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2020年05月26日

嵯峨野の奥から始まる険しい峠道の最後に待つ神明(しんめい)峠、なぜ初体験のチャリダーは、標高400mにも満たない峠で心が折れそうになるのか?

▽・w・▽ 京都で有名なサイクリングロードといえば、嵐山から奈良へ向かって川ぞいを走る、

(=^ェ^=) ちょうどフルマラソンコースほどの距離やけど、なんとも残念なことに、奈良の手前でプッツン途切れてまう、

▽・w・▽ 京都府と奈良県が、仲良く手を結べば、ルートをさらにのばして、平城宮跡(きゅうせき)まで、迷わず安全かつドラマチックにゴールできたのに、残念すね、

(=^ェ^=) ほんまや、せっかく期待に胸ふくらませてゴールしても、なんとも中途半端な木津川(きづがわ)の土手の上じゃなあ、肩すかしもええとこや、

▽・w・▽ これからまた、同じ距離をもどらにゃあかんのに、テンション下がりますね、

(=^ェ^=) とはいえ、過密な京都市内に住んでたころは、このサイクリングロードは走りやすく、自転車でいう5?q10?q20?qが、実際はどんなもんか、道案内のキロ数を基準にカラダがおぼえていったような、

▽・w・▽ これが一段落すると、今度はより険しい峠道が、気になってきて、クルマと並走するのが苦でない人は周山街道、われわれのようにクルマの騒音が苦手な人は保津峡(ほづきょう)方面と、

(=^ェ^=) 嵐山の渡月橋(とげつきょう)から、竹林を抜けて心霊スポットでも有名な、あだしの念仏寺(ねんぶつでら)横を過ぎるころは、坂もだんだんキツなってきて、じきに昼なお暗い森の中の激坂へ、

▽・w・▽ たいした高さもない峠ですけど、急に薄暗い森の中に入って坂も一気にキツくなるんで、それまでの観光気分が吹っ飛んで、カラダ以上にココロがつらい六丁(ろくちょう)峠、

(=^ェ^=) これを越えると、劇的に視界が開けて、眼下には、嵯峨野トロッコ電車がわたる鉄橋が見えたり、右手には京都の北西にそびえる愛宕山の雄大な姿が、

▽・w・▽ 嫌がらせかと思うほど、これでもかとくねりまくる急坂を下りきると保津峡(ほづきょう)、ここからまた神明峠へ向かってあらたに登りはじめる、

(=^ェ^=) 毎夏、渓谷の龍神にいけにえを捧げるかのように、水遊びの学生さんが必ずひとり以上は溺れ死ぬ、決して明るいエリアや無いけど、

▽・w・▽ 下りきってすぐに現れる短いトンネルも、なんか、そのままあの世へ行ってまいそうな、

(=^ェ^=) それなのに、なんか、妙な魅力があって、何度も走ったなあ、

▽・w・▽ どんな魅力なんすか、

(=^ェ^=) なんかドラマがあるというか、日本有数の観光地、嵯峨野をゆっくり流してから、始まる峠道や、途中にはゆず風呂で有名な山村があったり、神明峠を越えると、またそれまでとは雰囲気が一変して、高原のような爽やかさがあったり、最後は、紅葉峠で亀岡盆地の絶景が見晴らせるし、紅葉峠でなければ、走りやすい大きなダム湖の解放感も素晴らしいし、さらに降りていくと過密な京都市街地とはまったく異質な田舎の田園風景が広がってるし、よくできた長編映画をじっくり見たあとのような手ごたえというか、

▽・w・▽ そういえば、男前豆腐の本社もこのあたりとか、

(=^ェ^=) なんなら、帰りはJR嵯峨野線で輪行すれば、急速巻き戻しで、疲れも半分ですむし、 

▽・w・▽ 京都は盆地に広がる大都会なんで、JRも、わずか数駅で盆地を囲む山を抜ければ、回り舞台のように劇的に景色が変化するという、

(=^ェ^=) 嵯峨野線・びわ湖線・湖西線とか、短時間の輪行だけで、ドラマチックに景色が変化するし、消化試合のような過密な国道もパスできるし・・・ああ思い出すなあ、

▽・w・▽ なんすか、

(=^ェ^=) 夏とか日の長い季節、日曜が雨の予報やと、土曜昼上がりというフリーターの特権を生かして、そのまま神明峠やびわ湖まで走って、夕暮になったら、JRに自転車を積んでうとうとしながら帰路につくという、

▽・w・▽ ところで、神明峠でココロが折れるとかいうのは、

(=^ェ^=) 本題わすれてた・・・簡単な話やけど、この峠、ちょっと分かりにくいけど、舗装路のほかに、左へ降りてく林道があって、この林道を走る場合に限って神明峠になってるんや、

▽・w・▽ じゃあ、アスファルトを道なりに進む場合は、

(=^ェ^=) ここからさらに坂がきつなって、実質的には、さらに50メートルほど高い標高445m付近に、ホンマの峠が標識もなく存在してるという、ちょっとトリッキーな作りになってるんや、

▽・w・▽ しかし、ここまで登り詰めて、ようやく下り坂と思えば、さらに、キツい坂とは心理的にもつらいすね


保津峡(ほづきょう)付近や、保津峡(ほづきょう)の途中から左折して、トロッコ亀岡方面へ向かう林道や、神明峠から左へ下る林道など、荒れた路面が多いし、坂もキツいんで、選手でもなければ、純粋なロードバイクよりも、マウンテンバイクやシクロやグラベルロードのほうが安楽でオススメ!

マウンテンバイク、シクロクロス、グラベルロードでひとつとなれば、
前世紀から台数を売り続けて、価格のわりに性能が非常に高いマウンテンバイク、
とくにフロントフォークがロックできるタイプに、セミスリックタイヤを履(は)かせれば、街乗りも快適になって、これ1台で充分かも…

激戦区の価格帯やけど、日本を代表するマウンテンバイクといえば、アラヤのマディフォックス、一気に半額になった第2世代モデルは正直やばいっす・・・



アラヤの回し者ではありませぬが、スッキリしたホームページも、ぜひ!
http://araya-rinkai.jp/mfd.html
posted by なおいのおじさん at 00:04| 自転車
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