a.そう、アルバム「I AM(黙示録)」からこの曲だけ外して、残りをこするほど聴いてたんや、
b.なんで、はずしたんすか、
a.これだけ異色だったから・・・アルバムの9曲はちょうど「ブギー・ワンダーランド」 (Boogie Wonderland)をはさんで前半4曲・後半4曲の構成になってるんやけど、そのどちらにも属さないような、
b.つなぎの曲なんすか、
a.つなぎというか、気分転換の1曲というか・・・シングルヒット(アルバムからこの曲だけヒットさせること)を狙ってるような、悪くいえば、あまりに分かりやすい曲なんで、瞬間的に良いなって感じるけど、そのぶん飽きるのも非常に早いというか・・・
b.じゃあ、この「I AM(黙示録)」ってアルバムのどこが最大の魅力なんすか、
a.スタジオ録音ならではの緻密な音作りと、ライブ録音のような解放感、この相反する二面性が1つのアルバムで味わえるという、そこやないかなあ、月並みな言い方やけど・・・あと、前作(「太陽神」(たいようしん、All 'N All))前々作(「魂」(Spirit))以上にリズムがより強靱(きょうじん=強くしなやか)になってる、言い換えると上半身じゃなく、足腰の部分からリズムがわき起こって来るような・・・
b.ライブ録音っていうのは、具体的にどういうことすか、
a.曲のメイン部分が終わってからもしばらく、そのリズムに乗ってリフ(同じ音型)を延々くりかえすようなとこ、たとえば8曲目「ロック・ザット!」 (Rock That!) の最後の部分なんか、
b.ちなみに、ここは面白いつなぎ方ですね、ふつうやったら8曲目をフェードアウト(=徐々に音量をゼロに)してから最後の曲「ユー・アンド・アイ」 (You and I)へ行くけど、ボリューム絞らんといきなり次の曲が始まってる、
a.そこも魅力のひとつで、流れが途切れず一気に聴けるようになってる、
b.じゃ、その部分を流してみましょう、
a.さっき前半4曲・後半4曲って言ったけど、前半4曲は1〜2と3〜4がそれぞれ一気に聴けるようになってる、
b.1〜2のスムーズなつなぎ方については、 2月12日のブログ ですでに紹介済みですが、
a.じゃあ音だけ流しておこう、
b.1〜2は、テンポも曲調も似てるからつなぎやすいけど、3曲目と4曲目はぜんぜん性格がちがってる、
a.ここのつなぎ目がこのアルバムのコア(=核心)の部分かもしれん、フェードアウトしていくボーカルにサックスがからんで、次の曲の下地になるリズムがここにフェードインしてくる、で、このリズムがシンプルに繰り返されて我慢の限界で4曲目へとなだれこむ、ここは何度聞いてもしびれるなあ、
b.ちなみにこの4曲目、「天空に捧ぐ」 (Let Your Feelings Show)、入り方は分かったけど、最後のしめの部分はどんなんすか、
a.ボーカルが終わって、リズムだけ刻んでフェードアウトするんが普通やけど、ここはもういちどボーカルが登場して、「Let Your Feelings Show」を何度も繰り返してからようやくフェードアウトしていく、曲の入(い)り同様、ここもアルバム最大の聴き所や、
b.じゃあ最後にこの曲を最初から通して流しましょう、「thefunkproject」さんがYouTubeにアップロードされてる音源を使わせてもらって、
a.ちなみに「Let Your Feeling Show」とあるけど、「Let Your Feelings Show」が正解です、
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