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2021年12月14日

いちいち手動で巻上げせえへんと、次の1枚が撮(と)れんような、フィルムがフルサイズセンサーに代わっただけの完全復刻版、AF以前の不便さを楽しむ機械式マニュアルカメラが欲しい!

 ・・・じゃあ、フィルムカメラ時代、1回もフィルムを巻上げたこと無いんすか、

 昭和40年代、家にあったオリンパスペンとか、巻上げたこともあったけど、本格的にカメラに目覚めたんは、フィルムカメラ時代も終わりが近い1990年代後半なんで、そのころはもうピント合わせもフィルム巻上げも、カメラまかせのカメラが多く、

 そんなわけで、ピント合わせとフィルム巻き上げを、今でも自分の手でやりたいと・・・しかも、AF登場以前の名機を完全再現したようなフルサイズセンサーカメラで、

 レンズは、とうぜんマニュアルフォーカスで、ボディ本体も、フィルム部分だけフルサイズセンサーみたいな、

 クラシックカーに電気自動車のモーターを入れて走らすような、そんな感じですか、

 なわけで、RAWデータだけが記録されて、撮影結果はパソコン開くまで分からないような、徹底的にデジタル機能をそぎ落とした、不便さを楽しむようなカメラにしてほしい、

 ちなみに、当時のカメラがRICHO GR1とCONTAX RX・・・RXに付けてたレンズは、マニュアルフォーカスでしたが、フィルムは自動巻上げ・・・GR1 はオートフォーカスで、フィルムも自動巻き上げ・・・手動の部分は一眼レフのピント合わせだけすね、

 GR1は一目惚れなんで、そこは妥協するしか無かった・・・ただ、初号機からして、たいへん凝(こ)った作りで、ふつうなら1枚1枚順番に巻上げて行くんやけど、GR1 は、フィルムを入れると、まず最初に全部巻上げて、写すたびにパトローネ(フィルムケース)にフィルムを逆もどしする方式・・・これなら、誤って裏フタを開けても、撮影分のフィルムはパトローネにしまわれて、無事に保存されると、

 なるほど、

 あと、オートフォーカスとは別に、2mと無限遠にそれぞれピントが固定されるモードもあって、風景撮影とかする場合、これがとても使える、

 といいますと、

 無限遠にしとけば、AFでピントが合わせにくい空の撮影も安心やし、ピントを2mにして絞りをF16にすると、1メートルから無限遠までピントが合う、いわゆるパンフォーカス状態にもできたし、

 じゃあ、オートフォーカスのようでいて、じつはマニュアルフォーカスの便利機能もしっかり受け継いでいると、

 そう、風景撮影とか、たいていのんびりしてるんで、むしろオートフォーカスはサブ的にして、マニュアルフォーカスをメインでやりたい・・・レンズの外周に刻印された距離と絞りを確認しとけば、ピントの合う範囲が分かるんで、あとはAF以前の時代にもどって、フォーカスリングも自分の手でしっかり回せる存在感のあるモノに代(か)えて、 

 ちなみに、CONTAX RX 購入時に、最後まで争ったのが、PENTAX LX ってことですけど、なんで、モーター巻き上げの CONTAX RX にしたんすか、

 いちばん大きな理由は、フィルムの余白に、撮影の日・時・分が、自動で写し込まれる機能があったんで、

 もし、PENTAX LX にしとけば、気が済むまでフィルムを手動で巻上げたり巻き戻したり出来てたんすね、

 せやし、できれば PENTAX LX の完全復刻版が欲しい、

いま知ったのですが、PENTAX LX は、フィルムの巻き戻し音も、それは素晴らしいそうで…
(シャッター音のあと巻き戻し音が再生されます)


名機 LXをもっと近くで見たい場合はこちらから…


 しかし、フィルムも入ってないのに、巻上げ巻き戻しというのも、

 だもんで、これでボディ側の電気系統に充電するとか、

 売れますかねえ?

 iPhoneの画質がここまで来てるんや・・・それでも、あえて重く大きいカメラを持つ理由は、ただひとつ、それが美しいかどうか、それを手にする喜びがあるかどうか・・・フィルムカメラ時代からすでに痛感してたけど、AF(オートフォーカス)・ズーム(レンズ)・プラ(プラスチック)ボディが、三悪のように市場にはびこり、カメラやレンズそのものの品格や風格が、性能と反比例してどんどん損(そこ)なわれていくのがとても悲しかった、

 フィルムカメラの静かでかつ根強い人気を見てると、たしかに、このあたりに一定の需要はありそうですけど、果たして売れるかどうか、かなりな冒険やないすか、

 フィルムカメラを知らない世代が多くなってきたんで、教材的な価値もあると思うし、デジタルカメラも、性能的には飽和状態なんで、復刻版やるには、今が最適かと思えるけどなあ・・・とくにリコー・ペンタックスさんは、むかしながらのペンタプリズム式光学ファインダーを今後もつらぬく方向性やし、おもむきのあるリミテッドレンズをベースに、さらに持つ喜びを感じられるフルマニュアルレンズをラインナップにそろえるとかして、


というわけで、今回もペンタックスつながりでスライドショーを…ちなみに、今回使用した HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR は、筆者がPENTAXユーザーになる決め手となった高性能ズームレンズで、単焦点レンズ中心のいまも愛用しています。




愛媛県東温市の小さなキリスト教会が発信するニュース系ブログサイト
キリスト信者ではない筆者ですが、時事問題にこれほど鋭く明解に切り込んだサイトは他に無いので、いつしか愛読者のひとりに…

【創価企業・三菱電機】2020年度だけで330件のパワハラ相談 19年には自殺者も 超ブラック体質が露呈
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タグ: PENTAX LX
posted by なおいのおじさん at 09:17| カメラ
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