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2023年07月08日

『17年ぶりに好印象なグラベルバイク用ドロップハンドルを新調・・・これまでの自転車生活なども振り返りながらレビューしてみた』(前編)

というわけで、2006年に購入したジェイミスのツーリングバイク『オーロラ号』に付いていたドロップハンドルを先日グラベルバイク用のそれに交換したわけですが、

large_image.png






ドロップハンドルは、2006年が初体験すか、

いや、メチャ古い話やけど、1978年に購入したブリヂストンのツーリングバイク『ユーラシア号』にもドロップハンドルは付いてたから、これが最初・・・けど、メンテナンスもろくにせず、すぐ飽きてしまい、ほとんど乗らなかったから、2006年購入の『オーロラ号』をもってドロップハンドル初体験としたい、

見てるだけでもカルチャーショックな当時のカタログをもとに興味深い考察も・・・
『追憶のカタログ展 Part49:1979 ブリヂストン ユーラシア』
https://cyclotourist.web.fc2.com/special_49.html

で、『オーロラ号』のドロップハンドルですが、最初の印象は、

1996年、自転車に目覚めて、以後10年間は幅60センチのマウンテンバイク用ハンドルに慣れてたせいで、幅40センチのドロップハンドルはメチャせまく感じて、前傾姿勢にも慣れてないから、下ハン(ハンドルの下部分)を握ることも無く、下ハンの意味すら良く分からず、

それから17年たった今では、40センチの横幅や下ハンの前傾姿勢にもすっかり慣れてますが、

向かい風がメチャきつい時、下ハン握って走ると、不思議なくらいペダルが軽くなることに気づいてから、ドロップハンドルの良さがじわじわと分かるようになって、今ではマウンテンバイクのハンドルもドロップ化したいほど、

で、今回の買い換えになるわけですが、きっかけは、

3年前購入したジオスのピストバイク『ビンテージ・ピスタ』についてたNITTO(ニットー)のドロップハンドルの下ハンがとても握りやすく、ぜひコレに近いモノが欲しくなり、



NITTOのドロップハンドルは、ピストによく付いてくる競輪用ドロップハンドルよりも前傾姿勢は穏やかで、もっともスタンダード(教科書的)な曲線を描くドロップハンドルだと思いますけど、ジェイミスの『オーロラ号』に付いてたのは、アナトミックというタイプで、コレがイマイチだったと、

リッチーというブランドの製品で、広島県の有名サイクルショップ『グランピー』の池田さんがイチ押しするドロップハンドルもリッチー製のアナトミックなんで、水差すようで何なんやけど、自分のは下ハンのグリップ感がとても窮屈(きゅうくつ)で、握るたびにストレスを感じるような作りで、

ちなみに、アナトミックってどんなハンドルなんすか、

ドロップハンドルの曲線が握りづらいヒト向けに、曲線部分に直線部分を割り込ませて、ここが握りやすいよ的な、

話題の部分から再生されます。


じゃあ、多様なグリップ位置が売りのドロップハンドルなのに、その直線部分だけ握ることが多くなると、

自分には余計なひと手間に思えるんやけど、曲線よりも直線を握りやすく感じる人々が相当数いてるのも事実のようで、

そんなアナトミックなドロップハンドルがついてたジェイミスの『オーロラ号』ですけど、わずか3年の命だったとか、

お盆休み、帰省ラッシュの新幹線車内で、移動販売用手押しワゴン車がフレームを直撃、大事なクロモリフレームにヒビが入ってしまい、3年後の2009年には早くも廃車に・・・今でも旧友を失ったようにその瞬間の衝撃が、ときどきフラッシュバックするほど、

ひどいすね、

そもそもJRが、デッキまでギュウギュウ詰めの新幹線車内で移動販売しようとする発想じたい異常なわけで、それにしぶしぶ従うお姉ちゃん達のストレスも分からんでは無いけど、なにも無言でぶち当てること無いやろ、

これにこりて、混雑が予想される場合は、いちばん端っこの車両を選ぶようになったと、

16両もあるから、端までけっこう歩かされるけど、おのれの『スタンド』(自転車のことやけど)を守るためにはしゃあないし、ここならどんな満員状態でもけっこう空(す)いてて、トイレや喫煙で動くヒトも無く、全デッキ中もっとも快適なんで、

で、大好きだったオーロラ号とわずか3年で泣く泣くお別れしたわけですが、フレーム以外のパーツ類はまだまだ使えるということで、

次の1台はフレームだけ購入して、生まれて初めて自分で組み上げようという話になり、世界的にも評価の高い『テスタッチ』という国内ブランドのシクロクロス用フレームを10万円ちょっとで購入して、オーロラ号のハンドルもそこに移植して、今まで使い続けてきたという、(後編につづく)

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