、シリコンバレーの電気自動車(EV)メーカー、テスラモーターズが好調だ。今月発表の第1四半期決算で初の黒字を計上、株価は過去最高の1株あたり97ドルに急騰した。同社の市場価値は100億ドルを超え、フィアットや三菱自動車などの大手を上回っている。
さらに、同社が初めて独自開発したセダン型EV「モデルS」は、「Consumer Reports」誌でごくまれな満点に近い評価を獲得した。
テスラの急成長は、かつて勢いのあったEV分野の新興企業がことごとく失敗している中で突出している。大手自動車メーカーでも、EVの顧客満足度は高いが、販売成績はまちまちだ。日産は「リーフ」の販売をスローペースでスタートし、徐々に加速。2010年以降、全世界で6万2000台以上を売り上げた。ゼネラルモーターズ(GM)の「シボレー・ボルト」は、バッテリーをアシストする小型ガソリンエンジン搭載のプラグインハイブリッドカー(PHV)だが、販売数は2万6000台と低迷。GMの期待から程遠いどころか、売れば売るほど赤字になるという。厳しい現実だが、EVビジネスはまだ発展途上の段階にある。テスラの最近の利益も、販売売上より、カリフォルニア州の優遇政策に負うところが大きい。
テスラは、他社に先駆けて新世代EVを開発。EVのイメージを、「退屈なゴルフカート」から「最先端テクノロジーが満載の楽しい豪華な車」へと変貌させた立役者だ。しかし、一般消費者の関心をEVに誘い込めるかどうかは、まだ未知数だ。
◆勝者と敗者
テスラの最近の成功は、自動車業界の起業家の歴史においても、めったにない出来事だ。調査会社IHSの自動車アナリスト、フィル・ゴット(Phil Gott)氏は、「戦後を振り返ってみても、業界参入を図ろうとした起業家のほとんどが失敗している」と話す。
テスラが辿った道のりも平坦ではなかった。創業以来の10年間で、製造の遅れ、訴訟、バッテリーやトランスミッションのトラブルなどを経験し、2008年には資金繰りが悪化。億万長者のCEOイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、経営維持のために多額の個人資産を投入した。マスク氏は先週、ツイッターで次のようにつぶやいた。「長く苦しい期間、チャンスを与えてくれた消費者と投資家には感謝の言葉しかない。皆さんのおかげで今のテスラがある」。
テスラは既に、次の目標を見据えている。自社工場での製造を毎月数千台に引き上げる計画だ。EV推進団体「プラグイン・アメリカ(Plug In America)」は、毎月の販売データに基づいて予測を発表。過去2年間に発表された高速道路対応のPHVは、5月末時点で販売数10万台に達し、7500台以上がテスラのセダン車「モデルS」が占めるという。価格は、バッテリーサイズとオプションに応じて7万〜10万ドル(約720万〜1030万円)に設定されている。
日産もやっと6万台。それに対してテスラは7万5千台。
価格帯がかなり違うにもかかわらずである。
車の性格もかなり異なるが電気自動車はまだまだ高級車の世界ということだろう。
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