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2020年09月01日

HULU解約後、Dアニメ再加入、Amazonミュージック・アンリミテッドは継続して、Amazonプライム会員になると、はたして、もうかってるんか?

 何でまた、こないな、ややこしい計算を、

 いや、話は意外と単純で、「ジョジョの奇妙な冒険」アニメシリーズの最高傑作「ダイヤモンドは砕けない」全話を、再度じっくり観たなって・・・けど、HULUには無く、Dアニメにはあるんで、

 HULUとDアニメ、月額でどれくらい違うんすか、

 税込みで、HULUが1,026円で、Dアニメが440円なんで、その差 586円、

 アニメしか見られないとはいえ、HULUの半額以下とはスゴイすね、

 でもって、Amazonプライムの月額が税込み 500円ポッキリやろ、

 これが最も不可解なんすけど、なんでまた、ここへ来てAmazonプライムなんすか、

 プライム会員になると、プライムビデオが見れて、お急ぎ便もタダになるし、なにより継続中のAmazonミュージック・アンリミテッドが200円割引されて、月額780円になるんで、

 アレコレ差し引きすると、今までより、286円 お安くなりますね、しかも、Amazonプライムの月会費を年会費に変えると、月々92円ほどさらにお安くなりますよ、

 すると、HULU解約して、Dアニメ会員になって、Amazonプライム年間契約者になると、月々378円も安くなるんか、

 やはり、月額500円前後で組み合わせると、お財布にかなり優しいすね、

 しかし、こうやして、ややこしい計算してて思うけど、HULUさんより何より、地上波・BSとダブルで暴利をむさぼるNHKが、どれほど犯罪的か分かるな、

 録画するほどオモロイ番組もありませんし、国民がホンマに知りたい情報は、がっつりブロックされますし、これだけ国民から不当にむさぼれば、NHK職員の年収が1000万円以上というのも、うなずけますね・・・ところで、Amazonミュージック・アンリミテッドは、なに聴いてますの、

 あいかわらず、寝ても覚めても T-Square ばっかりやけど、季節がら、「夏の惑星」から「宝曲」へアルバムをつなぐと、「最高だったこの夏の思い出」という錯覚が得られて、たまりまへん、

 ちなみに、アルバム「宝曲」は、The Square というバンド名 で活動してた初期のアルバムから抜き出した名曲を、改めて自分たちでカバーし直すという、鉄板(絶対受ける)モノ、

 とうぜん、どの曲も原曲より音もええし、アレンジもええし、テクニックも上がってるし、一粒で三度おいしい、

 しかし、息の長いバンドですね、

 60才過ぎてから、ハマりだしたんで、これまでの数多くのアルバムをどこからでも好きなだけ聴けるというしあわせ・・・聞けば聞くほど、親しみやすいメロディごしに、ホンマモンの手ごたえが、ビシバシ伝わってくる、

 そういえば、気づいたんすけど、Amazonミュージックには、学生プランっていうのがあって、月額480円で、6,500万曲以上聴き放題という、

 オレら学生のころにはあり得なかった大盤振る舞い・・・音楽好きな学生さんは、人生でいちばん吸収力のスゴイ時期やし、ぜひ加入して古今東西の名曲を聴きまくってほしい!

 クラシック音楽なら、YouTubeでもたくさん聴けますけど、T-Square の曲は、ライブ音源以外は、ほとんどブロックされますしね、

アルバム「GRAVITY」の曲やけど、このライブ録音は、音も良く、とくに会場を一周するベースの長いソロをきっかけに、演奏も神がかって、何回聴いても、とにかくスゴい!


 コロナ騒ぎで、夏休みらしい夏休みもなかった学生さんは、これ聴いて、夏の思い出の代わりにしてほしいもんや、

しかし、このご時世、いちいちCD買うてる場合ちゃうな

夏の惑星

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タグ: T-SQUARE
posted by なおいのおじさん at 14:03| 音楽

2019年09月01日

平野ノラさん、ちごうて、ノラ・ジョーンズさんすか!?

(=^ェ^=) マイサマーカーの舞台は1995年やさかいに、MODで使える携帯電話も、平野ノラさんばりにしっかりデカくて、液晶はメチャ小さいなあ、

▽・w・▽ しかし、最初に手にする携帯電話が、まさかゲームの中とは、

(=^ェ^=) それでも、しょっちゅう電話が鳴って、もう手放したなってる・・・便利なことは分かるけど、やっぱりアカン、

▽・w・▽ 珍しいすね、この時代に携帯電話欲しがらん人が居てるとは、

(=^ェ^=) iPadミニでも狭苦しいのに、スマホ画面で、あれこれ全部せんならん、その苦痛が理解できひん、

▽・w・▽ ところで、今回話題にする女性は、平野ノラさんやのうて、ノラ・ジョーンズさんということで、

(=^ェ^=) 今世紀初めにデビューした、知る人ぞ知る、アメリカの実力派シンガーソングライターらしい、

▽・w・▽ 20代早々に出したデビューアルバムが、いきなりグラミー賞という華々しい経歴ですけど、イメージとは裏腹に、非常に静かで内向的な音楽というか、

(=^ェ^=) 老舗ジャズレーベルのブルーノートが、いわゆるジャズシンガーでない彼女の才能に気づいて、即全面バックアップというのもスゴい・・・この出会いがなければ、今でも田舎の片隅で、その実力を知られぬまま、アマチュアミュージシャンとしてひっそり歌ってたかもしれん、

▽・w・▽ 定額制聴き放題のアマゾンミュージックで知ったんすか、

(=^ェ^=) アマゾンミュージックにはラジオのコーナーもあって、ジャズひとつとっても、ジャンルごとに細分化されてて、たまたまブルーノートチャンネルをそれとなく聴いてたときに流れたんが、これやって、



▽・w・▽ たしかに、大勢が総立ちするような音楽ちゃいますね、メロディーも地味やし、どっちかっていうと、自分のために書きつづる日記のような、

(=^ェ^=) 両親が離婚して、母子家庭になった子供時代は、母親が働きに出てひとりで居ることが多く、孤独をいやすように山ほどあった家のレコードを聴きながら育ったらしい、

▽・w・▽ それで、どの曲を聴いても深い孤独感がただよってるんすね、

(=^ェ^=) その孤独をまぎらわすことなく、そのただ中から、まっすぐ音が出てくるんで、そこがメチャ気持ちええんかも・・・どんな暗い曲調でも、芯の強さがあって、

▽・w・▽ 彼女にとって孤独な環境は、マイナス面ばかりやのうて、音楽と向き合う充実した時間でもあったんすね・・・創造的で力強い孤独というか、

(=^ェ^=) そういえば、ベートーヴェンも、耳が聞こえんくなってから、格段にスゴい作品を残してたんやなあ、

posted by なおいのおじさん at 15:00| 音楽

2019年05月20日

なんでまた今ごろ、カシオペアがデビューしてまもない、1980年代前半のアルバムを初めて聴いて感動してるんすか?

▽・w・▽ 南極と北極くらい遠い存在の矢沢永吉氏の曲を、なぜまた還暦過ぎの今ごろになって、

(=^ェ^=) なんでやろ、ハタチのころ友人のアパートでたまたま聞いた、「真夜中のロックンロール」が、なんでかむしょうに聴きたなって、アマゾンでダウンロード購入、

▽・w・▽ どうすか、ひさびさに聴いてみて、

(=^ェ^=) むせび泣くようなシャウトとか、やっぱり歌うまいんちゃう、

▽・w・▽ 今さらなに言うてるんすか、激熱(げきあつ)なファンの人たちに怒られますよ、

(=^ェ^=) そのあと、アマゾンさんからメールが来て、「お客様には、6500万曲以上の音楽が聴き放題の音楽配信サービスAmazon Music Unlimitedの個人プラン(月額)が通常30日間無料体験のところ、90日間お試しいただけるキャンペーンが適用されました。」とのこと、

▽・w・▽ たしかこれまでも、アマゾン・プライムミュージックっていう聴き放題サービスがありましたけど、そのときは100万曲、これでも相当な曲数になりますけど、

(=^ェ^=) その65倍が聴き放題ってスゴないか、

▽・w・▽ プライム会員で無くても、月額980円すか、音楽好きにはたまらん圧倒的ボリュームですね、

(=^ェ^=) 音楽作品も脳細胞と一緒で、聴かない部分が圧倒的にあって、初めてそのごく一部が活用できるような、

▽・w・▽ なんすか、その理論、

(=^ェ^=) そんな気がするんや、

▽・w・▽ で、さっそく生まれて初めて、1980年代のカシオペアを聴いて感動してるんすか、

(=^ェ^=) それだけやないで・・・1990年代は、伊藤たけし氏に代わって本田雅人氏(1962~)がサックスを吹き鳴らす新生 T-SQUARE も、

▽・w・▽  T-SQUAREも、初めてすか、

(=^ェ^=) 初めてづくしや、

▽・w・▽ 今まで何やってたんすか、

(=^ェ^=) たしかに・・・でも間に合って良かった、ずいぶんな回り道やったけど・・・



タグ: カシオペア
posted by なおいのおじさん at 21:34| 音楽

2016年02月18日

EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)て何すか?(6)「「天空に捧ぐ」 (Let Your Feelings Show)」

b.前回は「ブギー・ワンダーランド」 (Boogie Wonderland)についてやりましたけど、iPodにはこの曲だけ入ってない、

a.そう、アルバム「I AM(黙示録)」からこの曲だけ外して、残りをこするほど聴いてたんや、

b.なんで、はずしたんすか、

a.これだけ異色だったから・・・アルバムの9曲はちょうど「ブギー・ワンダーランド」 (Boogie Wonderland)をはさんで前半4曲・後半4曲の構成になってるんやけど、そのどちらにも属さないような、

b.つなぎの曲なんすか、

a.つなぎというか、気分転換の1曲というか・・・シングルヒット(アルバムからこの曲だけヒットさせること)を狙ってるような、悪くいえば、あまりに分かりやすい曲なんで、瞬間的に良いなって感じるけど、そのぶん飽きるのも非常に早いというか・・・

b.じゃあ、この「I AM(黙示録)」ってアルバムのどこが最大の魅力なんすか、

a.スタジオ録音ならではの緻密な音作りと、ライブ録音のような解放感、この相反する二面性が1つのアルバムで味わえるという、そこやないかなあ、月並みな言い方やけど・・・あと、前作(「太陽神」(たいようしん、All 'N All))前々作(「魂」(Spirit))以上にリズムがより強靱(きょうじん=強くしなやか)になってる、言い換えると上半身じゃなく、足腰の部分からリズムがわき起こって来るような・・・

b.ライブ録音っていうのは、具体的にどういうことすか、

a.曲のメイン部分が終わってからもしばらく、そのリズムに乗ってリフ(同じ音型)を延々くりかえすようなとこ、たとえば8曲目「ロック・ザット!」 (Rock That!) の最後の部分なんか、

b.ちなみに、ここは面白いつなぎ方ですね、ふつうやったら8曲目をフェードアウト(=徐々に音量をゼロに)してから最後の曲「ユー・アンド・アイ」 (You and I)へ行くけど、ボリューム絞らんといきなり次の曲が始まってる、

a.そこも魅力のひとつで、流れが途切れず一気に聴けるようになってる、

b.じゃ、その部分を流してみましょう、



a.さっき前半4曲・後半4曲って言ったけど、前半4曲は1〜2と3〜4がそれぞれ一気に聴けるようになってる、

b.1〜2のスムーズなつなぎ方については、 2月12日のブログ ですでに紹介済みですが、

a.じゃあ音だけ流しておこう、



b.1〜2は、テンポも曲調も似てるからつなぎやすいけど、3曲目と4曲目はぜんぜん性格がちがってる、

a.ここのつなぎ目がこのアルバムのコア(=核心)の部分かもしれん、フェードアウトしていくボーカルにサックスがからんで、次の曲の下地になるリズムがここにフェードインしてくる、で、このリズムがシンプルに繰り返されて我慢の限界で4曲目へとなだれこむ、ここは何度聞いてもしびれるなあ、



b.ちなみにこの4曲目、「天空に捧ぐ」 (Let Your Feelings Show)、入り方は分かったけど、最後のしめの部分はどんなんすか、

a.ボーカルが終わって、リズムだけ刻んでフェードアウトするんが普通やけど、ここはもういちどボーカルが登場して、「Let Your Feelings Show」を何度も繰り返してからようやくフェードアウトしていく、曲の入(い)り同様、ここもアルバム最大の聴き所や、



b.じゃあ最後にこの曲を最初から通して流しましょう、「thefunkproject」さんがYouTubeにアップロードされてる音源を使わせてもらって、

a.ちなみに「Let Your Feeling Show」とあるけど、「Let Your Feelings Show」が正解です、




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posted by なおいのおじさん at 15:00| 音楽

2016年02月16日

EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)て何すか?(5)「I AM(黙示録)の天才的弦楽パート」

a.今回も引き続いて、アルバム「I AM(黙示録)」で、ロスアンジェルス・フィルハーモニックの37名が奏でる弦楽パートの役割について掘り下げてみよう、

b.弦楽パート(=ストリングス)がいちばん目立ってるのはどの曲なんすか、

a.「ブギー・ワンダーランド」 (Boogie Wonderland)・・・でも、この曲でも脇役に変わりはないし、それだけじゃあまりに地味すぎるんで、鉄琴とティンパニが効果的に使われてる部分も合わせて聞いてみよう、

b.ティンパニってなんすか、

a.オーケストラで一番よく使われる打楽器やけど、この手のジャンルではほとんど使われない、

0:00~0:11  鉄琴(ぽい音)
0:11~0:33 ストリングス
0:33~0:45 ティンパニ
0:45~1:05 ストリングス

(時間の経過を示す赤い線にカーソルを置いておくと秒数が確認できます)


b.しかし地味な世界ですね、弦楽器といえばクラシック音楽じゃ主役の位置にあるけど、ここじゃ完全な裏方さんや、

a.アルバム全体だと、もっと地味にあつかわれてる、音の厚みを増やすためだけに、ただ・・・

b.ただ?

a.4曲目「天空に捧(ささ)ぐ」 (Let Your Feelings Show) だけは、アルバム全体に影響するほど存在感のある音が出ていて、聴けば聴くほどモーリス・ホワイトの天才に圧倒されるんや、

b.たった2カ所ですか、2つあわせてもわずか2〜3秒ほどやけど、

a.ブラス(=金管楽器)とストリングス(=弦楽器)とエレキギターの絡(から)みあうこの部分が、アルバムでいちばん重要に思える、それくらいココロに深くしみこむ音になってる、

b.まあ、ともかく聞いてみましょう、8〜10秒と27〜28秒の2カ所ですね、

a.ストリングスはそこやけど、他の楽器と絡みあって作り出す、全体のリズム感に注目して欲しい、さり気ないけど、じつに深い味わいや・・・



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posted by なおいのおじさん at 16:08| 音楽

2016年02月14日

EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)て何すか?(4)「I AM(黙示録)とロサンジェルス・フィルハーモニック」

b.ウィキペディアの解説を見てるんすけど、この「I AM(黙示録)」ってアルバム、参加ミュージシャンの数がハンパないっす、

a.一覧を書き出してみよう、いくつか楽器持ち替えで重複してるけど、それにしてもすごい人数やな、

ボーカル   5名
ピアノ&シンセサイザー 1名
シンセサイザー・プログラミング  1名
キーボード   3名
ハーモニカ   1名
ギター     4名
ベース     1名
コンガ     1名
カリンバ    1名
パーカション  3名
ドラムス    2名
ティンパニ   1名
フレンチ・ホルン  4名
サキソフォン(テナー) 1名
サキソフォン(アルト、テナー、バリトン) 1名
サキソフォン  3名
トロンボーン  6名
トランペット  7名
ハープ  1名

(ロスアンジェルス交響楽団)正しくはロサンジェルス・フィルハーモニック(=フィルハーモニー管弦楽団)
バイオリン  23名
チェロ 8名
ビオラ  6名

b.前作・前々作と大ヒットを飛ばしてもうけたかせぎを、惜しげもなく次回作へつぎ込んでるような、

a. ロサンジェルス・フィルハーモニック(=フィルハーモニー管弦楽団) )の弦楽パートから37名も参加してるのもすごい、人件費考えると気が遠くなりそうや、

b.しかもアルバムの中では隠し味のような目立たない役回りですよ、

a.アルバム「I AM(黙示録)」へかけるモーリス・ホワイトの情熱が伝わって来るなあ、

b.ところで、ロサンジェルス・フィルハーモニックといえば、アメリカ西海岸を代表する名門オーケストラ、常任指揮者もメータ、ジュリーニ、プレヴィンとすごい顔ぶれです、

a.ドイツで活躍してたクレンペラーがナチスに追われてアメリカへ亡命したとき、最初の職場がまさにこのオーケストラ・・・1933年から6年間、常任指揮者を務めてる、それから、1960年前後にブルーノ・ワルターが後世に残るステレオ録音をおこなった コロンビア交響楽団 っていうスタジオ・オーケストラも、メンバーの多くはこの楽団から来てるそうや、

b.ハリウッドの映画産業がらみで、むかしから優秀なミュージシャンがたくさん集まってたようですね、

a.せっかくやし、「クレンペラーとの対話」(白水社)から、そのへんの話しを引用してみよう、

・・・ロサンジェルス・フィルハーモニックの印象について聞かれて、
「非常に優秀でした。(東海岸の名門オーケストラである)ボストン(交響楽団)やフィラデルフィア(管弦楽団)ほどではないが、非常に優秀でした。ルーティンの仕事がたくさんあり、初見による演奏もちっとも困難ではなかった。私は2週間ごとに指揮し、コンサートの入りはみんな非常に良かった。」(160ページ)

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b.EW&Fから話しがさらにそれてしまうけど、同じくアメリカで亡命生活を送っていた現代音楽の祖、 シェーンベルク もクレンペラーと接点があって、このロサンジェルス・フィルに曲を書いてるんすね、

a.シェーンベルクは自身の無調性理論による作品を演奏会にかけて欲しかったけれど、クレンペラーは聴衆の理解力を越えていると判断して、ブラームスの室内楽をオーケストラ用に編曲して欲しいと頼んだそうや、それが、原曲を越える素晴らしさで、そのことについて熱く語ってる部分があるので、その部分もぜひ紹介しておこう、

「・・・わたしはなにか編曲のようなものを書くように勧め、彼はブラームスのト短調のピアノ四重奏曲をフル・オーケストラ用に編曲しました。すばらしい作品です。ヨーロッパではめったに演奏されません、いやまったく演奏されないといってもよいくらいですが、私はこの曲をもういちど演奏したいと思っています。まったく信じられないほどすばらしい響きです。もとの四重奏曲は聴きたくない。それほど編曲の方が美しい。」(161ページ)

b.編曲版がYouTubeにありますよ、ウィキペディアによる 曲解説 も・・・

a.おお、なんという便利な世の中や・・・じゃあ、EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)がらみということで、いちばんダンサブルな(=踊りたくなるような)ジプシー風の終楽章を、






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posted by なおいのおじさん at 11:14| 音楽

2016年02月13日

EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)て何すか?(3)1979年のアルバム「I AM(黙示録)」について

b.質問なんすけど、なんでアルバムタイトル、「I AM」だけじゃなくて「黙示録(もくしろく)」て日本語まで付いてるんすか、

a.この時代は、まだ日本語タイトルを付けるのが当たり前で、CDとちがってレコードは直径30センチもあるから、レコードジャケットの中にくわしい解説やら訳詞やら入ってたんや、

b.なるほど、じゃあ曲名にも日本語名が別にあったんすか、

a.このさい、アルバムに収められた曲をウィキペディアを参考に書き出しておこう、

SIDE 1
1. 「石の刻印〜(間奏曲)」 (In the Stone) 4:48
2. 「旋風の使者」 (Can't Let Go) 3:28
3. 「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」 (After the Love Has Gone) 4:38
4. 「天空に捧ぐ」 (Let Your Feelings Show) 5:12
合計時間 18:06

SIDE 2
1. 「ブギー・ワンダーランド」 (Boogie Wonderland) 4:48
2. 「スター」 (Star) 4:23
3. 「ウェイト」 (Wait) 3:39
4. 「ロック・ザット!」 (Rock That!) 3:07
5. 「ユー・アンド・アイ」 (You and I) 3:32
合計時間 19:29

b.side1とか2って何すか、

a.当時はレコードやったから、A面(side1)が終わったら、ひっくり返してB面(side2)を再生したんや、

b.じゃあここでいったん流れが途切れるすんか、

a.うむ、逆にそれを利用して、A面B面で雰囲気を変えるアルバムもあった、

b.このアルバムもB面から雰囲気変わるんすか、

a.大きな変化は無いけど、B面の1曲目はシングルカットでも流行りそうな派手目の(はでめの=目鼻立ちのクッキリした)「ブギー・ワンダーランド」 (Boogie Wonderland) 」を持ってきて、気分転換をはかってる、出だしをちょっと聴いてみよう、


b.女性コーラスが入ってますね、

a.EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)のリーダー、モーリス・ホワイトもその才能に注目してた3人組女声コーラスグループ「 エモーションズ 」が特別参加してる、

b.ちなみに、このアルバムの2年前、1977年に、モーリス・ホワイトが彼女たちをプロデュースして全米で大ヒットさせた「ベスト・オブ・マイ・ラブ」がYouTubeで聴けますよ、

a.ホンマや、日本でも放送されてた「ソウル・トレイン」って番組の録画や、なつかしいなあ、



posted by なおいのおじさん at 11:09| 音楽

2016年02月12日

EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)て何すか?(2)「最近わかったそのスゴさ」

b.じゃあ、アース・ウインド・アンド・ファイア(以下「EW&F」)のすごさを実感したのは、ごく最近のことなんすか、

a.うむ、ここ数年iPodで繰り返し聴いてる内に、じわじわとそのスゴさが伝わってきた、もちろん、日本中がハマった1977年のアルバム、「太陽神(ALL 'N ALL)」には正直おどろいた、でも、当時はエアロスミスとレッド・ツェッペリンを中心に聞いてたからちょっとソフトすぎる印象で、

b.「太陽神(ALL 'N ALL)」はどこがスゴかったんすか、

a.日本でいちばん流行ったのは2曲目よりも、1曲目のリズム感に圧倒された、

b.エアロスミスやレッド・ツェッペリンもそれぞれ独自のリズムを持ってるけど、

a.それとは全然異質なリズムで、どれだけ激しく鳴らしても破壊的にならないっていうか、ヒステリックな感じがしないんや、

b.じゃあ取りあえず、「太陽神(ALL 'N ALL)」の出だしを聴いてみましょう、



a.あまりにも有名な2曲目「宇宙のファンタジー」、こちらはVastStillness (ヴァスト・スティルネス)さんがわざわざ日本語の訳詞まで付けて高音質でアップロードされています、



b.ブラス(金管楽器)がけっこう効(き)いてますね、あと、ベースギターも独特やなあ、

a.そう、ブラスとベースもすごい、

b.じゃあ、「ALL 'N ALL(太陽神)」を中心に聴いてたんすか、

a.いや、むしろその2年後、1979年に登場したアルバム「I AM(黙示録)」が自分にとっては決定的やった、今ではカラダの一部分みたいになってる、

b.じゃあ、その出だしを少し流してみましょう、



音楽からすこし離れるけど、2枚とも絵のタッチが似てるなあ、

a. 長岡秀星 っていう日本人のイラストレーターが手がけてる、その彼も昨年の夏に他界されてしまった・・・今ごろ天国でモーリス・ホワイトと再会して盛り上がってるだろうか・・・

b.ちなみに、「ALL 'N ALL(太陽神)」のひとつ前のアルバムはどんなんすか、

a.じゃあこれもアルバムジャケットと一緒に出だしだけ聴いてみよう、



b.これも勢いありますね、

a.この三作が彼らの絶頂期といっていいと思う、

b.ところで、なんでその中でも「I AM(黙示録)」なんすか、

a.1曲ずつの素晴らしさに加えて、全曲が流れるようにつながってるから、スケールがでかい、料理にたとえると、単品じゃなくフルコースになってるんや、

b.そういえば1曲目から、間奏の部分があって2曲目へスムーズにつながってますね、

a.そう、1曲目と2曲目は間奏曲で橋渡し、2曲ともタイプが似てるから1曲のようにして聴くこともできる、

b.間奏曲もなんかカッコイイなあ、これというメロディもないけど・・・

a.ここも素晴らしい、シンプルの極みやけど、そのぶん彼らのすぐれたリズム感覚がストレートに伝わってくる、こんだけでゴハン三杯はいけるな、

b.じゃあ、その橋渡しの部分にスポットを当てて流してみましょう、

a.間奏曲は21秒から43秒の部分、時間の経過を示す赤い線にカーソルを置いておくと秒数が確認できます、



a.あと、トランペットの一音だけやけど、これがすごい存在感で、2曲目はこの一音きっかけで始まるような気がするほど、

b.どこすか、

a.51秒の終わりから52秒のあたり、

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posted by なおいのおじさん at 09:43| 音楽

2016年02月10日

EW&F(アース・ウインド・アンド・ファイア)て何すか?(1)「追悼、モーリス・ホワイト」

a.まずはこのニュースから、





a.アース・ウインド・アンド・ファイアのバンドリーダー、モーリス・ホワイト氏への追悼と感謝の意味をこめて、数回にわたりEW&F特集をしてみたい、

b.ところで、EW&Fってなんすか、

a.EARTH(アース)は土、WIND(ウインド)は風、FIRE(ファイア)は火、直訳したら「土風火(どふうか)」や、

b.じゃあ「土風火(どふうか)」で通るんすか、

a.大恥さらすだけで絶対通らへん、せやし(=だから)必ず「アース・ウインド・アンド・ファイア」って覚えとくんや、

b.でも長すぎるなあ、もっと短い言い方ないんすか、

a.略して「アース」って呼ぶ人も居てるけど、それやと「アース製薬」っていうのもあるしなあ、

b.アース製薬っていうと、このところ入浴剤のCMやってますね、4種類のゆず湯が楽しめるとか・・・ゆずだけでそんな違い分かるんかなあ、

a.どんな種類があるんや、

b.説明によると、「本物のゆずの香りにこだわり、徳島の「 木頭ゆず 」の新芽、花びら、皮から抽出したオイルを配合(香料)しました。とうがらし&生姜成分配合(保湿成分)こだわった4種類のゆず」ここですね、「もぎたてゆず、甘熟ゆず、ほっこりゆず、ほろ苦ゆずの香り」、

a.ちなみに(=ついでやけど)、「甘熟(かんじゅく)ゆず」と「ほっこりゆず」、いったいどこがどう違うんや、

b.さあ、風呂が4つもあれば分かるけど・・・そうや、ちょっとずつ削って洗面器で試したどうすか、

a.おお、それはええ考えや・・・ところでアース製薬は5年前、入浴剤売上2位やったバスクリンを買収してたんやなあ、どおりで、こだわりのゆず湯が出てくるわけや、

アース製薬、バスクリンを買収 入浴剤で花王抜く 」(日本経済新聞 2011/12/27 13:51)

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b.ところで、アース・ウインド・アンド・ファイアの方は、

a.いかん、すっかり横道にそれてもうた・・・で、モーリス・ホワイト氏の死去を受けて、関連した動画がアップロードされてないか、YouTubeを当たってみたんやけど、画面作りといい気持ちの入り方といい、国内ではユッキーさんの作品が群を抜いてたんで、取りあえず今回はその動画を見ていただいて、続きは次回へ持ち越しということで・・・



BGMに使われてた「Share Your Love」全曲はこちら、


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posted by なおいのおじさん at 16:38| 音楽
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