ブログに乗せられなかった大きい写真はコチラからご覧ください。
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b.由良川(ユラガワ)から分かれ、綾部市の限界集落を峠に向かって進む府道59号線、
a.これから登っていく峠に名前がないっていうのもなんやし、仮の名前を付けとこか、
b.ここは大簾(オオミス)という村なので、大簾(オオミス)峠はどうですか、
a.峠の向こうの大原村から反対意見も来そうやけど、大原はよくある地名やし、やっぱり大簾(オオミス)峠にしよう、
b.それでは大簾(オオミス)峠へGO!、
a.さっそく最初の切り返し、
b.あのガードレールの傾き!、
a.さらに切り返して上にも道がありそうや、視覚的にもきっついな、
b.同じ高さでも少しずつ登って行けないんすかねえ、
a.登って行けないっす、こんな地形なんだもの、
b.そういえば、質山峠の西、府道709号線の長宮峠(2008年版ツーリングマップル「昭文社」に記載の峠名)もきつかったなあ、坂の角度が、
a.でも、道は大簾(オオミス)の集落を過ぎて急に広く新しくなってるぞ、突飛(トッピ=まったく予想外)なほど、
b. 京都縦貫自動車道
がこのあたり通るそうなんで、その影響でしょうか、
a.わからん、まあでも小石だらけのでこぼこ道よりはるかに走りやすいからありがたい、
b.たまに止まってカメラ構えるけど、息切れでブレてまいます、
「大簾(オオミス)のカメラもぶれる峠道」、
a.なんか高さ以上にきつく感じる峠やなあ、
b.道が広くて見通しがいいのも、逆にきつく感じます、
a.それもあるなあ、目ばかり先に行って、それ以外がえらくおそ重い、
b.あと夏の疲れも、
a.きっとあるやろなあ、ちょっと暑さが引いてくると、冷房病みたいに重だるく感じるよなあ、カラダが涼しさに対応しきれないで、
b.とはいえ、もうほとんど峠のてっぺんに来ております、
a.素晴らしいなあ、
b.丹波山地って特徴的な高い山はあまりないんやけど、全体の山の重なりで魅せるねえ、
「幾重(イクエ)にも重なり続く丹波かな」、
a.肩で息してひいひい登ってきたけど、今回も登ってきて良かった、
b.オマケに恐ろしいほどの静寂、
a.落ち着かないほど静かや、
b.そんな峠の一角に、芙蓉(フヨウ)の花でしょうか、
a.誰に見られるともなくけなげに咲いてるなあ、こんな見事な花が、
「大簾(オオミス)の峠に芙蓉(フヨウ)の白い花」、
「峠道、芙蓉(フヨウ)の白い花に会う」、
b.仮称、大簾(オオミス)峠をくだり、大原の集落が見えてきました、
a.大簾(オオミス)よりも開けた感じがするなあ、
b.前を国道173号線が走ってるからですね、きっと、
a.別名、綾部街道ともいうし、昔から人々の往来が絶えなかった場所なんやろなあ、
b. 大原神社
という立派なお宮もあります、
a.安産の神様として昔から有名なのか、
b.江戸時代には四国や九州にもその名を知られてたそうです、
a.独身のおやじには縁も無さそうやけど、この思い切った急な石段が、いかにも山里の神社やなあ、
b.お参りしますか、
a.いや、まだまだ登るべき山坂道も残ってるし、今回パスということで、
b.じゃあ先へ進みましょう、
a.綾部街道とも呼ばれる国道173号線はそれなりにクルマも走るんで、クルマがほとんど走らない府道521号線へ向かおう、
b.じゃあ福知山市三和町(ミワチョウ)岼(ユリ)の集落へ、
a.8月10日のブログにも登場した521号線、その始まりに出会う印象的な田園風景、
b.由良川(ユラガワ)の支流があの鬱蒼(ウッソウ=茂りまくってる)とした竹やぶにそって流れてましたね、左から右へ、
a.「チャラ・チャッチャッ・チャラッチャー〜、チャラ・チャッチャッ・チャラッチャー〜」、
b.どうしたんすか、急に、
a.ふと右から左へ受け流す、誰やっけ、思い出したんや、誰やっけ、白いスーツ着た、
b.しゃあないなあ、「右から左へ お笑い」で検索、ムーディー勝山っす
a.それや、名前思い出してスッキリした、
b.エエッ、そんだけかいっ、