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posted by fanblog
2024年10月29日
淡水釣りでの天敵『ターンオーバー』って何だ?
淡水の釣りでは天敵と言える 『ターンオーバー』。
秋から冬にかけてよく耳にする言葉ですが、ターンオーバーとはいったい何なのでしょうか?
今回は、ターンオーバーについて解説します。
『ターンオーバー(鉛直混合)』って?
出典・ photoAC
ターンオーバーとは、 底層の水が巻きあがることで水質が急激に変化する現象のこと。
前日と比べ、急激に冷え込んだ際に発生することが多く、秋から冬にかけて起こりやすい現象です。
ターンオーバーが起きると、
・雨が降っていないのに濁っている
・小さなゴミがたくさん浮いている(粉っぽい)
・水面が撹拌されたときなどにできる泡がなかなか消えない
などの状況が発生します。
ターンオーバーが起こる仕組み
では、どのようにしてターンオーバーが発生するのか?
簡単に言えば、 表層の水温が、ボトムの水温よりも低くなるからです
例えば、図のような野池があったとします。
流入水などの影響が無い限り、基本的に水温は外気温に影響される形で変化します。
なので・・・
ある朝急激に気温がグッと下がると、それにともない池の表層の水温もぐんぐん下がってしまいます。
このとき、表層の水温がボトム付近の水温よりも下がってしまうと、表層の水はどんどんボトムへと沈んでいきます。
表層付近の水温が外気温に近くなり、下にある水の層に入り込みます。
すると、その勢いで流れが発生。
ボトム付近の水が巻き上げられ、上に昇っていきます。
下にあった水温5度の層は水温3度の水に押し上げられる形で表層に上がっていきます。
そのときに、沈殿していたゴミや細かい泥なども一緒に巻き上げられ、水中に広がっていきます。
このようにして、ターンオーバーが発生するというわけです。
上記イラストの水温などはあくまでイメージです。
イラストのように気温の上昇にともない表層の水温も上昇することもあれば、時には水中全体の温度が下がり続けることもあります。
ターンオーバーが起きていたらどうすれば良いのか?
出典・ photoAC
もし、ターンオーバーが起きていたら・・・
一番手っ取り早いのは、 ターンオーバーが起きていない場所で釣りをする。
これに限ります。
ターンオーバーは目で見て容易に判断することができます。
なので、ターンオーバーが起きていない場所を探し釣りをするのが一番でしょう。
まとめ
今回は淡水釣りの天敵になる『ターンオーバー』について紹介しました。
ざっくりまとめると
・ターンオーバーは、急激に冷やされた表層の水が沈むことで発生する。
・ターンオーバーの発生することで、底層のドロやゴミなどが巻き上げられ、水中で拡散。
・釣りをするなら、ターンオーバーしてない場所で釣りをする。
以上、ターンオーバーについてでした。
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細PEラインを使う時には「3.5ノット」が便利!
『3.5ノット』は、ショックリーダーなどのラインシステムを組むときに使われる結束方法です。
細いラインや直線強度の低いラインを使うライトゲームにオススメです。
『3.5ノット』とは?
3.5ノットは、メインラインとリーダーを結束する際に用いられる結束方法の1つ。
「サージェンスノット」を基本とした、 非常にシンプルな結び方です。
サージェンスノットについての記事は コチラ▼
【ライトゲームにおすすめ!『トリプルサージェンスノット』】
細めのPEラインやエステルラインを使い、魚とのファイトでドラグを積極的に使う ライトゲームやトラウトフィッシングなどにオススメ です。
電車結びよりも簡単にできるので、 ビギナーの方にもオススメのノットになります。
メリット・デメリット
メリットは、なんと言っても簡単に 素早く結束できること。
工程の多いノットだと慣れるまで失敗することも多かったりします。
しかし、3.5ノットは常夜灯の下やヘッドライトの明かりだけでも、失敗することなく十分に結束することができます。
デメリットは、 結び目が大きくなってしまうこと。
結び目が大きいことで、ガイド抜けが悪くなってしまい、最悪の場合ガイドの破損につながることも。
結束強度は約70%ほどとされています。
細いラインを使うライトゲームやトラウトフィッシングでは、摩擦系ノットだと結束時のダメージでメインラインが負荷に耐えられず切れてしまうことも。
3.5ノットは、摩擦抵抗があまり掛からない結束方法なので、ライン自体の強度を保つためには良いとされています。
『3.5ノット』の結び方
初心者の方でも簡単に結束することが可能な3.5ノット。
結び方の手順を、画像を交えながら詳しく紹介します。
手順?@
結束を開始する際は、必要なリーダーの長さ+α分をカットしましょう。
カットしたリーダーとメインラインを平行に合わせます。
結束がしやすい長さを確保します。
10〜15センチ程度あると結びやすいです。
手順?A
2本のラインを合わせてループを作ります。
メインラインの先端が短くなりすぎないように注意しましょう。
短くなってしまうと、結びにくくなります。
手順?B
輪を作ったら片結びの要領で、メインラインの先端とリーダー本線を2本合わせて、輪に3回通します。
通したラインがダマになってしまわないように注意しながら、焦らずゆっくり行いましょう。
手順?C
2本合わせて3回通したら、メインラインの先端だけを、もう一度ループに通します。
手順?D
一気に引っ張るのではなく、軽い力で結び目を確認しながらゆっくりと締め込んでいきます。
摩擦によるダメージを防ぐために、結び目となる部分を濡らしてから締め込みましょう。
手順?E
徐々に左右に引っ張り本締めを行い、余分なラインをカットして完成です。
魚が掛かったときにラインが滑る可能性があるので、1?o程度残してカットしましょう。
早くて簡単!
素早く簡単に結束できて、失敗も少ない『3.5ノット』。
初心者でもはじめやすい、アジングやメバリング、トラウトなどの釣りに活躍してくれます。
複雑なノットを細いラインでするのは難しいと諦めていた方も、3.5ノット試してみてはいかがでしょうか。
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