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2023年06月20日

RCサクセション『BEAT POPS』による坂本龍一氏追悼の試み(前編)

いきなりで恐縮やけど、

『死があたかもひとつの季節を開いたかのようだった。』(堀辰雄 『聖家族』冒頭)

なんでまた純文学なんすか、

コロナワクチン関連死もふくめて、次から次へと続く訃報(ふほう)をあれこれ考えてたら、これほど現状をよく表した一文(いちぶん)も無いと思い、

今年前半だけで、YMOの3分の2が冥界(めいかい)入りしたのは、ファンとしても非常にショックでした、

あっちゅう間に、YMO発起人(ほっきにん)の細野さんだけになってもうた、

高橋ユキヒロが作曲したYMOイチバン人気の「ライディーン」を、坂本龍一の作曲とまちがえて報道するアホアホニュースも話題になったり、

このさい辛気(しんき)くさい金銭欲まみれの異民族ロイヤルファミリー(=皇室)もろとも「君が代」もやめて、『ライディーン(雷電)』を国歌にしてはどうかと思ってみたり・・・けど歌詞は無いし、ドラクエのテーマのほうがふさわしいかと思ってみたり、

『ライディーン(雷電)』が日本国歌になったら、曲名どおり世界に雷(かみなり)のような衝撃が走りますね、きっと、

これだけですべての日本企業の株価が2〜3割増しになったりして、

日本同様、ひと皮めくればロクでもない輩(やから)の巣窟(そうくつ)英国王室も、ビートルズの名曲『Let it Be』を国家とするタイミングで廃止されたり、いやここは過激に、セックスピストルズの『God Saves The Qeen』に国歌にすべきか悩んでみたり、

エリザベス女王が、ローマ法王とセットでずっと以前から、信じられない数の幼児虐待の罪に問われてるのは有名な話ですし、王室内でちょっとでも常識的な正義をつらぬこうものなら、ダイアナ妃(ひ)のように事故と見せかけて消されますし、

日本の皇室も、幼児虐待に直結するアドレノクロムの製造はもとより、地上起爆させた核爆弾の特許もあるから、防弾ガラスの奥で笑って手を振るだけで、アホみたいに巨額なもうけが勝手に転がり込むし、さらに国民から巻き上げた税金で身辺警護隊までつけてのうのうと暮らしてるし、

しかし、日本の富(とみ)だけでなく、日本の民(たみ)のココロまでしっかりつかんでいる以上、悪の根源がここであることを言ったところで、

ホンマ教育やマスコミとか、さりげなく恐ろしいもんやなあ、

じっさいYMO世代のわれわれにしても、中国共産党や毛沢東(もうたくとう)に、まんまと一杯食わされたわけですし、

中国共産党がやらかした前代未聞の残虐行為、『文化大革命』を完全にプラスイメージに誤解したからこそ、YMOもファッションに人民服を選んで、誤解は全世界に拡散したんや、

坂本龍一のソロアルバム「千のナイフ」の冒頭も、毛沢東の詩の朗読で始まりますし、

『スズメの声がうるさくて眠れないから皆殺しにしろ』という毛沢東の異常性・残虐性が、今ごろになってバラされてるけど、当時はヒーローあつかいやったし、それよりはるか以前に日本国内も恐ろしい状況に、

と言いますと、

明治から、死神=現人神(あらひとがみ)天皇を国の頂点として、全員でこれにひれ伏すという異常事態が、正義であると教育され、皇室から菊の御紋の刻まれた覚せい剤入りチョコレートをごほうびにもらった10代の特攻隊員は、嬉々(きき)として爆弾もろとも敵戦艦に体当たりする始末、

全国各地には明治天皇の石碑が建(た)ち、若者は天皇陛下万歳と喜んで死んでく北朝鮮も真っ青なカルト国家の誕生・・・これにちょっとでも異論を唱(とな)えれば、密告・逮捕・監禁・拷問の日々、

1900年代は、『創価の大富豪』所ジョージの大好物『戦車』を初めとした大量破壊兵器による戦争につぐ戦争で、この国だけでなく世界中、「死があたかもひとつの季節を開いたかのようだった」わけで、

ナチスドイツが余りにユダヤ人を追放した結果、ドイツ国内はオーケストラの音まで変わりましたし、

出世欲見え見えの元ナチス党員の出たがり三流音楽家、ヘルベルト・フォン・空(カラ)ヤンが、フルトヴェングラーとユダヤ系音楽家を追放してトップの座に立った瞬間、ベルリン・フィルハーモニーの音が、中学生でも分かるほどペラッペラなベルリン・ポップス・フィルハーモニーの音に変わり果てたし、

そんなこんなでやっとこさ音楽の話題になってきて、今回から坂本龍一追悼企画ということで、意外にもRCサクセション全盛期のアルバム『BEAT POPS』を取り上げるわけですが、これもこれでペラッペラの音ですけど、

アルバム自体「ポップス」ていうくらいやから、この場はペラッペラな音ほどカッコええわけで、

自信の表れというか、不要なおかずはすべて捨て去ったこのスカスカな音作りというのは、蒸し暑い日本の夏にもピッタリすね、

歌詞もすべて日本語になってるのは、さすがフォークソング上がりのロックバンドというか、

ちなみに、リードボーカルの忌野清志郎(いまわのきよしろう)が、同じく大人気だったYMOの坂本龍一と2人で大ヒットさせた資生堂のCMソング『い・け・な・い ルージュマジック』は、このアルバムと同じ1982年のこと、

資生堂のCM担当専務は、『すてきなルージュマジック』っていうタイトルを予定してたんやけど、これはダサいと、さっそく2人からきついダメ出しを食らうという、

このタイトルだと、体育館でお行儀(ぎょうぎ)良く体育座りで聞かされる、教育委員会推薦のロックバンドみたいな、

当時、坂本龍一は忌野清志郎の作詞センスや歌唱力を高く評価していて、自身のソロアルバムに参加して欲しかったようで・・・けどRCサクセションが絶頂期で超多忙なため実現できなかったとか、

たしかに、坂本龍一の作る曲は、歌詞の無い曲が大半で、歌じたいも、ボソボソッとつぶやくようで、お世辞にもうまいとは、

なもんで、忌野清志郎の歌声がふんだんに入ってる、RCサクセションでいちばん人気のアルバム『BEAT POPS』を流せば、坂本龍一の追悼(ついとう)にもちょうピッタリくるんじゃないかと、

なわけで、次回からアルバム『BEAT POPS』を2回に分けて聴いていこうと、

「オオ〜 サマーツアー いそいで旅立てジャック…」、このアルバム、夏に聴くとホンマ最高やな、
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