アニキ、
誰がアニキや、
じゃあ、にいさん、
『ザ・ファブル』の見過ぎや、
で、本日のお題は、
さっそくやけど『ザ・ファブル』、どう思う?
そうすね、かなりな残酷シーンもあるアニメ吉本新喜劇というか、
たしかに、吉本新喜劇で欠かせないのが、街のチンピラヤクザ、
パチパチパンチの島木譲二さん、どうしてるんかなあ、
ずっと前に天に召(め)されてますよ、2016年12月16日、72才で、
大昔、渡米前の野沢直子の看板バラエティー番組『直子の花柄(はながら)TV』で、幼稚園児たちの前で島木譲二がパチパチパンチだけで笑いを取れという無謀なチャレンジ企画があったけど、あの組み合わせメチャオモロかったなあ、
ところで、アニメ『ザ・ファブル』もだいぶ話が進んで、
刑務所帰りの小島(こじま)が巻き起こすトラブルで最初の大きな山場を越えて、ファブルこと佐藤と、彼を師と仰(あお)ぐクロちゃんが山中で過ごす、番外編とも言うべきホッとする大自然の回が2度続き、
次の山場へ向かって、今度はウツボ・レイというあくどい偽善者がメインキャラクターとなって話が進み始めたとこすね、
最初は丸ごと全部の回を観たいと思ったけど、週イチペースになれてくると、前の回を見直すことで新しい発見があったりで、これもなかなか楽しいもんやなあ、
オープニングとエンディング、両方とも音楽が変わりましたし、
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイアモンドは砕けない』の時はオープニングだけ変わったけど、今回は両方とも変えてくれたから2倍うれしい、
やはりあるあるやないすか、オープニングやエンディングの音楽を途中で変えてくるアニメは絶対オモロイって、
たしかに、「ただヘビの肉が美味(うま)いのは分かった、とくにマムシはウマイッ!」、
ファブル観てる人しか分かりませんよ、
ちょっとシリアス(マジ)寄りな吉本新喜劇としての『ザ・ファブル』か・・・意外に言えてるかもしれんなあ、
原作者の 南 勝久(かつひさ)氏は、大阪府岸和田市生まれですし、
コテコテの大阪やもんな、ホンマ今回は関西弁のハズレが無いんで、近畿エリアに住んでる人たちも最初から安心して視聴できるし、これって地味やけどメチャ得点高い気がする、
しかし、ヤクザとか殺し屋から連想するありきたりなイメージを完全にひっくり返した所から話が始まるんで、なんかメチャ痛快(つうかい)で新鮮な感じしまっすね、
1年の休業が決まった殺し屋が、正体を隠して一般社会に馴染(なじ)もうとするストーリー自体、よう発想できたもんやな、
しかし、1年休業した先に何が待ってるんすか、
さて、そこも気になるとこやなあ、殺し屋にもどるのかそうじゃないのか、
ボスはこのままファブルこと佐藤を一般社会に馴染ませてふつうの一般人として社会復帰させたいみたいですが、
そういえば、ファブルのようなプロの殺し屋が時代遅れという発想も新鮮やなあ、
監視カメラ・スマホのカメラ・DNA鑑定、ボスが活躍していた時代には無かったこれらにしっかり対応しなければプロの殺し屋も生き残れない時代・・・第1話で早くもこの話がボス自身の口から、
心から信頼するボスの教えを忠実に学んできたが故に、ファブルこと佐藤自身も時代の波に遅れた殺し屋になってしまったという、
一年間、佐藤姉弟(きょうだい)が身を寄せることになった真黒組(まぐろぐみ)も解散して、みんな一般人に社会復帰してエンディングってどうすか、
コミックではもう結論出てるんやろ、聞きた無いけど、
コミックの方ではすでにセカンドシーズンというか、スピンオフの物語が始まってるみたいすね、そろそろコミックも読んだらどうすか、
そうやなあ、なんと便利なことに、YouTube動画でも出だしの何話か読めるみたいやし、
コミックは苦手なんすか、
というかアニメが好きなんや、声優さんたちの声の演技がとくに素晴らしいことに気づいてから、
カイジとかアカギがきっかけですか、
いやもっと前、決定的だったんが、押井守(おしい・まもる)監督の劇場版パトレイバーの夏版と冬版で、とくに夏版はビデオの時代から取り憑(つ)かれたように繰り返し観て聴いて、これがアニメ好きになった最大のきっかけやな、
とはいってもぜんぜん本数は観てないすね、
ほんまや、ちなみに次の大波が福本伸行(ふくもと・のぶゆき)アニメで、福本氏の作風を心から愛する声優 萩原聖人(はぎわら・まさと)の演技がじつに素晴らしく、
アカギ、カイジとも主人公役ですね、
キャラは真逆やけど、完璧に声を使い分けていて、これらも何回視聴し直したことか、
取り巻きの声優陣も強力ですし、
むさ苦しいオッサンキャラばかりで、ここまで魅力的なあらすじが成立してることじたい奇跡ちゃうか、
そのあとが『ジョジョの奇妙な冒険 ダイアモンドは砕けない』、そして今回の『ザ・ファブル』と、
自分でもびっくりするほど観てるアニメが少なくて、コミックもぜんぜん読んでないし、とにかく気に入った数少ない声優さんの名演を何度何度も聴き直すのが好きで・・・自分で言うのも何やけど、そうとう風変わりなアニメファンやな、