健康食品カタログ

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ウコン

１．ウコンとは
ウコンとは、香辛料、着色料、生薬として用いられるショウガ科ウコン属の多年草です。鬱金または、宇金、郁金とも表記されます。英語はターメリック (turmeric)で、インド料理のカレーに使われることはよく知られています。

類似種のキョウオウ（＝姜黄、春ウコン）及びガジュツ（＝莪朮、紫ウコン）と区別するために秋ウコンと呼ばれることもあります。

漢方生薬としては健胃効果や肝機能を高める効果が知られています。

２．成分
黄色の色素成分はクルクミンです。クルクミンには、利胆（胆汁の分泌を促進）、健胃などの薬効があるといわれています。他の薬効成分として、ターメロン（利胆）、ジンギベレン（胃液分泌促進、発汗、解熱、消炎）、d-α-フェランドレン（鎮咳作用）、シネオール（防腐）などがあります。

３．安全性
通常食事中に含まれる量の摂取であれば、おそらく安全と思われますが、過剰または長期摂取では消化管障害を起こすことがあるといわれています。胃潰瘍または胃酸過多、胆道閉鎖症、胆石の人には禁忌とされています。心当たりのある方は事前に医師と相談してください。

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健康食品は、物によってはかなり高額の商品もあります。購入した後で、意外と味がまずくて続けられないとか、錠剤のサイズが大きすぎて飲みづらいといったようなトラブルに見舞われることがあります。また、アレルギーが出たり思わぬ副作用が出たりして途中でやめざるを得なくなるという場合もあります。でも、一度開封してしまうと高い代金を支払ったのに返品ができなくて困ったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。まずは、興味をもった商品があれば無料サンプルをもらって試してみるというのがよいと思います。

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Posted by ナカ　モトヤ at 08:00 | 肝機能 | この記事のURL

2008年11月18日

杜仲茶

杜仲茶

１．杜仲茶とは
杜仲茶とは、中国原産トチュウ科落葉高木である杜仲の葉を乾燥させてお茶にしたものです。高血圧や肥満などに対して効果が期待されています。

杜仲茶は、一部の製品の中には特定保健用食品の「血圧が気になる方に適した食品」として厚生労働省の許可を受けて市販されているものもあります。

杜仲は元々樹皮（葉ではない）が漢方薬の原料として用いられていて、腰痛、足腰の倦怠感解消、頻尿、肝機能・腎機能の強化、高血圧などに効果があるとされていました。

２．成分
樹脂、グッタペルカ（ゴム状の白色乳液成分）、リグナン（ポリフェノールの仲間）、アルカロイド（詳細はコチラ）、ビタミンCの他、血圧を下げるゲニポシド酸と呼ばれる成分を含んでいます。

３．安全性
杜仲茶にはカリウムが含まれているため、人工透析されている方や高齢者で腎機能の低下した方には腎臓に負担をかけることになりますから、注意が必要です。

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Posted by ナカ　モトヤ at 07:25 | 血圧 | この記事のURL

2008年11月17日

サメ軟骨

サメ軟骨

１．サメ軟骨とは
サメ軟骨とは、サメの軟骨組織の総称です。主として、哺乳類の脊椎にあたる中骨軟骨、フカヒレ軟骨、エラの周りのカマ軟骨があります。加齢に伴う軟骨組織の衰えによって起る関節痛や骨粗しょう症に対して効果が期待されています。

また、「サメはがんにかからない」という俗説（実際には、サメにも腎臓がん、リンパ腫、軟骨腫が見つかっています）から研究が進められ、サメ軟骨エキスにはがんが増殖するときに栄養を取り入れるために作られる新生血管を抑制する血管新生抑制作用があることがわかりました。その後、医薬品開発が進められ、一部の臨床試験では腎臓がん患者に対して延命効果が認められいて、今後の進展が期待されています。

２．成分
主として、たんぱく質、コンドロイチン（グルコサミノグリカン※の1種）、カルシウムが含まれていますが、由来する原料の部位によってそれぞれの含有比率は異なります。成分の中でコンドロイチンが重要で関節のクッション性などに関わっています。

※グルコサミノグリカン：アミノ糖とよばれる特殊な糖が長くつながってできたもの。

３．安全性
由来する部位によっては、カルシウムが大量に含まれるものがありますので、カルシウムの過剰摂取にならないよう予めカルシウムの含有量を確かめるなどの注意が必要です。
体質に合わない場合、アレルギーや肝炎を起こすこともあるようですので、喘息をお持ちの方やアレルギー体質の方は注意してください。

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Posted by ナカ　モトヤ at 09:09 | 関節 | この記事のURL

2008年11月16日

ドクダミ

生のドクダミのよさをそのまま活かした臭くない製品の開発に成功した会社があります。
　興味のある方はこちらをご覧ください。

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ドクダミ

１．ドクダミとは
　ドクダミとは、ドクダメ（毒矯め＝毒を矯正する）あるいは十薬（ジュウヤク＝十種類の効能があるといわれることから）などと呼ばれるドクダミ科の植物です。　古くから生薬やお茶としても利用されていて、利尿作用や動脈硬化の予防作用などが知られています。

２．成分
　特有の臭みがあり、デカノイルアセトアルデヒド、ラウリールアルデヒドといった抗菌作用を持った成分が原因です。これらの臭み成分は、乾燥させると揮発したり酸化されてなくなります。ただし、臭みとともに抗菌作用も失われることになります。

　その他に、クエルシトリン、イソクエルシトリンと呼ばれるフラボノイド成分があります。それらは利尿作用や動脈硬化の予防作用があるといわれていて、乾燥させても失われることはありません。

　また、カリウムも多く含まれていますので、ナトリウムを追い出して血圧を下げる効果が期待されています。

３．安全性
　カリウムが多いので、人工透析されている方や高齢者で腎機能の低下した方には腎臓に負担をかけることになりますから、注意が必要です。

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Posted by ナカ　モトヤ at 09:30 | 利尿・解毒 | この記事のURL

2008年11月15日

にんにく

にんにく

１．にんにくとは
　にんにくは、言わずと知れたネギ科の多年草で、その球根が香辛料としてあるいは滋養・強壮を目的として食されています。「にんにく」の語源は、仏教用語の耐え忍ぶという意味の「忍辱」から来ているといわれています。

２．成分
　精油、ビタミンA、B、C、脂肪、アミノ酸などを含みます。独特の臭気成分は、アリシンという硫黄を含む化合物です。このアリシンは、にんにくをすりおろしたときなどにアリイナーゼという酵素が活性化されてアリインから生み出されます。アリシンには、抗菌・抗カビ作用があることが知られていますが、ビタミンB１と結合してアリチアミンというものに変わり、ビタミンB1の吸収効率を高めてくれます。
　また、にんにくに含まれるアホエン（やはり硫黄を含む化合物です）と呼ばれる成分には血栓を予防する働きがあると報告されています。

３．安全性
　一度に多食すると胃腸障害を引き起こしますので、注意が必要です。また、ペットをお持ちの方は、イヌやネコに与えると赤血球を破壊し貧血を起こすことがありますので、ペットには与えないでください。

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Posted by ナカ　モトヤ at 09:08 | 滋養・強壮 | この記事のURL

2008年11月14日

姉妹サイトの立ち上げ

いつも、当サイト「健康食品カタログ」にお越しいただきありがとうございます。

さて、本日は姉妹サイト立ち上げのご案内です。

実は、数日前から姉妹サイトを準備していて、原稿が溜まったら皆様に告知しようと思っていました。

ところが、偶然にも昨日とっちゃんさんからアフィリエイトBの広告はクリック単価の高い広告が多いことを教えていただき、急遽アフィBに加入申請致しましたところ、即日審査が通りましたので、待ちきれずご案内させていただくことにしました。（実際、アフィBには高額クリック報酬の広告が多いと思いました。興味のある方は、とっちゃんさんのサイトへGO！）

題名は「健康食品の裏側」というものです。人目を引くのではないかとの浅知恵で少し大上段に構えたタイトルをつけてしまいましたが、健康食品にかかわる四方山話を思いつくままに書こうと思っています。

少々独りよがりかもしれませんが、これから健康食品を試してみようかと思っておられる方に、何かお役に立てる情報提供をさせていただければと思っています。

是非、新サイトにもお立ち寄りいただき、ご意見並びにご批判いただければ幸いです。

今後は、二つのサイトを運営して行きますので、更新頻度が落ちるかもしれませんが、何卒お付き合いの程、よろしくお願いします。

新しいサイトのURLは、下記の通りです。

http://nakamotoya.blog86.fc2.com/

左サイドのリンク集にもマウントしておりますので、そちらからも直行することができます。

今後とも、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

ナカ　モトヤ

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Posted by ナカ　モトヤ at 08:03 | その他 | この記事のURL

2008年11月13日

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10（キューテン）

１．コエンザイムQ10とは
　コエンザイムQ10とは、補酵素（酵素の働きを助けるもの）の１種で生体内で酸化還元反応が円滑に行われるのを助ける物質です。

　一時期、ビタミンQと呼ばれていたこともありますが、「体内で作ることができず対外から摂取しなければならないもの」というビタミンの定義にあてはまらないことから間違いであるとされ、現在ではビタミン様物質として扱われています。コエンザイムQ10は体内でも生合成されるものですが、二十歳をピークに合成能力が衰えますので、対外から積極的に補うことによって疲労回復や老化防止に役立つことが期待されています。

　また、コエンザイムQ10は、元々医薬品のうっ血性心不全の治療薬（動悸・息切れ・むくみの緩和）としても利用されてきました。

　さらに、酸化還元反応に関わる補酵素であることから、脂肪の燃焼を助ける「燃焼系サプリ」の一つとして認知され、ダイエットに役立つ素材としても期待されています。

　なお、コエンザイムQ10は、脂溶性（油に溶けやすいもの）であるので、炒め物など油を含む食事といっしょに摂取すると効率よく体内に吸収されるといわれています。

２．成分
　コエンザイムQ10は、発酵菌により製造される発酵法と化学的な手法による化学合成法の二通りの方法で製造されています。

３．安全性
　医薬品としても利用されていますので安全性は高いものと考えられますが、健康食品の製品の中には、医薬品としての１日摂取量である３０mgを超える摂取目安量を設定しているものもあります。大量摂取の安全性は必ずしも証明されているわけではありませんので、各商品の含有量や目安量を参考に余り過剰摂取にならないよう気をつけられることをお勧めします。

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Posted by ナカ　モトヤ at 06:44 | 滋養・強壮 | この記事のURL

2008年11月12日

マカ

マカ

１．マカとは
　マカとは、南米ペルーに生えるアブラナ科の植物です。カブに似た根茎部分がインカ帝国時代から特権階級の滋養食として珍重されてきました。マカは、土壌の栄養素をまんべんなく吸い尽くすので、一度植えた土地には数年間作物が育たなくなるといわれています。強壮・強精作用、疲労回復効果などが期待されています。

２．成分
　糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいます。特に、鉄分・カルシウムはジャガイモの倍以上含まれています。その他、ポリフェノールの1種アントシアニンやアブラナ科植物特有の辛味の元となる成分グルコシノレートなどを含んでいます。グルコシノレートには解毒や抗癌作用、血栓予防作用などが期待されています。

３．安全性
　古くから南米で食べられてきた食材ですので、安全性の高い食品であると考えられます。

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Posted by ナカ　モトヤ at 08:17 | 滋養・強壮 | この記事のURL

2008年11月11日

田七人参

田七人参（デンシチニンジン）

１．田七人参とは
　田七人参とは、高麗人参と同じウコギ科の薬用植物で、中国雲南省などの海抜1200～1800mの高地で栽培されています。植えてから収穫されるまでに3～7年も掛かることから三七人参と呼ばれたり、中国広西省の田陽や田東というところで産するところから田七人参とも呼ばれています。

　現地では元々止血薬として用いられてきましたが、抗ウイルス作用、抗コレステロール作用、抗腫瘍作用があるとされ、虚血性心疾患や肝炎の初期治療にも効果が期待されています。肝炎に効く漢方として有名になった「片仔廣（ヘンシコウ）」の原料の主成分でもあります。金と交換できなくらい価値の高いものとして「金不換」と呼ばれることもあります。

２．成分
　植物の分類上、高麗人参に近いため、高麗人参の仲間に共通する有効成分であるサポニン類を多数含んでいます。また、他の高麗人参や近縁種には含まれない特殊なアミノ酸であるデンシチンが含まれていて、これが止血作用を持っています。

３．安全性
　中国で薬用植物として利用されてきた歴史がありますので、安全性は高いものと思われますが、念のために妊娠中や授乳中は避けた方がよいでしょう。

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Posted by ナカ　モトヤ at 09:28 | がん・免疫 | この記事のURL

2008年11月10日

プラセンタ

プラセンタ

１．プラセンタとは
　プラセンタとは、英語で「胎盤」のことです。牛、馬、羊、豚などの哺乳動物の胎盤から抽出された栄養豊かな食品です。胎盤は、世界各地で美容や強壮、不老長寿などを目的として古くから食されていたようです。

　最近では、胎盤組織の培養細胞から抽出されたプラセンタエキスも開発されていて、安定した品質の製品も販売されています。

２．成分
　たんぱく質、アミノ酸、糖質、ビタミン、ミネラル、核酸などを含んでいます。胎盤は胎児の成育に欠かせない組織であり、各種の成長因子（注）やホルモンも含まれているようです。

注）成長因子：細胞分裂を活性化させる働きがあり、細胞を刺激して細胞分裂を促します。その結果、新陳代謝が活発になります。

３．安全性
　たんぱく質を含む食品ですので、体質によってはアレルギーを起こす可能性があります。由来する原料をよく確認し、原料の動物にアレルギーをお持ちの方は摂取を避けた方がよいでしょう。

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Posted by ナカ　モトヤ at 01:36 | 美容 | この記事のURL

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