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2013年10月01日

信楽サイクリング(1)南草津駅からスタート


「コンビニは進学塾の真下(マシタ)やな」、

b.どこすか、ここ、

a.JRびわ湖線に新しく出来た 南草津駅 、その北口というか、西口というか、

b.どっちなんすか、

a.線路ななめなんで、どっちつかずや、

b.たしかに新駅って感じがする、

a.立命館大学、草津キャンパスのために用意されたような駅なんで、まるで「A列車で行こう」タウンや、

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b.街路樹まで初々しいっす、

a.うむ、「新駅は初々(ウイウイ)しいぞ草木まで」、

b.ところで、日時がまだ分かりません、

a.写真のデータには、「2008年9月23日、午前9時57分」とある、カメラはキヤノンのパワーショットG7、自転車はジェイミスのオーロラ、2005年モデル、

b.例によって、京都の西大路駅 or 桂川駅から自転車を袋に入れてのお気楽輪行かあ、

a.新快速は別やけど、普通列車は京都駅で大半の乗客が降りてまうから、あとは確実に座れて、20分も景色をながめれば到着、飽きる間もなく、運賃もかからず、お気楽な日帰りサイクリング、

b.で、本日は信楽へ行って帰るって事で良いんすか、

a.信楽高原鉄道は乗って楽しい電車やけど、これに乗ってまうと、単線のJR草津線に連絡するんで、果てしなく時間がかかるような気がする、それに座れる確率も低い・・・だったら自分の足で信楽からびわ湖線までもどろうかと、

b.なるへそ、じゃまあ、おもむろに機動開始ってことで、

a.ユルユルとまいろう、

b.しかし、まるでA列車状態ですね、びわ湖線の下を道がくぐって、画一的なビルが建ち並んで、



a.下地になる町がなく、田畑つぶしてイチから作ったんで、もろCGの世界やなあ、

b.でも、歩道の広さからこの町が平成生まれって分かります、



a.ほんまや、いつのまにこんな広くなったんやろ、昭和のころは、歩行者や自転車のこと考える余裕なかったもんな、とにかく増え続けるクルマの対応に追われて、

b.あと電柱もありませんね、

a.おお、そういやそうや、

「平成の町にはねえな電柱が」、

b.そんな平成のニュータウンから 土器も発掘 されてます、



a.JRくぐり抜けのトンネルに発掘された土器のパネルが展示されててビックリ、さすが立命草津キャンパスつながり、学問の香りが漂っておるぞ、

b.子供の頃から何度もここをくぐって、このパネルを目にするうちに偉大な考古学者が誕生するとか、

a.あったらオモロイやろな、そんな実話、

「JRくぐれば考古学者やな」、

b.南草津駅から20分、天井川(テンジョウガワ)と化した草津川をはさんで、古い町と新しい町がはっきり分かれてます、



a.確かにそう見えるな、左の坂を下ると中山道(ナカセンドウ)と東海道が合流するんで、昔は草津川の左手側がより栄えたんやな、

b.現在はどうなんすか、

a.川の右手にJR草津駅があるんで、今は駅前を中心に栄えてる、

b.駅はあの高層ビルのあたりかなあ、

a.あの少し右、

b.しかし、でかいビルですねえ、京都市やと景観条例でまずひっかかりそうな、

a.高さが111mなんで「 Tower111 」、っていうらしい、1階が商業施設、3〜32階が集合住宅、

b.ビルの中で出前やってないんすかねえ、32階から電話したらエレベーター使ってアツアツの中華料理が5分で届くとか、

a.そりゃますます便利やな、窓から琵琶湖も一望できるし、快適すぎて引きこもってまうで、

「住環境、心地良すぎて引きこもり」、

b.快適すぎんのも考えもんすね、

a.ほんまや、


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