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2021年02月24日

1960年代、庶民的な機能と価格でバカ売れしたハーフサイズカメラ「オリンパスペン」…この影響は、のちの RICHO GRシリーズや、APS-Cサイズの一眼レフにも…

 どうしたんすか、

 アカン、ぜんぶ消えてもうた、

 ほぼ、すべて書き上げてから、丸ごと消えるのはショックですね、

 PENTAX リミテッドレンズの中でも、ひときわ異彩(いさい)を放つ、通称「リミズーム」について熱く語ってたんやけど・・・この1本のみズーム、かつアウトドアにも強い簡易防滴(WR)仕様・・・外観も写りも味わい深く、KPボディとの相性もバッチリな 20−40?oの2倍ズームレンズ・・・「隠れスターレンズ」とも呼ばれかねない万能高画質な簡易防滴(WR)5倍ズームがきっかけで、近年、ペンタックスユーザーとなった筆者は、対極とも言えるこの2倍ズームレンズに何を思うのか・・・

PENTAX KPにHD PENTAX-DA 20-40mm F2.8-4 ED Limited DC WRをつけて撮影、
クリックすると拡大表示されます。

IMGP0636 (1).jpg









 せっかく書いた長文が、消えて気の毒ですけど、書くほうも、ちょっと書いては、こまめに下書き保存しとくとか、それなりに対策しとかなあきませんよ、

 知ってたんやけど、熱くなり過ぎて、ついつい下書き保存、忘れてたんや、

 前回、今は亡きお父さんの話が出たことやし、その辺から始めたらどうすか、

 じゃあ、気を取り直して、再開や、

 で、ちょっと不思議なんすけど、それだけカメラにくわしいお父さんなら、息子も子供のころから、カメラに慣れ親しんで当然のような気がするんですけど、じっさいは、父親とはまったく無関係に、40才手前から、自転車とセットでカメラにハマり出すと、

 まあひとことで言うと、子供のころの父親は、仕事熱心なんはええけど、四六時中ピリついてて、カメラについても、あんまりええ思い出がないんや、

 といいますと、

 職場で使ったフィルムを使い切って現像に出すさいに、もったいないから残ったフィルムを使い切ろうと、いきなり家の前に兄弟で立たされて、ピリピリした空気の中で、ねちっこい撮影会が始まるとか、

 ふつう家族旅行とかで、写しますけど、

 完全な命令口調で、殺風景な玄関の前に立たされて、「動かんと、そのままじっとしとれ」、とか、ダメ出しも多く、ウンザリするほど長時間におよぶこともあり…

 それじゃあ、カメラは好きになれませんね、

 「はいチーズ」なんてやさしいコトバは、いっさいなく、ガチガチに緊張して、ふてくされた我が子の写真をとって何が楽しいのやら、

 ちなみに、家にはNikonの中級機であるニコマートの他に、子供が使えるカメラとかは、

 子供用には、当時大人気やった庶民の味方、ハーフサイズカメラのオリンパスペンがいちおう用意されてたけど、ちょっとヘマでもしようもんなら、烈火(れっか)のごとく怒りまくるんで、ほとんど使うこともなく、

 ちなみに、ハーフサイズカメラって、なんすか?

 タテヨコが24×36?oの一般的なフィルムの半分サイズ(タテヨコ 24×18ミリ)なんで、同じフィルムで倍の枚数が写せるという、庶民の味方カメラや、

 そうなると、横長とちがって、縦長の画面になるんすね、

 そう、しかも、庶民的な価格で、小型軽量を目指してるから、ピントも3種類くらいしか無かったんちゃうかなあ、

 といいますと、

 花と人物と山と、3種類のアイコンに合わせて、ピントを合わせるという・・・いや、記憶ちがいや、フィルムカメラの初代GR1のアイコンとごっちゃになってる、

 初代フィルムカメラのGR1にも固定焦点があったんすか、

 現行のGR3にもあるそうやけど、置きピン(固定焦点)モードで、2mと無限遠の2種類があって、これがけっこう使える機能で、ピントが合わせにくい空なんかも無限遠ですぐ写せるし、2mの場合は、絞り値ごとの被写界深度(ピントの合う距離)表を、カメラの底に貼り付けとけば、いちいちAFでピントを合わせなくても、絞りダイアルだけで、合焦(がっしょう=ピントの合う)範囲がつかめるし、F値を上げてくと2mから先が無限遠まで合焦することも分かるし、

 そういえば、昔のマニュアルレンズには、F値と距離の目盛りを見るだけで、おおよその合焦(がっしょう=ピントの合う)範囲がつかめるという、素晴らしい機能がありました、

話題の部分から再生されます


 伝統的なデザインをふまえたリミテッドレンズやけど、目盛りについていえば、デザイン的についてるだけで、おせじにも使える目盛りやないんで、その辺もくふうして、作り込んで欲しいなあ、

 ちなみに、ハーフカメラ時代のオリンパスペンについては、カメラのナニワさんのブログにくわしい解説がありますよ、

https://www.cameranonaniwa.co.jp/blogs/2220551067/

 なるほど、これはありがたい・・・固定焦点で、約4メートルにピントの山が来てたんか、

 そういえば、使い捨てカメラ「写ルンです」も、固定焦点すね、

 「写ルンです」といえば、自転車とワンセットでカメラにも目覚めた1996年、初めて自分で買ったカメラ・・・その次が、カメラのことも分からず、デザインだけに惹(ひ)かれて、フラフラ買(こ)うてもうたキヤノンの初代IXY(イクシ)、そのあと、父親からゆずってもらった、ミノルタの三倍ズームがついた普及型一眼レフと続くんやけど、

フィルムカメラも最後の時代になって登場して、すぐはかなくも消えてしまった、ハーフサイズカメラの再来ともいえるAPSカメラ(Advanced Photo System アドバンスト フォト システム の略)、その代表格が、キヤノンの初代 IXY(いくし)、ステンレスボディのニクいやつ・・・ドイツではIXYとちがってIXUSになってるなあ・・・ちなみに筆者が購入したIXYは、いちばん手前のタイプです。


 あまり盛り上がることも無く、短命に終わったAPSカメラですが、ここで使われたフィルムサイズが、のちのち普及型一眼レフに使われるAPS-Cのセンサーサイズに受け継がれていくんすね、

 一見すると、終わったように見えるいろんな技術も、姿形を変えて、今でも生き続けてるんやなあ、
posted by なおいのおじさん at 22:08| カメラ
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