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2016年04月04日

空遍路(13)「焼山寺からふもとの大日寺へ」

▽・w・▽ X-plane10 には焼山寺そのものは描かれてないから、曲がりくねった道を藤井寺からたどるしかなかった、

(=^ェ^=) しかも、じっさいの道はシミュレーターでは寸断されてて、推測で道をつなぐ箇所もいくつかあって、かなりな苦戦をしいられる、藤井寺から4〜5回飛んでやっと、おおよその道筋がつかめてきた、

▽・w・▽ フライトシミュレーターでお遍路してるけど、それでも難所の12番にお参りしたら、ひとつやりとげたような気分になるのが不思議です、

(=^ェ^=) ここからまた新しい旅が始まるような、ええ気分、

▽・w・▽ 藤井寺から焼山寺はきつかったけど、焼山寺からふもとの大日寺は楽勝ですね、

(=^ェ^=)  鮎喰川 (あくいがわ)が流れる谷が分かれば、あとはこれにそって飛んでいくだけ・・・谷が開けてきたら橋や道路の位置関係で、大日寺はすぐに分かるはずや、

▽・w・▽ それもそうですが、逆に吉野川にそそぐ河口を見つけて、それをさかのぼって位置を割り出すほうが楽かも知れません、

(=^ェ^=) チミはたまにエエことを言うなあ、渓谷(けいこく)をチョロチョロ流れる源流あたりの鮎喰川(あくいがわ)を探し出すより、そっちの方がはるかに簡単や、じゃあ吉野川方面が見晴らせるように、すこし高度を上げておこう、



▽・w・▽ むかしはこの大日寺あたりが阿波(あわ=徳島県)の中心地やったんか、その証拠に大日寺の向かいには一宮神社もありますよ、

(=^ェ^=) この大日寺もかつては一宮寺って呼ばれてたんやな、吉野川よりも水害が少なくて住みやすかったんやな、

▽・w・▽ このお寺、カラフルな「しあわせ観音」が有名とか、

(=^ェ^=) 好き好き(すきずき=人それぞれの好みも)ありそうやけど、よくここまで思い切ったなあ、合掌する手の中にカラフルな観音像、



▽・w・▽ しあわせになるには、こういう思い切りが大事ってことかなあ、

(=^ェ^=) 不幸の連鎖を断ち切る思い切りか・・・変な話やけど、いったん不幸に慣れてくると、これをつなげてく方が、しあわせを決意するより楽な部分があるもんなあ、

「思い切り 飛びこんで行こう しあわせへ」

X-plane10のリプレイ画面をBandicam(バンディカム)で取り込んでムービーを作りました。BGMはヴィヴァルディ 協奏曲集 Op.3 「調和の霊感」 No.1 ニ長調 の第1楽章を使っています。



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posted by なおいのおじさん at 09:35| 徳島県

2016年04月02日

空遍路(12)「焼山寺(しょうさんじ)」

▽・w・▽ 「山が焼ける」と書いて 焼山寺 (しょうさんじ)、大きな山火事でもあったんかなあ、

(=^ェ^=) 焼山寺(しょうさんじ)のあたりは、むかし火を吹く大蛇が住んでいて、そこらじゅうを火の海にしては村人を苦しめておったそうじゃ、そこへ弘法大師が現れて、呪文の力でこの大蛇を洞窟に封じ込め、その地に焼山寺(しょうさんじ)を立てたと言われておる、

▽・w・▽ そういえば、ドラゴンクエスト1のドラゴンも、火を吐いて強かったなあ、攻撃の呪文も効かへんし・・・1回ごとのダメージもデカいし・・・

「山焼きの 大蛇を岩に 封じ込め」

水曜どうでしょう班のやり取りを中心に、X-plane10による四国山地の空撮もまじえてスライドショーを作りました。BGMはヴィヴァルディ 協奏曲集 Op.3 「調和の霊感」 No.8 イ短調 の終楽章を使っています。



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posted by なおいのおじさん at 23:07| 徳島県

2016年04月01日

空遍路(11)「迷いながら藤井寺」

▽・w・▽ 我々はヘリやから、橋もなんも関係ないけど、クルマや歩きのばあいは国道318号線で吉野川を渡るのが一般的なようです、

(=^ェ^=) この 阿波(あわ)中央橋 って、さりげなくスゴい橋なんやなあ、

▽・w・▽ 昭和20年代末にかけられた当時は、日本最長を誇っていたとか、

(=^ェ^=) 親柱(おやばしら=両端の支柱)には、あの世界的芸術家 イサム・ノグチ の彫刻も、

(=^ェ^=) 「水曜どうでしょう」では八十八カ所を三回まわってるけど、2回目は、この阿波(あわ)中央橋を渡ってから道を間違えて、藤村ディレクターと大泉校長のあいだでひと悶着(もんちゃく=もめごと)まき起こる、

▽・w・▽ この旅は、出だしから藤村さんの気が立ってるのか、カメラ担当の嬉野(うれしの)ディレクターとも早々に口喧嘩(くちげんか)、

(=^ェ^=) 酔い止めも買ってないから、地図を見たら酔いそうになる大泉さんは、地図そっちのけでぼやき始めて、ついに道を間違えてしまう、

▽・w・▽ 切幡寺から藤井寺に向かうこの五分間のやり取りは、聞きごたえあります、

(=^ェ^=) ぼやいたり、ケンカしたり、でもなんか魅力がある・・・うそ偽りがないというか、空のペットボトル片手に、寝っ転がってぼやき続ける大泉さんを写し続けるという、テレビ業界ではあり得ない掟破りの(おきてやぶりの=常識を踏みはずした)カメラワーク、三人ともこれっぽっちも良く見せようって意識がないし、そこが徹底的にすがすがしい・・・変な話やけど、1970年代に商業化して肥え太ったロック・ミュージック界に突然変異的に生まれたパンクムーブメントを見てるような・・・

▽・w・▽ ところで、 藤井寺 という寺の名の由来は?

(=^ェ^=) 弘法大師がこの寺を開いたとき、記念に植えた五色の花をつける藤の木が由来とか、

「五月晴れ(さつきばれ) 五色(ごしき)の藤の 花の下」

そんな水曜どうでしょう班のやり取りを中心に、X-plane10による吉野川の空撮をまじえてスライドショーを作りました。BGMはヴィヴァルディ 協奏曲集 Op.3 「調和の霊感」 No.2 ト短調 RV578 から2曲、順序を変えて使っています。



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posted by なおいのおじさん at 21:39| 徳島県

2016年03月31日

空遍路(10)「10番・切幡寺(きりはたじ)」

▽・w・▽  切幡寺 の切幡(きりはた)ってなんすか、

(=^ェ^=) 平たく言えば布切れのような、

▽・w・▽ でもなんで布切れが寺の名前なんすか、

(=^ェ^=) そんじょそこらの布切れやないからや、

▽・w・▽ そんじょそこらの布切れやない・・・ますますわからへん、

(=^ェ^=) その布を織っていた女性が虹色の光に包まれた、その瞬間、生きたまんま千手観音に変身してもうた、

▽・w・▽ そりゃ確かに、そんじょそこらの女性やおまへんなあ、

(=^ェ^=) ということで、女性からの人気も特に高いお寺として有名らしい、

▽・w・▽ じゃあ切幡寺のご本尊はその機織り(はたおり)のむすめさん?

(=^ェ^=) うむ、8番熊谷寺は熊野那智大社の千手観音やけど、こちら10番切幡寺の千手観音はこの土地で機織り(はたおり)をしていたうら若き乙女(おとめ)ということや、

▽・w・▽ 観音様っていうのは、色んな形をとって現れるんすね、

(=^ェ^=) 変幻自在のキャラ姉さん、友近や、

▽・w・▽ なるほど、

(=^ェ^=) そんなわけないやろ、



▽・w・▽ ところで、4番大日寺から同じコースを共に歩んできた徳島自動車道ともこれでお別れ、

(=^ェ^=) お寺の名前じゃないけれど、これでちょうど切りになるんやな、

▽・w・▽ ええ、吉野川を南に見ながらのお遍路道も、この寺で終わりになります、

(=^ェ^=) あすからは吉野川を渡って11番藤井寺、そして、いよいよ山奥、遍路ころがしの異名(いみょう)をもつ八十八カ所でもトップクラスの難所、12番焼山寺(しょうさんじ)・・・

▽・w・▽ 大泉校長じゃありませんけど、「旅は始まったばかりと、いうとこでしょうか」、

「吉野川 南に見ながら 十の寺」

「水曜どうでしょう 四国八十八ヵ所II 第1夜」から








posted by なおいのおじさん at 01:57| 徳島県

2016年03月22日

空遍路(8−1)「熊野から 千手観音 熊谷へ」

▽・w・▽ 7番十楽寺から直線距離で3.5キロ、8番札所・熊谷寺へ、これって濁(にご)るんすか、

(=^ェ^=) うむ、正式には「くまたにじ」じゃなく「くまだにじ」のようや、

▽・w・▽ でもこっちの本には、「くまたにじ」ってふって(=ふりがなをつけて)ありますよ、

(=^ェ^=) ホンマやな、まあどっちでもええんちゃうの、

▽・w・▽ (話は)ぜんぜんちゃい(=ちがい)ますけど、寺ごとに御詠歌(ごえいか)ってあるやないすか、あれって、誰が作ったんすか?

(=^ェ^=) 言われてみれば、確かにそうやなあ、いつごろ誰が作ったんや、ちなみに、ここ熊谷寺の御詠歌はどんなんや、

▽・w・▽ え〜とですね、「たきぎとり 水熊谷の寺に来て  難行(なんぎょう)するも 後の世のため」、

(=^ェ^=) 「水熊谷(みずくまだに)」ってなんや、

▽・w・▽ 水を汲む(くむ)に熊(くま)をかけてるそうです、

(=^ェ^=) ようするに、熊谷で水を汲むってことか、

▽・w・▽ ええ、むかしは、この谷の水を目当てに熊も出入りしてたから、こんな地名になったんじゃ、

(=^ェ^=) それもあるかもしれんなあ、しかし、この谷で修行していた御大師(おだいし)さまの元に和歌山県熊野地方の千手観音さまが来られたってあるし、その熊かもしれんなあ、

▽・w・▽ そういえば、むかし「 レオナルド熊 」って味のある芸人さんがいてはりました、



(=^ェ^=) 映画『男はつらいよ  口笛を吹く寅次郎』に土木作業員の役で登場してたなあ・・・

▽・w・▽ 最初と最後にちょっとだけ登場するけど、存在感バツグンで良かったなあ・・・



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夜の熊谷寺から徳島自動車道をながめる

posted by なおいのおじさん at 16:04| 徳島県

2016年03月18日

空遍路(6)「ひとまず温泉で」

▽・w・▽ 地蔵寺を離陸しました、

(=^ェ^=) そばに郵便局があるなあ、羅漢(らかん)郵便局、変わった名前やな、

▽・w・▽ ガイドブックによると、ここ地蔵寺は、むかしから「羅漢さん」の愛称で人々に親しまれてるそうです、

(=^ェ^=) ああ、そういえば五百羅漢も有名やったな、

▽・w・▽ 羅漢てなんすか、

(=^ェ^=)  阿羅漢 (あらかん)を略した言い方で、お釈迦様の弟子の中でもトップクラスの人々をそう呼ぶらしい、

▽・w・▽ じゃあつぎのお寺、安楽寺へ向かいましょう、ところで、前々から気になってたんすけど、郵便局の前を走る道、なんて読めばいいんすか、

(=^ェ^=) 撫(な)でるに養(やしな)うで撫養(むや)街道か、こんなん地元の人しか分かれへん、

▽・w・▽ 撫養(むや)ってどういう意味なんすか、

(=^ェ^=) なでなでしながら、幼い子どもを大事に育てるようなニュアンスやけど、

▽・w・▽ ウィキペディアによると、語源は不明とありますね、むかしは「牟夜」・「牟屋」とも記されてたとか・・・あと土佐日記にもこの地名があるそうで、そこでは 「牟野 」 と記されてるそうです、

(=^ェ^=) う〜ん、まさに、うやむや、

「その由来 うやむやなまま 撫養(むや)街道」

▽・w・▽ 5番地蔵寺から 6番安楽寺 まで、直線距離にして4キロ半の道のり、

(=^ェ^=) 安楽寺さんは温泉で有名なんやな、

▽・w・▽ ええ、今も湧いてるそうで、大浴場があるそうです、

(=^ェ^=) 400年前からつづく温泉付きの宿坊か、すごいなあ、

▽・w・▽ ここでひとまず旅の疲れをいやすお遍路さんも居てるんでしょうねえ、

(=^ェ^=) 地元から一番霊山寺(りょうぜんじ)への旅路も考えると、ここらでちょうど一服やな、

「ひとまずは 首までつかろ 安楽寺」

▽・w・▽ じゃあ、われわれも今回はすこし力を抜いてゆっくりさせてもらいましょう、

(=^ェ^=) うむ、先は長いでなあ・・・温泉つかる前にヘリでもみがいとくか、



posted by なおいのおじさん at 11:34| 徳島県

2016年03月17日

空遍路(5)「鎧(よろい)すがたのお地蔵さん」

▽・w・▽ 4番・大日寺から徳島自動車道を飛び越え、5番・地蔵寺よこの空き地へと着陸、その間わずか1500メートル、

(=^ェ^=) このあたりはお遍路めぐりもウォーミングアップの段階、

▽・w・▽ でも、ヘリコプターにはいきなりきびしい課題の連続、

(=^ェ^=) 「ひと寺ごと着陸」ってルール、勝手に作ってもうたしな、

▽・w・▽ 1番からはずっと地味な着陸訓練のくりかえし、Bell407の巡航速度(=燃費にいちばんやさしいスピード)は時速246キロやのに・・・

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(=^ェ^=) しかし、住宅街のピンポイント着陸はホンマ神経使うな、おかげで早くもホバリングがちょっとうまなった(=上達した)ような、

▽・w・▽ ホバリングってなんすか、

(=^ェ^=) 空中で動かんとじっとしてることや、ヘリの基本テクニックやけど、これがじつにむつかしい、

▽・w・▽ たしかに、これができると着陸もずいぶんラクになる、

(=^ェ^=) ところで、5番札所はお地蔵さまのお寺やけど、ここのお地蔵様はすこし変わってるらしいな、

▽・w・▽ ええ、勝軍(しょうぐん)地蔵といって、鎧(よろい)すがたで馬にまたがり武装してるそうです、

(=^ェ^=) そうか、じゃあこっちのヘリもミリタリールックに衣替(ころもが)えや、

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▽・w・▽ すげえー、着替えが何種類もあるんや、足元にもなんか装置が見えてるけど、

(=^ェ^=) フロートや、

▽・w・▽ なんすか、それ、

(=^ェ^=) ボンベの空気でこいつがブワッとふくらんで、水の中でも浮いてられるんや、

▽・w・▽ かっこええなあ、せっかくやし、ふくらまして欲しいなあ、

(=^ェ^=) これやると真下が見えにくうなるんやけど・・・しゃあないなあ、

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▽・w・▽ それから、このお寺には水琴窟(すいきんくつ)があるそうです、これってなんすか、

(=^ェ^=) 自分も見たことないんやけど、聞いた話やと、土の中に大きな瓶(かめ)を埋めて、落ちる水滴の響きを楽しむとか・・・

▽・w・▽ おお親方、ピンポイント動画、ありやしたぜ、

(=^ェ^=) 周囲のざわめきにお経を唱えるような声も混ざって臨場感あるなあ、



▽・w・▽ ピンポイントで思い出したけど、「水曜どうでしょう」で、お餅(もち)投げに出くわしたんもこのお寺、

(=^ェ^=) 2回目のお遍路さんの時やな、記念として、その部分だけ抜き出して、2分ほどの音声ファイルにまとめておこう、

▽・w・▽ 3人のやり取りを、ふたつ手前の金泉寺(こんせんじ)からどうぞ、




DVDはさすがに絵も音もシャープ、おまけに解説副音声や特典映像まで・・・しかし、高いなあ、






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posted by なおいのおじさん at 00:51| 徳島県

2016年03月16日

空遍路(4)「はまぐり水」

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(=^ェ^=) 4番札所・ 大日寺 (だいにちじ)からは徳島自動車道が道案内役をつとめる、

▽・w・▽ どういうことすか、

(=^ェ^=) 4番から10番までは徳島自動車道にそって寺院が点在してるんや、

▽・w・▽ こういう高架式の幹線道路は上空から一発で分かるから、お寺探しにすごい便利や、

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(=^ェ^=) しかし、なにを話題にしよかなあ、

▽・w・▽ 4寺目にして早くもネタ切れすか、

(=^ェ^=) 大日寺つながりで何か無いんか、

▽・w・▽ このお寺には、むかし蛤水(はまぐりみず)っていう胃腸によく効く水が湧いてたそうです、

(=^ェ^=) なんでハマグリなんや、

▽・w・▽ ハマグリのおつゆみたいに白く濁ってるんちゃいます、

(=^ェ^=) なるほど、アサリの味噌汁はよく食卓にのぼったけど、ハマグリのほうは大きな分厚い貝がらしか知らん、

▽・w・▽ はまぐり水で一句、お願いします、なんせヒマなもんで、

(=^ェ^=) その言い方・・・

「腹痛(はらいた)は 蛤水(はまぐりみず)や 大日寺(だいにちじ)」

▽・w・▽ もうちょっと無いんすか、キラリ底光りするような、

(=^ェ^=) じゃあ気を取り直してもう一句、

「腹痛(はらいた)に 蛤水(はまぐりみず)は どうでしょう」

▽・w・▽ (もっとひどくなってる・・・)

(=^ェ^=) なんて?

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▽・w・▽ ところで、この寺の名前は大日如来から来てるそうですけど、 大日如来 (だいにち・にょらい)ってそもそもどういう・・・

(=^ェ^=) おぬし、無知なこのわて(=オレ)に、恥さらせってか、

▽・w・▽ 無理すか、

(=^ェ^=) 無理もなにも、

▽・w・▽ ほんじゃあ、いつもどおりウィキペディアで調べますわ、

(=^ェ^=) いったい、どういう存在なんや、

▽・w・▽ よう分かりませんわ、スケールでかすぎて、

(=^ェ^=) そこに、「富士山信仰でもこの大日如来を拝む」って書いたある、

▽・w・▽ でも、元旦の初日の出に、山頂でみんな拝んでるお日様ってわけでもないしなあ、

(=^ェ^=) 太陽っていうより宇宙そのものみたいな・・・じつに分かりづらい、

▽・w・▽ 弘法大師は42歳のとき、この地でしばらく修行されたそうで、そのとき大日如来を感得されて、記念に55ミリほどの木像を彫られたとか・・・

(=^ェ^=) こんくらいか、手のひらサイズやな、他には何か無いんか、名物みたいなん、

▽・w・▽ 名物やありませんけど、先々代のご住職は、当時、激しい偏見にさらされていたハンセン病のお遍路(へんろ)さんをとりわけ手厚くもてなされたそうです、

(=^ェ^=) 映画「砂の器」の終盤にあったなあ、ハンセン病を患った父親が息子を連れて村を去り、お遍路姿で冬の日本海を旅するシーン・・・

▽・w・▽ ここの映像は何回観ても力強いなあ、



▽・w・▽ そのへんの事情を踏まえてなにか一句、今度はおちゃらけなしで(=ふざけないで)、

(=^ェ^=) うむ、

「なおるとも わからずあゆむ へんろ道」

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posted by なおいのおじさん at 18:00| 徳島県

2016年03月15日

空遍路(3)「第九の里ってなんや?」

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(=^ェ^=) しかし、さっそく3寺目で分かってきたけど、道にも出会いと別れがあって、なんかさみしい、

▽・w・▽ どうかしたんすか、

(=^ェ^=) これを目安にお寺探しをしてきたJR高徳線や高松自動車道と別れるんがさみしいんや、

▽・w・▽ たしかに3番札所・ 金泉寺 (こんせんじ)あたりから、大きく右にそれて香川県へ向かってますけど、相手は線路や道路ですよ、

(=^ェ^=) わかってるんやけど、なんでかな、

「なんでやろ 道とわかれて さみしいな」

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▽・w・▽ ところで三番札所・金泉寺(こんせんじ)に着陸早々(そうそう=してまもなく)、話を元にもどして悪いんすけど、ちょっと気になることがあって、

(=^ェ^=) なんや?

▽・w・▽ 一番札所・霊山寺(りょうぜんじ)のそばにドイツ村公園ってあるんやけど、その奥にも第九の里や賀川豊彦記念館とかあって、なんかずっと気になってて・・・

(=^ェ^=) もどって調べよか、とくに急がへんし、

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▽・w・▽ じゃあまず、 賀川豊彦(かがわ・とよひこ) って人物から、

(=^ェ^=) なるほど、これはものすごい偉人やな、まったく知らんかった自分が恥ずかしいほどの・・・

▽・w・▽ キリスト教社会主義者といえばそれまでですけど、活動があまりに広範囲で、ひと言ではとても語り尽くせません、

(=^ェ^=) 居るとこには居るんやなあ、こういう偉大な人物って、そんで「 第九の里 」のほうは、

▽・w・▽ 道の駅なんすけど、もともとここはベートーベンの第九(だいく)交響曲が日本で始めて鳴り響いた土地なんやそうです、

(=^ェ^=) そういえば聞いたことあるなあ、戦争捕虜のドイツ兵によって初演されたとか、

▽・w・▽ ありました、「 なると第九 」ってウェブサイトにくわしいいきさつが、

(=^ェ^=) これも美しい話やなあ、

▽・w・▽ どちらも、おへんろ道の一番札所にふさわしい話題でした、

「大戦下(たいせんか) 第九も響く 遍路道(へんろみち)」

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posted by なおいのおじさん at 05:41| 徳島県

2016年03月14日

空遍路(2)「1番霊山寺から2番極楽寺へ」

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▽・w・▽ ええ!?飛ぶんすか? つぎの極楽寺まで1キロちょっとですよ、

(=^ェ^=) ヘリの着陸はむつかしいでなあ、練習を兼ねてひと寺ひと寺、着陸しよう、

▽・w・▽ ところで、ここは徳島県の何市になるんすか、

(=^ェ^=) 鳴門市、札所(ふだしょ)の1〜2番がこの市内ってことになる、

▽・w・▽ ポカリスエットやカロリーメイトでおなじみの 大塚製薬 はここが本社では、

(=^ェ^=) たぶんそうやけど・・・いやちょっとちがうなあ、現在の本社は東京都千代田区や・・・ただ、ウィキペディアによると、1921年(大正10年)に鳴門市で始めた製薬工場が会社の起こりらしい、

▽・w・▽ むかしよく見かけたオロナイン軟膏の看板、思い出すなあ、

(=^ェ^=) そういえば、ボンカレーのもあったなあ、

ボン・オロナイン.jpg

▽・w・▽ ちなみに、板東英二さんって徳島やなかったっけ、

(=^ェ^=) 4年前の脱税問題がきっかけで、テレビでまったく見かけんようになったけど、関西のラジオ番組を何本か持ってるらしいな、

▽・w・▽ JR高徳線に板東って駅ありますよ、

(=^ェ^=) ほんまや、1番札所、霊山寺(りょうぜんじ)の住所も板東(ばんどう)や、

▽・w・▽ 鳴門市の出身やから、マジ、ここの生まれかも・・・



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(=^ェ^=) ふと、ふりかえれば、紀伊水道へそそぐ川が3本、うねうねと、

▽・w・▽ いちばん右が現在の吉野川、いちばん左が旧吉野川、まん中はなんやろ?

(=^ェ^=)  今切川 (いまぎれがわ)って書いてある、旧吉野川から枝分かれしてるそうや、

▽・w・▽ さっき飛び立った徳島空港が太陽の右下にうっすら見えてる、

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(=^ェ^=) こちらは、 極楽寺 上空から進行方向のながめ、

▽・w・▽ しばらくは、右手の山ぞいに何寺かつづいて、それから吉野川を越えて左手の山奥へと分け入っていくと、

(=^ェ^=) そうや、10番札所までは吉野川の北をのどかに進み、11番からは吉野川の南へステージを移し、徳島県最大の難所、12番・焼山寺(しょうさんじ)へと続いてる、

▽・w・▽ しかし、長くなりそうやなあ、この旅・・・



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posted by なおいのおじさん at 11:40| 徳島県
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